チャンカーはマリオン


 ●●●  ライブ@ジェリコ2連
ライブ@ジェリコ2連
週間天気予報ではそろそろ雪だるまのマークがチラホラ。
間もなく初雪が落ちてくる季節だ。
窓から見える山々の紅葉も盛りを迎えている。
今年は紅葉を見に行く余裕も無く慌ただしく過ごしている中、毬音のご贔屓だったジェリコでの2連夜のライブだった。
10月21日水曜は家の奥さん:ピアノ 島谷佳代:アルトサックス 大久保太郎:ウッドベース
10月22日木曜は小郷正彦:ギター 千葉麻子:ピアノ DAZZY:エレベ
21日はうちの奥さん久々のライブ。
やはりライブはやってないと勘が鈍るようで、奥さん四苦八苦していたのが音でわかる。なんとかサポートしたいが、こればかりは本人の音への探求心が必要であり、ライブ演奏への関心が薄いとどうしようもないのだった。
22日は小郷さんリーダーで同じ面子では2回目のライブ。
ベースはお馴染み我バンドEXPLOSIONのメンバーであり、小郷さんとは何度も一緒に演奏してるので気を張るような事もなくリラックスして演奏を楽しんだ。

先日借りたDVDで「バードマン」という映画が面白かった。
内容的もカメラワークも面白かったが、何より音楽に一番興味を注がれた。
全編を通して主にドラムの音だけの音楽?が使われている。
僕も2度ほどドラムソロでのライブをやったが、新たにドラムだけでも音楽として成り立つ事を実感させられ、実に勉強になった。
派手な演奏ではなく、とてもシンプルな音の中に息遣いや鼓動を感じるものだった。
メロディー楽器が感情を伝えるとしたら、打楽器は躍動を伝える楽器なのだなと。
ドラムの素晴らしさを再認識できた映画だった。
2015/10/23 (Fri) 5:57

 ●●●  毬音124回目の月命日
毬音124回目の月命日
2週間ほど前に帰省で九州へ行き、北海道では真夏並みの気温に冷房を必要としてたが、こちらでは一昨日辺りには奥さんがストーブを出してきて暖房を要する季節になった。
10月11日には僕の友人であり音仲間であり毬音共々お世話になった恩人である故-小倉氏が発起した小樽のイベントで毬音も楽しみにしていた[音座なまらいぶ]への参加も、毬音にも小倉氏にも申し訳気持ちを抱きつつもここ二年ほど参加もできず観賞にも行って無い。

そんな後ろめたい気持ちで過ごすのが僕の10月なのだが、10月は奥さんの両親の命日もあり、毎年阿寒へ行ってたが、今年は僕の父親の命日に合わせて帰省して散財したので阿寒行きは断念し、今年の10月はより後ろめたさを感じている。

今日は仕事の昼休み中に花やオムライスの材料やお供えを買い出しに行き、仕事後にそばめしベースでチーズ入りの卵を乗せたスタイルを作った。

この冬はスタッドレスタイヤを交換が必要なのと、僕の前歯の差し歯作り直しで更に散財を要するから厳しい。
2015/10/16 (Fri) 21:14

 ●●●  帰省
帰省
9月30日札幌>福岡>ジェットフォルムで壱岐へ渡る。生憎の雨。
泊まった宿はキレイで広く大浴場もあり食事は食べきれないほどの海産物で埋め尽くされた。 しかし期待していたウニと壱岐牛は含まれてなかったのが残念。
宿泊客は3組だけだったようで、宿泊中他の客と出くわす事がまったくなかった。こんな事は初めてだと思う。
博多港で買ったイチジクと巨峰。北海道では考えられない安価でしかも美味い!!
明けた10月1日 爆弾低気圧にやられて目の前の港がみるみる波を荒げてきた。
予約したレンタカーも時間を半分にしてもらい、唐津へのフェリーも欠航便が出たので2本早めてもらう。おかげで壱岐を周回できず博物館とウニセンターだけ立ち寄った。 生うに丼3500円也。 
毎年食べてる積丹のうに丼と比べてみたが、量も味も比べものにならないほど積丹のうに丼の勝ちだった。
早々に壱岐を出て唐津へ渡り宿泊。
明けた10月2日は打って変わって晴天。道すがら八百屋で黒いイチジクを購入。定期船で高島に渡り宝くじが当たるようにと宝当神社へ参拝。僕は4度目の参拝になる。 超高額を当てて身近な人を幸せにしてあげたいのだが・・・・
1時間も滞在できずに高島から唐津へ戻り、唐津神社参拝。これは奥さんの御朱印集めのためでもあった。
バスで福岡空港、更にバスで小倉へ行く。
宿でしばし休憩して、小倉駅のホームでラーメンを食べて実家へ。
送っていた荷物を引き取りタクシーでホテルへ戻る車中、低いところに浮かぶ大きな美しい月を発見。
翌10月3日 レンタカーを借り実家へ。
母親を乗せて父の墓参りへ行く。その後何処かへ母を連れて行くつもりでいろいろ考えたが、母の体力等を考えると遠出はできないと判断し皿倉山ケーブルへ行ってみる。しかし晴天で爽快な気温の行楽日和の土曜、駐車場が満杯で車を止められない。結局あきらめ実家へ籠る事にした。
夕方には実家から小倉の宿に戻り、昨夜の月を見ようと見晴らしが良さそうな門司港へ行く。
たまたま路上と高層マンションの展望室でジャズのライブをやっていたので観賞。毒づかせてもらうが、あれは人前で聴かせて良いものかと残念な演奏だった。
門司港で月は発見できず、すごすごと宿へ戻る。
10月4日朝から小倉城と八坂神社を見学し、実家へ寄る。
2〜3時間実家で過ごし小倉から新幹線で博多>福岡空港へ。
26度の気温の福岡から一気に16度の札幌へ戻る。
やっぱり僕の肌には北海道の気候が合うようだ。
2015/10/04 (Sun) 19:47

