チャンカーはマリオン


 ●●●  小樽・音座なまらいぶⅫ
小樽・音座なまらいぶⅫ
マリオンも楽しみにしていた小樽の音楽イベント音座なまらいぶも今年で12回目。イベントの主宰であり、ギタリストであり僕とマリオンの恩人でもある小倉義満氏が4月に急逝し、開催も危ぶまれたが、小倉氏の意志を継ごうと関係各位の苦労の末の開催だった。
僕の演奏は、マリオンとの出会いのきっかけになったお店フリーランスでの最終枠に入れていただいた。この時間枠はいつもは小倉さんの枠である。
ありがたい事に、毬音父も聴きにかけつけてくれた。

演奏を終えた後、特別に小倉さん追悼セッションを設けた。その中で1曲演奏させてもらった。小倉さんとよくやった曲を演奏した。
僕には小倉さんは聴く側より演奏する側を要望してるだろうと思い、追悼セッションでは、誰もソロを入れず、リズム陣だけが淡々と音を奏で、小倉さんにソロを取ってもらうためのバースを入れた。存分に弾きまくってもらえただろうか?
みんなそれぞれに小倉さんへの想いを手向けて演奏していた。
やはり演奏(play)は祈り(pray)なのだとあらためて認識した夜だった。
2010/10/10 (Sun) 23:59

 ●●●  「朋(ほう)」@くう
「朋(ほう)」@くう
田中朋子(pf) 奥野義典(as) 山縣真梨子(tb)大西慎吾(b) というユニットに参加させていただいた。田中朋子さんとは2度目、奥野義典さんとは2〜3度目、山縣さんと大西さんは初めてお会いした。
前もったリハーサルもなく、当日選曲。 田中さんの配慮で僕のユニット「想」での持ち曲「竹田の子守唄」も選曲に入れてもらう。
さすがにベテラン勢との演奏となると、モチベーションも上がり音を楽しめるのだった。 特に久々の奥野さんとの演奏だったが、実に爽快な音に感激した。 これは毬音も大喜びのライブだったに違いない。
ちょっと風邪気味だったからか、自分の音がバランスの取れてないトーンで聞こえて少々気持ち悪かったのだった。
2010/10/08 (Fri) 23:59

 ●●●  ライブ@ジェリコ
※写真取り損ねたので写真無し!
マリオンのお気に入りだったお店ジェリコでのライブ。ここでのライブは僕より馴染みの深い毬音の方が嬉しいと思われる。
この日のライブは、初回活動からそろそろ1年になろうとしている奥山文子氏のピアノトリオにギターの小郷正彦氏を加えたカルテット。 いつもはピアニスト仲間で沢山集まるのであるが、この日は珍しく3名のお客さんだけであった。日が悪かったのだろうか・・・?
取り合えず僕にとっての3連荘ライブ最終日、少し高級な栄養ドリンクを飲んで頑張って乗り切った。
しかし正直なところ、この3連荘の演奏の中で、自分の音に消化不良な部分を感じている。 出す音と言うより、他の音への自分の反応とでも言うか、反射・連鎖が微妙に鈍く感じられるのだった。 年齢からの体力的・肉体的な問題なのだろうか? そうであるならば、演奏スタイルを工夫する必要があるのかも・・・・

いろいろな問題に気付いた3日間でもあったのだった。
2010/09/29 (Wed) 23:59

 ●●●  ライブ@Bフラット
ライブ@Bフラット
ライブ3連チャン中2日目
関西出身のピアノ石川良太、東京出身のアルトサックス田中雄大、東京出身ベース矢木章でのライブ。
今日も初顔合わせ。
しかし北海道出身者が誰も居ないのは珍しい。
リハーサルの時間もなく、ぶっつけ本番だった。
営業演奏ならリハーサル無しの初顔合わせは間々ある話しだが、リハーサル無しでやるには厳しい選曲だったが、ピアノとアルトサックスは若いながらなかなかの強者だった事もありなんとか乗り切った。

