携帯電話を車に忘れたので、本日は写真の無い日記になる。
昼過ぎ、仕事関係で札幌駅北側のある場所で用を済ませ、霧雨の降る中すすきのまで歩いた。旧北海道庁の前を通りかかった時、写真を写している旅行者を見かけ旅として北海道を訪ねた頃の自分を思い出した。珊内暮らしを含め北海道生活18年になるが「あぁ僕は札幌で暮らしているんだなぁ・・・」と今更実感したのだった。
気温はさほど高くないが湿度が高かったため、すすきのまでの歩行でTシャツがびしょ濡れになるほど汗をかいた。演奏前にこの汗は厳しいので、すすきので待ち合わせた奥さんにTシャツを買ってきてもらう。
想にとって初のジェリコでのライブ。
古舘賢治:ギター 中島弘恵:ピアノ 本間洋祐:ベースにゲストボーカル高野雅絵を迎えての演奏。
ジェリコは毬音のお気に入りのお店であり、毬音の通夜にはマスターの渋谷さんが焼香に来てくれたほどに毬音とジェリコは馴染み深かったのである。
そしてジェリコで僕の曲「字 珊内」を演奏することは毬音へのより深い祈りが届くのではないかと思えた。
演奏を終えて、演奏内容・形態・アプローチ、想は良いバンドだなぁとつくづく感じた。
お客さん・メンバー、そしてジェリコに感謝の夜だった。