 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
池田伊陽(g) 石橋マヤ子(pf) 小田島DAZZY茂(b)の爆発バンド。
2人のお客さんを前に、精いっぱい演奏をした。
今回も面白かった。
自分がリーダーとしてやっているいくつかのバンドで、このバンドは割と継続的に活動しているユニットで、特に毬音が好む系統のアバンギャルドな音が出せて自己を解放もでき、「音楽」と言うより「音」としての実験的な演奏ができる自分にとっては重要なバンドなのだが・・・

どのバンドに於いても自分がリーダーを務めるライブにはいかんせんお客さんが入らない。
この精神的プレッシャーと闘いながら演奏を繰り返してきたが、そろそろ限界かもしれない。
取りあえず、この先自分のリーダーライブの予定は皆無である。
誘っていただけるライブもほんのわずか。
リーダーどころか演奏家としての場は消滅しつつあるのが現状なのだ。

需要のないものは供給の必要性も無いわけだ。

これからはジャムセッションに繰り出してお邪魔させてもらう事に精を出すかな。

あぁ 秋だなぁ。。。。
2015/09/17 (Thu) 23:55

 ●●●  毬音123回目の月命日
毬音123回目の月命日
朝晩に肌寒さを感じるような季節になった。
振り返ってみると、今年の夏は暑い期間が短かったが、深夜・早朝でも蒸し暑い日が続き結構大変だった気がするのだが、
今となっては短かった記憶しかなかったりする。

ライブの数も減った事で、ココに挙げる記事も少なくなった。
明日のライブが終わればしばらくライブも無いので、移り変わる季節等を書いて挙げれればいいのだが何分そんな余裕も無いのが現状。

今日は奥さんがお供えを買いに行ってくれたのだが、出来合いのオムライスも買ってきてくれた。
明日のライブの準備やなんやで確かに時間が無いから助かるのではあるが、最近月命日では手抜きが多くなってる事に反省。
しかしこの10年ちょっとの間、毬音への献香は毎日欠かさずに炊いている。
今日の線香は京都・東寺で買ってきた線香を炊いてみた。

雪が降る前に、墓参りに行けるといいのだが・・・・・
2015/09/16 (Wed) 18:14

 ●●●  南山・本間・吟弘トリオ@くう
南山・本間・吟弘トリオ@くう
南山雅樹・ピアノ 本間洋佑・ベース でのトリオ。
このトリオ編成では初演になる。
この夏は冷夏と思っていたが中半で高温多湿の日が続きウンザリさせられ、我が家のエアコンも稼働が多く電気代に怯える事態だったが、ここ数日どうにか平年並みの気温になり北海道らしさを感じる事ができるようになった。

この日のライブは南山さんが初取り合わせという事と、リハーサル無しではちょっと厳しい選曲ではあったが、一通り演奏は完走した。
流石に多くの演奏をこなすベテランだと感嘆。
これ限りかもしれない貴重なトリオではあったが、もったいない事にお客さんはうちの奥さん1人だけ(涙)
演奏する事は楽しくてたまらないのだが、この現実が毎度モチベーションを下げてくれるのだ。
演奏を終えて帰宅したら「もう2度とリーダーライブはやらない」と毎回思うのだった。
しかし他からの誘いもない現状では自分がリーダーとして発起する以外に演奏の場もないので、ついリーダーでのライブを入れてしまうのだが、演奏後には毎度同じ悔恨の念に襲われるのだ。

演奏すること自体が自己満足でしかないのだから、別にライブ活動をやめたところで誰も残念がられることも無いのだからやめてしまえばいいだけなのだが・・・・
実質ライブはほとんど予定が無いのだけれどね。
2015/08/24 (Mon) 23:47

 ●●●  毬音122回目の月命日
毬音122回目の月命日
今年の異様な蒸し暑さは少しは落ち着いてきたように思えるが、まだ就寝時にエアコン稼働させる夜は無くならない。
春先から多忙ではあるが、昇給も5年ほど音沙汰無し。
ライブの本数もわずかしかなく体調も芳しくない事で、生きる上での源が薄らいではいる。
それでも生き残った責任から毬音を供養しながら生き続けるのである。
とは言え、供養として演奏しているライブも月に1度あるか無いかでは供養も難しい状態ではある。

