チャンカーはマリオン


 ●●●  余市
余市
26日の日曜、毬音の実家で少し遅れた七回忌法要があった。
長い入院生活の義母さんに会うのは実に久しぶりで、以前に会ったのは生前のマリオンとお見舞いに行って以来だった。 お見舞いの時からすると食欲もありお元気そうで何よりだった。義父さんも三回忌の時と比べると随分元気な様子。それと毬音姉ご夫妻と姪っ子、叔母さんと会食の場では、まるで毬音がそこに居るかのように感じられた。
とてもありがたい七回忌だった。

ここしばらくライブも無いので、毬音へ音を届ける事も出来ないのが、寂しいのだが、練習は必須と心がける。

また余市の「テラス」で演奏できたら良いなぁ・・・
2011/06/28 (Tue) 19:46

 ●●●  生ウニ@積丹・美国
生ウニ@積丹・美国
18日土曜 積丹へ向けてドライブ。目的は墓参と生ウニ丼。
去年もウニを求めてこの時期積丹へ行き、その時同行した人が現在同居というウニが縁となった仲。

まずは余市に立ち寄り、毬音の墓参りに行く。カッパ巻きを買うつもりだったが、見つけられず花だけでお参りする。
お供えが何も無かった分、今回のウニ丼は豪勢にガンゼ(馬糞ウニ)とムラサキウニのハーフ丼を注文。これには毬音も満足してくれたと思う。
小高い場所から海を見下ろすロケーションがまた良かった。

その後、珊内まで行き、お世話になったユースホステルの母さんの墓参りをする。1年ぶりの珊内はほとんど変わり映えの無い景観。

神威岬でソフトクリームを食べ、積丹岬に立ち寄り帰宅。
走行距離200キロ少々、7時間半のドライブだった。

やはり生ウニは美味いなぁ。
2011/06/19 (Sun) 14:17

 ●●●  毬音逝ってまる6年
毬音逝ってまる6年
昨夜は音で七回忌を執り行った。毬音が一番喜んでくれる形だったと思う。昨夜の疲れから今日は外出する気力も無く、買い物には行けなかったが、家にある食材でオムライスはできた。内容はドライカレーに卵焼き、その上には、毬音も好物だったチキンハンバーグを乗せた。残念なことにチキンハンバーグは丸大だったので、ソースが少ない。。 やはりチキンハンバーグは「石井」が一番だと思うのだった。この点が毬音に納得してもらえないかもと心配ではある。
安価なチキンハンバーグは貧民の味方であり、珊内で暮らしていた時はありがたく二人で食べていたものだ。
しかし命日というのに、オムライス以外のお供えが無いのは寂しい。後で気力を振り絞ってコンビニでも行ってみようか。
2011/06/16 (Thu) 20:05

 ●●●  Pray with Play@くう
Pray with Play@くう
Pray with Play直訳で「演奏での祈り」と銘打ってのライブ。メンバーは田中朋子・ピアノ 古舘賢治・ギター 柳マサヤ・ベースといった名手に集まっていただいた。
しょっぱな、僕の曲「字珊内」で始め、毬音の好きだった曲「サニー」小樽の小倉さんの好きだった「Water Ways From Backward Again」、古澤良治郎氏の「北」と追悼の意を込めた曲と、後は各メンバーのオリジナル曲等で綴ってみた。どうも気持ちが入りすぎたのか力が入りすぎた演奏になり、終えて帰宅すると電池切れ状態だった。
相変わらずこじんまりとした集客ではあったが、来店くださって、祈りにお付き合いいただいた方々には深く感謝。
何かと自分の至らなさに嫌気がさす。
やはり僕はリーダーの器じゃないと実感。今後は自粛しよう。

この16日で毬音が逝ってまる6年。 しかもあの日と同じ木曜日に当たる。間際のあの時の記憶はまだまだ鮮明だが、時間の経過とは良くも悪くも人に変化をもたらす事を実感。
得るものに感謝し、失う(喪う)ものに敬意を持って、細々と生きていこうか。