さて、明日のライブに備えて寝るとしよう。
2010/09/29 (Wed) 0:47

 ●●●  ライブ@くう
ライブ@くう
本日のメンバーは以前まで近所のお店「ロンド」にて演奏していたギター古舘賢治ベース北山雅之に加えピアノ高柳真衣子、テナーサックス小野ケンゴを加えた初の組み合わせ。それぞれには顔なじみではある。
高柳真衣子氏は僕の持ちバンドのひとつ「EXPLOSION」でのメンバーでもあるので、慣れ知ったものであったが、小野ケンゴ氏との共演は7〜8年前になるだろうか、毎年10月に小樽で行われているイベント・音座なまらいぶ以来。その時は音座なまらいぶの発起人であり、僕にとっては音楽活動をする上で恩人であったギターの小倉義満氏のリーダーバンドでの共演だった。しかも演奏した曲は、ジャズではなくプログレッシブロックの難曲、キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」だった!! 確かその演奏はマリオンも聴いていたはずだ。 そして小倉義満氏も今年4月急逝して今は毬音と一緒に空の高いところに居る。

今回はジャズを演奏。しかも選曲が難曲揃い。
僕の演奏スタンスは、完成されたものを披露するより、その時のメンバーがその時の状況でその時の音をぶつけ合う瞬間を聴いてもらいたいところから、今夜は楽しいものになった。 久々に叩きまくった感じもある(笑)
毬音も喜んでもらえたと実感。

さて、今夜はB♭で、またもや初顔合わせのライブである。
今日はどんな音が出せるのだろう。。。。
2010/09/27 (Mon) 23:59

 ●●●  63回目の月命日
63回目の月命日
猛暑の北九州から帰ってきて、「あ〜やっぱり北海道は涼しいなぁ」と思ったのは束の間、昼間は連日25度を超える残暑の札幌に「暑い!」を連発するのだった。  やはりその土地その土地で体感は違うのだね。
帰省中はライブも無くまったりと過ごしたが、それは即ち毬音への祈りの時間が持てなかったという事。 帰省中に里帰りで毎回立ち寄る西小倉のお店でセッションには参加したものの、絶対的に演奏時間が少ない
腰痛と左手腱鞘炎養生のための休養期間と思うことにしている。
が、しかし 来週から週3日はライブかリハーサルかでスティックを握る必要がある期間が4〜5週間続く。 毬音がゲップが出るほど祈りを届けられるかもしれないが、僕の腰と手首が持つかが心配。
今一番気になる自分の不調は、湿疹! 今日は夕方に急ぎ皮膚科に行くが、2時間半待たされる。 
病院から戻り、そそくさとオムライスを作った。デザートにはカットフルーツを買ってきた。毬音の好物のメロンと葡萄が入ったものと、梨と思って買ってきたが、食べてみるとリンゴだった><
やはりイチジクはこちらでは見かけないのだった・・・・
2010/09/16 (Thu) 22:17

 ●●●  帰省まとめ
帰省まとめ
連日35度の今回の帰省は、久々に猛暑を体験した。 夜中でも窓を開けると熱風が入る。絶望的な気分になる。 しかしその地で暮している人もいるのだと感心してしまった。
今回の帰省で食べたもの。

大宰府の梅が枝餅:友人から「商売っ気の無い婆さんの店が美味い」と聞いていたので探し、心当たった店で10個入りを購入。 しかしこれは失敗で、10日間の滞在期間で食いきれず2個を無駄に捨てる羽目になった。
愛想のない婆さんにだまされた気分だ。 でもついでに買った不思議な飲料水「ニッキ水」  これはインパクトがあった!