今日の久々のまるまる1日の休みは毬音のための買い物で費やす。
この先まるまる休めるのは9月6日の予定だが、稼ぎの悪い僕には体を張るしかないのだ。

今日はオムライスではなく、久々にカッパ巻を巻いてみた。
胡瓜だけではなく、ホタテ・サーモン・出汁巻・アボカド・カニカマ等も巻いてみた。
お香は京都で買ってきた白檀を炊いた。

9月末から10月頭の数日、里帰りの予定。
たまたま6月に安いチケットを見つけたのでまだまだ先の話と思いつつチケットを購入して帰省を決めた。
今はその帰省を楽しみに激務を遂行するのみ。
今回は壱岐に立ち寄ってみようと思っている。
2015/08/16 (Sun) 19:18

 ●●●  始めてのお店手稲・JIVEでライブ
始めてのお店手稲・JIVEでライブ
ベースの重松さんからのお誘いで、初めて手稲のjiveで演奏させていただいた。
メンバーはベースの重松忠男氏 重松さんの奥さんであるボーカル本居まみ氏、テナー須山恭一氏 トランペット江川美喜夫氏 キーボード鷲見健氏。
鷲見健氏とは久々に一緒に演奏できて楽しかった。

お店は手稲駅すぐ近くで便利が良いと言えば良いのだが、なかなか手稲に出向く事も少ない。
今では住所的には札幌市手稲区となってはいるが、札幌の町中とは文化が異なっていると肌で感じる。
琴似もそうだったが、まだ札幌の町中に近い分琴似には違和感は少ないが、手稲は札幌と言うより北海道の地方都市がそれぞれに持つ特質と同じく「手稲」の文化圏を持つ街だと感じた。
ススキノあたりのお店に行くよりぜんぜん近い手稲だが、どこか遠征で訪れた空気を味わってみた。

僕としては滅多にやる事のない(自分のスタイルからはかけ離れてる感のある)選曲に挑む。 これはまた勉強になるのだった。

2015/08/08 (Sat) 23:51

 ●●●  小郷カルテット@ジェリコ
小郷カルテット@ジェリコ
日中の最高気温が34度という北海道では異常な暑さになり、日が暮れても尚蒸し暑いこの夜、小郷正彦(guitar)千葉麻子(piano)小田島茂(bass)のメンバーでのライブ。
お店は毬音のご贔屓だったジェリコ。

演奏開始時にはゼロ人だったお客さんも演奏中にぼちぼち来店くださったので、なんとか気を取り直せた。
リーダーの小郷さんはハラハラしたことだろう。 リーダーは辛いものなのだ。
僕と小田島君はピアノの千葉さんとは初共演。
初めてやる曲もあり新鮮な気分で演奏に挑む。

自画自賛だが、今日は特に自分のシンバルレガートが心地好く鳴ってたと思う。自分で聴いてて気持ちが良かった。

不慣れな曲ではハプニングもあったが、それもジャズの醍醐味のひとつ。
やはり演奏は楽しい。

ドラムソロでは毬音も気に入ってくれたと思う。

今日は奥さんが仕事で来れなかったので、演奏後のビールは飲めずアイスコーヒーで我慢して安全運転で帰宅。

2015/08/05 (Wed) 23:50

 ●●●  ライブ@菩提樹
※今回写真無し

テレビの天気予報で「蝦夷梅雨」と言うほどの曇天続き。
おまけに北海道らしからぬ湿度に辟易とする日が続いている。
この日の演奏は「菩提樹」というお店。
メンバーは高橋えつ子(P) 矢木章(B)でのトリオに
飛び入りでサックスの菅原実さんが3曲参加。

菩提樹を初めて訪ねたのは、毬音が入院中容体が安定していた時、
ある雑誌でジャムセッションがあると記事にあったので入ったのが最初。
残念な事にその時はドラムセットの設置が無く聞くだけで帰ったのだが、
それ以来ドラムセットは無い店との認識から行く事は無かった。

2度目に伺ったのは去年、鈴木道子with吉田桂一トリオ+松本健二のライブを聴きに行った時。
吉田桂一トリオのベーシスト佐々木悌二氏とは僕が東京在住時に長い間一緒に演奏してた仲でもあったし、
吉田桂一氏とも面識はあった事で観賞に行ったのだった。

という事で、今回が3回目の来店である。

店内は冷房が効いてなくドラムのセッティングですでに汗だく状態。
気持ちが萎えかけるのを気合で乗り切ろうと頑張った。

演奏を終えて帰宅途中にコンビニに立ち寄るが、まるで雨に降られたかのような濡れ具合が自分で滑稽に感じられた。

自分がリーダーで演奏すると好きな曲ばかり選んでしまうが、他の人がリーダーの場合、
なかなか思いつかない曲や知らない曲を演奏する事で勉強になるものだと実感した夜だった。
2015/07/22 (Wed) 22:53

total : 151478


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