帰省先の北九州・小倉から冷凍された豚まん10個を背負って札幌に戻った昨日から1夜明け、荷物を持ち歩いたおかげか目覚めると体中のあちこちが痛い。これでドラムが叩けるか心配しながら、曲も何も決め事の無い完全即興のライブに挑む。
初の試みではあるが、以前やったドラムソロのライブよりは他の楽器がある分少し気が楽。他の音への集中力が欠かせないわけで、それを維持する気力も必須。
「今ここにある偶然性」と銘打った今回の面子はトランペット・効果的小道具:西村伸雄 ウッドベース:本間洋佑 6弦エレキベース:大久保太郎 場所はジャムジカ。
この日本間君が1年ほど前に購入したという400万円の楽器を持参。1音1音がクリアな事に驚いた。
ライブの形態が普通ではない分マニアックであるからお客さんの入りも気になるところ。しかし僕がずっとやりたかった事でもあり、わがままを実行。これは紛れも無く毬音の大喜びするものと確信があった。
結局4名ほどお客さんが入ってくれて、バンドメンバー数と同じ数ということで、僕の尺度では「勝ち」となった。
1セット1曲。曲と言うかひとつの流れで40〜45分演奏する。それを2セット。
即興ライブを聴くのは初めてのうちの奥さん。開演前まで聴いてて間が持つか不安がっていたが、終えてみると「面白くてあっと言う間だった」と洩らしていた。
とにかく楽しい1夜だった。
この機会を与えてくれたお店とメンバーに感謝。









