チャンカーはマリオン


 ●●●  古舘賢治トリオ@ジェリコ
古舘賢治トリオ@ジェリコ
7月29日は、僕のリーダーユニット「想」にも参加してもらっているギター古舘賢治氏のリーダによるギタートリオ、2度目のライブ。ベースは前回と同じく釜鈴徹氏。 お店は毬音が大好きだったジェリコ。
前日の激しい雷雨から鬱陶しさを引きずる生憎の天気ではあったが、古舘氏のギターのファンと、旅の途中たまたま気を止めて立ち寄ってくれたお客さんが入ってくれた。
今振り返ってみると、静岡からの旅の途中という夫婦のお客さんを除けば、100%男性客という男色ライブになるところだった。。
古舘氏のリーダーライブでは100%女性客というライブもあるよーだが、僕が加わるとこうなってしまうのだろうか(笑)

ここしばらく左手首に鈍痛を感じていて、無意識にそれをかばっているのか、自分の演奏の動きに少々不満を感じている。 
蝦夷梅雨と呼ばれる、北海道らしからぬジメジメした高温状態が続いているせいかもしれない。
最近家の近所に整形外科が数件新規開設したので、時間があったら行ってみようかな。

8月からはライブ本数がガタ減りなので、ここでの記事挙げも減る気配・・・
2010/07/30 (Fri) 7:14

 ●●●  大野智子スペシャルトリオ2Days
大野智子スペシャルトリオ2Days
7月23日は札幌くう、24日は函館リーフと去年と同じメンバーで同じ店を回ったライブ。
去年と違ったのは、今回は函館まで大野智子とその息子ウリ君を乗せて札幌から函館まで車で走った事か。

くうでは去年・一昨年と来てくれた大野智子ファンの方々が来てくれて盛り上がった。
函館リーフでは、開演時は寂しい入りだったが途中数人来店いただき、なんとかモチベーションを維持できた。

今回は大野智子の難易度の高いオリジナル曲が中心で、僕は迷惑かけっぱなし。
大野智子に緊急事態勃発で、早々に本人は宿に引き上げたが、リーフの打ち上げは大笑いと濃い話しで、宿に戻ったのは深夜2時。

しかし自分の演奏を振り返り、動きと機転が鈍っていると感じた。 もう年なのかなぁ…
と函館の宿で落ち込んでみる。

大野親子とは、25日は函館観光を予定してたが、急遽、深夜3時22分の青森行きに乗り、4回ほど乗り継ぎ、岐阜へ向かう事態になり、函館駅で見送り、今年のイベントは終わった。

明日はひとりでマリオンと歩いた道を辿ってみるかなぁ
2010/07/25 (Sun) 3:53

 ●●●  ライブ@ジェリコ
ライブ@ジェリコ
7月20日と言えば、僕とマリオン父の車に荷物満載でやって来て、彼女が余市の実家から珊内の我が家に移って来て珊内住人になった日。
あれから9年経った昨日は、マリオンが大好きだったお店ジェリコでライブ。

メンバーは初顔合わせの札幌でのトップクラスのピアニスト田中朋子さんをリーダーに何度か一緒させてもらっている矢木彰さんベースでのトリオ。

先週のエクスプロージョンのライブが来客ゼロだったが、昨日は10人以上の来客があった事もあり楽しめた。 その楽しさは僕と一緒にジェリコを訪れたマリオンの楽しい記憶も作用してると思える。
演奏を楽しみ、少しばかりビールをあおった良い1日だった。
2010/07/21 (Wed) 16:17

 ●●●  61回目の月命日
61回目の月命日
夜に近所にあるお店にライブを聴きに行く予定だった。 その店でオムライスを注文して毬音と食おうと思っていたので、今日は朝からカッパ巻きを作った。 札幌にしては気温が高い26℃、しかも湿度が高めでお供えしてる間にキュウリが痛むのを心配しながらも、夕方に食してみても大丈夫だった。 お供えとしていただいたサクランボと、今シーズンであり毬音の好きなメロンを今月もお供えした。 一見先月の5年目の命日より豪華なお供えになった。

ライブに行く前にお店のホームページからメニューを見てみた。 あれれ?オムライスが無い。 僕の記憶違いだったか、オムライスを置いてある店は他店だったと気づく。 そこで、大急ぎでオムライスも作る。とは言っても手抜きで、冷凍ピラフに手を加えたものに卵をかぶせる。