2011/06/15 (Wed) 23:59

 ●●●  ライブ@琴似ラジオアンドレコーズ
ライブ@琴似ラジオアンドレコーズ
本日は、僕のリーダーバンド想でもベースを弾いてくれた北山雅之氏リーダーのバンドでのライブ。 ギターはこれまた想のメンバー古舘賢治氏。アルトサックスにまだ学生さんの若手・橋本琢実氏。
古舘氏も自分のリーダーバンドを持っているが、それぞれのリーダーバンドとなると、当然のことだが、選曲の趣が変わって面白い。

この店はビルの3階にあり、山の方向がガラス張り。夜だと分からないが、昼間は正面に西区の代表的な山「三角山」が見える。
僕が前々に住んでた部屋からも見えていた三角山に親近感と落ち着きを感じるお店なのだ。
ラジレコでのライブは3〜4年前、古舘さんのトリオで出演して以来。その時はちょうど僕の誕生日12月23日だった。 毬音ともどもお世話になった小樽のギタリスト小倉満義氏が奥様同伴で誕生日のプレゼントを持って聴きにきてくれた。その小倉氏も実に残念なことに、去年4月に急逝された。

そんないろいろな思いを抱いての演奏。自分の楽器がいつもより良い響きをしていた。おかげで演奏も楽しいものだった。

今月16日は毬音逝去からまる6年。 前日15日には「くう」での「PRAY with PLAY」と銘打ったライブを行う。毬音への追悼はもちろん、小倉氏や師匠だった古澤良治郎氏への追悼も含め祈りのライブにする予定である。
2011/06/11 (Sat) 23:53

 ●●●  EXPLOSIONα@くう
EXPLOSIONα@くう
我が家の窓から見える、手稲の峰続きの山々はわずかに雪を残して新緑に覆われる季節。 それにしても最近はスッキリと晴れる日が少ない。春霞ではなく、曇が多い。
22日は本来なら毬音42才になるべく生誕の日だたが、彼女は36才以上は年を取らないが、ケーキをお供えした。
ここしばらく、観客としてライブを見に行くことが多かった。どのライブも沢山のお客さんが来店していて素敵なライブだった。 さて5月最終日は久々の爆発バンドのライブ。今回のメンバーはいつもの池田伊陽(g) 小田島 茂(eb)にピアノが石橋マヤ子さんに参加してもらった。 人様のライブと打って変わって、爆発バンドの前々回のライブはお客さんがゼロだった。前回は5名。今回は4名。言い訳させてもらえば、爆発バンドはマニアックなので万人受けは難しいとは思うが、それにしても淋しい。。。 だが、演奏内容は濃く、ある種の演奏者にはたまらなく楽しめるのだ。 初参加のマヤ子さんにも楽しんでもらえたようだ。
実はこの日の昼、僕は左腹部から背中に抜けて激しい鈍痛に見舞われた。お店でセッティング中、呼吸が苦しくなるほどの痛みで一時的に動けなかったほどだったが、演奏は十分に楽しめた。
来ていただいたお客さんには心から感謝いたします。
2011/05/31 (Tue) 23:54

 ●●●  71回目の月命日
71回目の月命日
すっかり出歩く事も減り、家で猫達と戯れたりDVD等の映画に没頭してしまいここの更新もご無沙汰になってしまった。 なによりライブをほとんどやって無い事もあるのだが・・・

今年の札幌と言うか北海道はなかなか春の陽気に至らず、晴天も少ない。桜も、そろそろかなと様子を見ていたら、何気にもう終盤のようである。 ガソリン高騰もあり珊内は遠くなった。 
今日のオムライスはドライカレーベースにチーズオムレツを乗せる予定。同居の彼女が毬音のためにシュークリーム等のお菓子を買ってくれた。

来週22日の毬音誕生日か、来月には毬音の墓参りを兼ねて珊内に連れて行ってあげれればなぁ。

毬音の横に添えられた写真には 小樽の小倉氏、古澤氏とサイレンが鎮座している。
2011/05/16 (Mon) 15:15

 ●●●  1年の長さ
1年の長さ
昨日4月26日は小樽のギタリストでお世話になった小倉氏が急逝してまる1年。 
1年の長さは、人に因って感じ方が違う。 大切な人を喪った人にとってはとてつもなく長い1年。
東北の震災から1カ月以上経つが、世間ではもう1カ月。しかし犠牲を受けた方たちにとってはなんとか過ごせた1か月。 これから被災者と世間の時間感覚の隔たりがますます広がる。