小倉の揚子江の豚まん:これはやはり美味い! しかし連日の猛暑で多くは消費できず。(揚子江の最期の江を取ると、毬音の本名になるのよね)

とんこつラーメン:これも猛暑のおかげで、多くは消費できなかったが、4杯くらい食べたかな? ハズレも無くそこそこに味わえた。

新たな発見:北海道ではほぼ見かけない代物で、アイスクリーム売り場にある、ビニール袋に入った「かき氷」 これはすごーーーーーーく美味かった!! いくつかのコンビニを回ってみると、数種類あるようだが、僕が気にいったのは 竹下のかき氷。 ほぼ連日、多い時は日に2〜3袋消費。 隠し味としてコーラを染み込ませて食べると、これまた美味かった。

季節的に・・イチジク:これは僕の好物でありながら、北海道ではとても入手困難な果物。 朝市場に並んだイチジクが夕方には売り切れている。さすがに旬なだけある。 僕も負けじと消費に加担する。
10日間の滞在中、合計60個ほど消費したと思う。 毎日、朝・晩と食していた。ただし、まだ出始めだからか、異常気象のせいか、心底美味いと思えた逸品は少なかった。
これほどイチジクを消費しても全然腹具合に影響がないところで、特殊なイチジク体質な自分を自負したのだが・・・帰りの日当日、腹痛が。。。
帰りの飛行機に搭乗する北九州空港へ入った目の前に、朝取りのイチジクが売られていた!! 最後のイチジク。。。と思いながらも腹痛で今食える状態じゃないと遠巻きにしてたら、買うのを忘れてしまった><

帰宅した家では、小倉駅で買った「チロリアン」(これは子供のころからの大好物)を頬張っている。特にコーヒークリームは絶品!

お土産はいつもの「ハイチュー・デコポン味」

同化している毬音もいろんなものを味わってくれただろう。。。
2010/09/14 (Tue) 20:06

 ●●●  北九州帰省
北九州帰省
いつもは11月に帰省しているのだが、今回は母の手術・入院によりこの時期になった。 そもそも暑さが苦手なことで北海道暮らしをしている僕が、残暑も猛暑の最中の帰省。もうグダグダである。 ただ唯一好物のイチジクの季節だというのが救いになっている。2日に福岡に到着してからというもの連日欠かさずにイチジクを最低5個は食している。ココ2日は朝に5個夜に5個とイチジク三昧。それでも腹を下すことはな。
到着した翌日は観光バスに乗り大宰府へ行き、友人から聞き知った「商売気の無いばあさんの店の梅が枝餅が美味い」の情報だけで探り当てた店で好物の梅が枝餅を買うも、失敗!! なかなか消費が進まず冷蔵庫に入ったままだ。
昨日はかつて毬音と登城した小倉城に登る。懐かしさにしばし感傷がよぎる。その後母の病院を訪ねると、思いの外元気そうな様子。僕が帰省中に退院できるように手配するらしい。 それを見て少々安心する。
その安心感で気持ちに余裕が出たので別府へ行って見ようと思い立つ。
別府は20年ほど前に大分に居た友人に合いに行った以来で、その前は小学生の修学旅行以来だった。
別府地獄めぐりツアーのバスに乗る。 小学校の修学旅行の記憶で、海地獄だったか、釜戸地獄だったかに「鬼」のミイラと「河童」の手のミイラと「人魚」のミイラがあった記憶があったのだが、ツアーガイドさんに尋ねても「知らない」との返答。まさかの妄想?とするにはリアルな記憶があるので、絶対に間違いないと確信するも確証できず。
途中声をかけてきた老齢のタクシー運転手に「鬼のミイラ」の話をしてみる。すると彼は遠い目をしながら「あ〜あ〜 あったなぁ 鬼のミイラ。30年も40年も前の話やけどねー」と! 僕は間違いなく鬼のミイラを見ていたのだった! あー スッキリ!
自分の記憶に安堵して名物「だんご汁」「やせうま」を食べて日帰り別府・地獄めぐりから小倉のウィークリーマンションへ戻った。
2010/09/06 (Mon) 8:19