3月まで毎月演奏していたお店とは目と鼻の先の今日のお店。
ここで演奏したのは、もう2年前くらいになるだろうか。 今は想のメンバーになってくれているギターの古舘氏とのトリオ演奏で、お客さんの中にはわざわざ小樽から、この4月に急逝した小倉氏が奥さんと来てくれた。 しかもその日はちょうど僕の誕生日だった事で、小倉夫妻から誕生日のプレゼントまで頂いた。 しかし僕はその日38度越えの発熱状態だった事を覚えている。
マリオンと共にお世話になった小倉氏。毬音を失ってからも心配していただいた小倉氏。その小倉氏が逝って間もなく3カ月が経とうとしている。

それにしても、先週の僕のバンドのライブではお客さんがゼロだったが、今日のライブはかなりのお客さんが入っていた。
やはり僕にはバンドリーダーの資質はないよーだ。
来週はライブで少々忙しいが、来週ある3本のライブは全て僕がリーダーではないので、ちょっと安心。 来週末は1年ぶりの函館での演奏だ!
2010/07/16 (Fri) 23:56

 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
爆発バンド、g池田伊陽、p高柳真衣子、b小田島 茂。このバンドのメンバーが揃ってのライブは久々だ。

昨日は一日中雨降りだったが、幸い今日は晴天と好条件ではあったが、僕には一抹の不安があった。
前回「想」のライブで沢山の来客があった事の反動が怖かったのだが、その予想は的中!

久しぶりの爆発バンドライブは来客ゼロの不発で終わったOrz
お客さんゼロの経験は無いわけじゃないが、やはりガックリくる。

久々にフルメンバー揃ったのだからと、9時過ぎから一時間ほど演奏した。
オーディエンスは毬音だけ!

お客さんゼロのライブ後は、嫌な疲労感が残る。

ハァ〜(-o-;)
2010/07/14 (Wed) 1:01

 ●●●  コーヒーゼリー
コーヒーゼリー
珊内在住時、3個100円物の安いコーヒーゼリーを買ってはマリオンと一緒に食べていた。 僕があっという間に平らげるのを「どーしてそんなに早く食べれるの?」とマリオンが聞いてきて、「コーヒーゼリーは飲むものだ!」と僕が答えるのが慣例になっていた。

札幌に移って、僕は自分でコーヒーゼリーを作るようになった。ブランデーやラム酒を入れて作るのだが、自作のコーヒーゼリーは車の運転前には食べられない。何故なら、アルコール分が極めて濃く、お酒に弱い人だと酔っぱらってしまう程。しかし味には自信あり!!
毬音が生きていたら、まぎれも無く大好物になったであろう自作コーヒーゼリーなのだ。

今月はありがたい事に、来週1本、再来週3本(そのうち1本は函館遠征)、次の週は1本とライブがある。 毬音もご満悦な月になりそうだ。

来月は1本しか予定がないのだが、1本でもあるだけありがたい。
2010/07/09 (Fri) 21:58

 ●●●  想@くう
想@くう
ここ数日30度を超える気温に北海道らしくない高湿度でグッタリ気味。
振り返ってみると、この6月のライブはこの1本だけ。 その分集中して濃厚な音をと思い挑むも、またもや新しいスネアがヘッポコな音しか出ず苦戦してしまった。 炎天下に車に積みっぱなしにしてしまったためかもしれないと思いつつ、今後は古いスネア復帰に心が傾く。

スネアという重要な位置を占める太鼓が全く良い音で響かない場合、ドラムセット全体のバランスまで狂わせてしまう。
スネアの響きに気を取られ集中できないのだった。 しかし他のメンバーの音は素晴らしく。そこでなんとか救ってもらえた。
「想」というバンドは、べったりとジャズを奏でるわけでもなく、ポップスや日本の民謡をジャズ風味でかもし出す、幅の広い音世界を持つ独特なバンドだと自負している。

いつもはバンドメンバー数近似値の来客数なのだが、今日はどうしたことか、いつもの3倍ほどの来客数があり、想始まって以来の快挙となった。これには毬音もビックリだっただろうw
 やはり沢山×4のお客さんの前での演奏はモチベーションが上がると実感した。(自分流沢山の定義:ひとり→二人→三人→たくさん、と数える四進法)