昨夜は僕と毬音の出会いのきっかけになったお店・フリーランスでの月に一度のジャムセッションの日でもあり、そのジャムセッションの開催のきっかけを作ったのは小倉氏。そんな色々な思いもあり久しぶりにフリーランスに出かけた。 小樽商大のジャズ研と社会人が入り乱れての音合戦。しかし学生の中には小倉氏と面識の無い人も多くなっているのは寂しい。
僕が初めてフリーランスのジャムセッションに参加したのは10年以上前になると思うが、当時の商大生は規律を持ちながらも人との関係性を築く技と言うか、つながりを大切にしていたと感じていた。しかし去年あたりに参加した時、学生のマナーの悪さに閉口してしまった。あれでは音での連携も取れるはずもないと嘆いてみても、単なるおっさんのボヤキでしかないのだろうか。 それは今回もヒシヒシと感じて帰って来たのだった。
世代の違いで済んでしまう事とも思えないのだが。

それにしても昨日の小樽の静けさは異常だった。
フリーランスのマスターに聞くと「震災以来こんな感じなんだよ」とつぶやいていた。 平日でも運河周辺には人がたかっているのが当たり前な小樽だが、人っ子一人見かけない。 夜の8時あたりで、まるで深夜のような静けさだった。
フリーランスのジャムセッションでの若人のマナーもそうだが、現状の小樽を小倉氏や毬音は寂しく眺めているのかも・・・
2011/04/27 (Wed) 17:47

 ●●●  70回目の月命日
70回目の月命日
毬音共々とてもお世話になった小樽の友人が急逝してそろそろ1年になる。
今年の1月にはドラムの師匠である古澤さんも急逝された。
今では毬音の写真の横にはその友人と古澤さんの写真が並んでいる。

先月は仕事絡みでの東京の知人が若くして亡くなった。

何よりも先月の東日本大震災と津波の被災・犠牲者、未だに行方不明の方々の多さに驚愕せずにはいられない。

最近ライブもめっきり無く、祈りの場も無くなり、ここでの更新も減ってしまった。
転居して2ヶ月。今は同居の彼女と彼女の猫たちと慎ましやかに暮らしている。それを毬音は安堵の思いで居てくれているだろう。特に猫の居る生活は毬音も楽しんでくれているはず。

今では毬音に手を合わせる際には、複数の知人と災害被害者の方々へ手向ける。僕にできるのはこのくらいの事。

現状を毬音はどう見ているのだろう。。。。。
2011/04/17 (Sun) 1:51

 ●●●  ライブ・4月馬鹿の陣@くう
ライブ・4月馬鹿の陣@くう
4月1日に「4月馬鹿の陣」と銘打ってのライブ。
最高気温も10度を超え、ぽかぽか陽気の日中だったが、演奏が終わる頃は雨模様だった。メンバーは田中雄大(sax) 石川良太(p)北山雅之(b)。 この全員では初顔合わせだった。 難曲ばかりの僕の選曲につきあってもらったわけだが、たった1度の2時間程度のリハーサルにしてはまずまずだったと思われる。
来客数もメンバーのおかげで、今までのレギュラーバンドでの定期的なライブと比べても多い来客数だったことは、ありがたかったが、逆に自分の不甲斐無さに情けない気持ちになってしまった。

めっきりライブスケジュールも空っぽ状態で、この先いつ毬音に音を届けられるのか分からないので、今回のステージではドラムソロも少し多めに取らせてもらった。

4月1日の陽気とうって変わり、2日は朝から雪。
現在外は吹雪景色。
冬の好きな僕でも、4月の冬景色は未練がましさを感じる。
ある意味、僕の音楽に対するスタンスもそうなのかもしれない。
2011/04/03 (Sun) 0:09

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