 ●●●  62回目の月命日
62回目の月命日
今月は12日のライブが終われば来月末まで何も無しという悲惨な状況だが、この腰痛と左手の腱鞘炎を考えると休養するには都合のいい「間」とも思える。 しかし僕にそんなに長い間ドラムを叩けない期間を待てるわけもなく、土曜日にセッションに出かけた。
演奏中に携帯電話に留守電が入っていたので確認する。 九州で一人暮らしをしている母の元気のない声が残っていた。どうやら入院してるらしい。詳細は叔母・叔父に電話して聞くようにとの伝言で急いで電話する。
母は夜中に転んでしまい、肩を脱臼したのだった。 10数年前に1度脱臼をしているのだが、その時の手当てがずさんだったために今回の脱臼は緊急手術を要したとか・・ 術後は3週間は腕を固定していなければならす、一人暮らしの母はギブスが取れるまで入院する羽目になったそうだ。ギブスが取れても、再発の可能性が高く、右腕を労わりながら生活しなければならないらしい。 叔母は言う「命にかかわる事ではないので、そんなに心配しなくていいからね」と。 だからと言って叔母・叔父に任せっぱなしとは行かないだろうと思うも、僕の経済状態ではすぐに駆けつけるだけの余裕はまったくない。しかし様子を見に行かないわけにもいかない。 とりあえずなんとか金策をして格安チケットが出る9月になって行く事を決心。 たぶんその頃には退院しているだろうが、留守電に残っていた母の声は一気に老け、不安を隠せない響きをしていた。せめて僕が行く事で少しでも活気を取り戻せてもらえるのではと自分に弁解してみる。 そんなごたごたした毬音の月命日になった。
今回はオムライスは中華風。 昨日買ってきた出来合いのチャーハンにカニ玉を乗せあんかけをかけてみた。季節的に梨と栗(甘栗ではあるが・・)を供えた。カッパ巻きも出来合いだ。  いつも花を買っている花屋さん。お店のおばさんや店員さんとは馴染みになっていて、前回は赤飯を頂いた。今日は高知の馬路村の「はちみつ・ゆず」なる飲み物を頂いたので毬音に供える。なにやら先日友人の結婚式で招待されて高知まで行ってきたそうだ。
花も僕が買った花に1輪別の花を付け足してくれていた。毬音の月命日を覚えていてくれたのだろうか・・・
昨日やっと平年並みの北海道の気温に戻ったのに、今日の蒸し暑さはどうした事だ!  お盆は過ぎたが毬音の墓参りに行かねば。。
2010/08/16 (Mon) 19:25

 ●●●  13日の金曜
13日の金曜
一昨日の天気予報では、昨日・今日の天気は台風4号の影響で大雨だった。
そんな予報の昨日、4か月ぶりに「想」のメンバーがそろってのライブ@くうだった。
先月の爆発バンドでお客さんがゼロだった事がトラウマになり、天気予報が不安を増幅していたのだが、天気は予報を裏切り晴れ間のある天候になった。しかしお客さんゼロのトラウマは拭いきれなかった。

開演時間に近づくとボチボチと来客があり、なんだかんだでバンドメンバー数の倍は入ってもらえた。 継続は力なり。とは言うが、ようやく実を結び始めたのか、はたまた偶然なのか、とにかく聴衆が居る事は演奏者にはありがたいのだ。
実のところ、僕の腰痛再発と左手首から親指の腱鞘炎でベストな演奏はできそうに無い状態だったが、演奏が始まると気にしていられない。

久々のメンバーが揃った「想」の演奏は楽しい。 演奏を重ねてきた中で生まれる信頼感が演奏内容に余裕を持たせ、本来の目的「美しい音」を出しながら即興性も高くなった。 どんどん面白くなる「想サウンド」
毬音も満足行く内容だと確信できるのだ。

しかし、想のメンバーが多忙なので、今後「想」のライブは回数が減る気配。 回数が減っても「想サウンド」は絶やしたくないものだ。

そんな希望を細々と抱く、予報に反して台風の影響を回避した13日の金曜であった。

ちなみに僕は仏教徒でもないけれど、曼荼羅は大好きなのでありました。
2010/08/13 (Fri) 12:12

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