とにかく新しいスネアはサブに失脚させる決意と、雨に降られた如く汗まみれでこの日のライブを終えた。

メンバーのみんなと来ていただいたお客さんに感謝あるのみ!
2010/06/29 (Tue) 23:59

 ●●●  ニセコ合宿〜珊内の海
ニセコ合宿〜珊内の海
SJWという札幌でジャズを学ぶ社会人サークルがあり、2年ほど前まらちょくちょく顔をだしている。 珊内在住時、小樽ジャズ倶楽部という小樽のサークルで、年に一度のニセコ合宿があり、それに良く参加させてもらっていたが、今回SJWのニセコ合宿に初参加させてもらった。
日常から離れた場所で時間を気にせず酔っぱらって演奏できる解放感は、小樽ジャズ倶楽部の合宿でもSJWの合宿でも同じ。
しかし子供の頃から集団行動が取れず、結束力とは縁のない僕、1泊と言えど寝食を共にする事で団結意識が培われるのだろうと予測はつくが、この点では僕には合宿効果は極めて薄いのである。 でも楽しい事は楽しいのだ。

往き道途中で余市に寄り、毬音の墓参り。
帰り途は積丹回りで珊内に立ち寄る。

毎年 毬音の命日辺りに、毬音瓶の中に詰めてあるポプリを入れ替えるのだが、古いポプリは珊内の海に流してきた。
今年は合宿の日時から、この日に執り行う事にした。

19日のニセコは到着したお昼から深夜に至るまで、ニセコとは思えないくらい蒸し暑く、翌20日 朝一時的に日差しはあったが、すぐに曇天になり蒸し暑かった。 積丹半島に入ると、湿度は高めだが空気はヒンヤリと心地よかった。珊内に到着すると、ノーラン岳は靄に囲まれていたが、日差しに恵まれた。去年1年間毬音を包んでくれたポプリを穏やかな波間に流す。

儀式も手早に済ませ、合宿から「ウニ丼」目的の帰路コースを外れた数人と一緒に、神威岬見学後ウニ丼にありつく。

たまに大勢の人と行動するのは良いものだ。 たまーーになら。。。

今年も 毬音を珊内の海に戻せてやれたことが嬉しかった。
2010/06/20 (Sun) 23:04

 ●●●  五年目の命日
五年目の命日
今日のオムライスは、ドライカレーにチーズオムレツの取り合わせ。

五年=60ヶ月
やはり長い時間だ。 毬音の声や匂いは記憶の彼方に秘められ、手繰るも不確かになってしまう。
そんな自分が情けなく思える。

毬音との再会儀式をやってみたものの、集中力が途切れ再会は果たせなかった。 せめて声だけでも聞きたかった。

時間の経過は、確かに悲しみを癒やすかもしれないが、薄れ行く記憶に自分の薄情さを感じ、自己嫌悪を覚える。
2010/06/17 (Thu) 1:06

 ●●●  5年の長さ
5年の長さ
マリオンと出会って共に生きて、この世での別れまでがまる4年だったから、マリオンと過ごした時間より旅立ってからの時間の方が長い事になる。
しかしあの4年間は凝縮された時間であり、それまでに過ごした数十年と匹敵する時間だった。 毬音がこの世を去ってから毎年6月には時間の経過を考えてしまう。

新居に移って1カ月少々。引っ越し当初はすぐ横を流れる川は雪解け水で勢いがあり水音もにぎやかだったが、最近の流れは落ち着いてきて心地よい水音になった。カモメや鴨が羽を休める光景も見られる。 徐々に自分の住処だと意識が浸透してきているようだ。
先日買った毬音への花。こんなに大きく開くとは思っても無かったが、見事な姿になった。

積丹のウニ漁が6月1日から解禁になった事を知り、先週早速ウニを食べに行った。  やっぱり生ウニは美味い!! 今シーズンもう一度食べに行きたいものだ。

4年ほど前、ネットで知り合った不思議な人から教えてもらった「死者と会う方法」  毬音と会いたい気持ちでメモしていたのだが、なかなか実践に至らなかった。それは再会したらまた別れなければならないと言う恐れからだった。
今月の命日に実践してみるか。
2010/06/11 (Fri) 22:06

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