マリオンも楽しみにしていた小樽の音楽イベント音座なまらいぶも今年で12回目。イベントの主宰であり、ギタリストであり僕とマリオンの恩人でもある小倉義満氏が4月に急逝し、開催も危ぶまれたが、小倉氏の意志を継ごうと関係各位の苦労の末の開催だった。
僕の演奏は、マリオンとの出会いのきっかけになったお店フリーランスでの最終枠に入れていただいた。この時間枠はいつもは小倉さんの枠である。
ありがたい事に、毬音父も聴きにかけつけてくれた。
演奏を終えた後、特別に小倉さん追悼セッションを設けた。その中で1曲演奏させてもらった。小倉さんとよくやった曲を演奏した。
僕には小倉さんは聴く側より演奏する側を要望してるだろうと思い、追悼セッションでは、誰もソロを入れず、リズム陣だけが淡々と音を奏で、小倉さんにソロを取ってもらうためのバースを入れた。存分に弾きまくってもらえただろうか?
みんなそれぞれに小倉さんへの想いを手向けて演奏していた。
やはり演奏(play)は祈り(pray)なのだとあらためて認識した夜だった。