チャンカーはマリオン


 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
爆発バンド、g池田伊陽、p高柳真衣子、b小田島 茂。このバンドのメンバーが揃ってのライブは久々だ。

昨日は一日中雨降りだったが、幸い今日は晴天と好条件ではあったが、僕には一抹の不安があった。
前回「想」のライブで沢山の来客があった事の反動が怖かったのだが、その予想は的中!

久しぶりの爆発バンドライブは来客ゼロの不発で終わったOrz
お客さんゼロの経験は無いわけじゃないが、やはりガックリくる。

久々にフルメンバー揃ったのだからと、9時過ぎから一時間ほど演奏した。
オーディエンスは毬音だけ!

お客さんゼロのライブ後は、嫌な疲労感が残る。

ハァ〜(-o-;)
2010/07/14 (Wed) 1:01

 ●●●  コーヒーゼリー
コーヒーゼリー
珊内在住時、3個100円物の安いコーヒーゼリーを買ってはマリオンと一緒に食べていた。 僕があっという間に平らげるのを「どーしてそんなに早く食べれるの?」とマリオンが聞いてきて、「コーヒーゼリーは飲むものだ!」と僕が答えるのが慣例になっていた。

札幌に移って、僕は自分でコーヒーゼリーを作るようになった。ブランデーやラム酒を入れて作るのだが、自作のコーヒーゼリーは車の運転前には食べられない。何故なら、アルコール分が極めて濃く、お酒に弱い人だと酔っぱらってしまう程。しかし味には自信あり!!
毬音が生きていたら、まぎれも無く大好物になったであろう自作コーヒーゼリーなのだ。

今月はありがたい事に、来週1本、再来週3本(そのうち1本は函館遠征)、次の週は1本とライブがある。 毬音もご満悦な月になりそうだ。

来月は1本しか予定がないのだが、1本でもあるだけありがたい。
2010/07/09 (Fri) 21:58

 ●●●  想@くう
想@くう
ここ数日30度を超える気温に北海道らしくない高湿度でグッタリ気味。
振り返ってみると、この6月のライブはこの1本だけ。 その分集中して濃厚な音をと思い挑むも、またもや新しいスネアがヘッポコな音しか出ず苦戦してしまった。 炎天下に車に積みっぱなしにしてしまったためかもしれないと思いつつ、今後は古いスネア復帰に心が傾く。

スネアという重要な位置を占める太鼓が全く良い音で響かない場合、ドラムセット全体のバランスまで狂わせてしまう。
スネアの響きに気を取られ集中できないのだった。 しかし他のメンバーの音は素晴らしく。そこでなんとか救ってもらえた。
「想」というバンドは、べったりとジャズを奏でるわけでもなく、ポップスや日本の民謡をジャズ風味でかもし出す、幅の広い音世界を持つ独特なバンドだと自負している。

いつもはバンドメンバー数近似値の来客数なのだが、今日はどうしたことか、いつもの3倍ほどの来客数があり、想始まって以来の快挙となった。これには毬音もビックリだっただろうw
 やはり沢山×4のお客さんの前での演奏はモチベーションが上がると実感した。(自分流沢山の定義:ひとり→二人→三人→たくさん、と数える四進法)

とにかく新しいスネアはサブに失脚させる決意と、雨に降られた如く汗まみれでこの日のライブを終えた。

メンバーのみんなと来ていただいたお客さんに感謝あるのみ!
2010/06/29 (Tue) 23:59

 ●●●  ニセコ合宿〜珊内の海
ニセコ合宿〜珊内の海
SJWという札幌でジャズを学ぶ社会人サークルがあり、2年ほど前まらちょくちょく顔をだしている。 珊内在住時、小樽ジャズ倶楽部という小樽のサークルで、年に一度のニセコ合宿があり、それに良く参加させてもらっていたが、今回SJWのニセコ合宿に初参加させてもらった。
日常から離れた場所で時間を気にせず酔っぱらって演奏できる解放感は、小樽ジャズ倶楽部の合宿でもSJWの合宿でも同じ。
しかし子供の頃から集団行動が取れず、結束力とは縁のない僕、1泊と言えど寝食を共にする事で団結意識が培われるのだろうと予測はつくが、この点では僕には合宿効果は極めて薄いのである。 でも楽しい事は楽しいのだ。

往き道途中で余市に寄り、毬音の墓参り。
帰り途は積丹回りで珊内に立ち寄る。

毎年 毬音の命日辺りに、毬音瓶の中に詰めてあるポプリを入れ替えるのだが、古いポプリは珊内の海に流してきた。
今年は合宿の日時から、この日に執り行う事にした。

19日のニセコは到着したお昼から深夜に至るまで、ニセコとは思えないくらい蒸し暑く、翌20日 朝一時的に日差しはあったが、すぐに曇天になり蒸し暑かった。 積丹半島に入ると、湿度は高めだが空気はヒンヤリと心地よかった。珊内に到着すると、ノーラン岳は靄に囲まれていたが、日差しに恵まれた。去年1年間毬音を包んでくれたポプリを穏やかな波間に流す。

儀式も手早に済ませ、合宿から「ウニ丼」目的の帰路コースを外れた数人と一緒に、神威岬見学後ウニ丼にありつく。

たまに大勢の人と行動するのは良いものだ。 たまーーになら。。。

今年も 毬音を珊内の海に戻せてやれたことが嬉しかった。
2010/06/20 (Sun) 23:04

 ●●●  五年目の命日
五年目の命日
今日のオムライスは、ドライカレーにチーズオムレツの取り合わせ。

五年=60ヶ月
やはり長い時間だ。 毬音の声や匂いは記憶の彼方に秘められ、手繰るも不確かになってしまう。
そんな自分が情けなく思える。

毬音との再会儀式をやってみたものの、集中力が途切れ再会は果たせなかった。 せめて声だけでも聞きたかった。

時間の経過は、確かに悲しみを癒やすかもしれないが、薄れ行く記憶に自分の薄情さを感じ、自己嫌悪を覚える。
2010/06/17 (Thu) 1:06

 ●●●  5年の長さ
5年の長さ
マリオンと出会って共に生きて、この世での別れまでがまる4年だったから、マリオンと過ごした時間より旅立ってからの時間の方が長い事になる。
しかしあの4年間は凝縮された時間であり、それまでに過ごした数十年と匹敵する時間だった。 毬音がこの世を去ってから毎年6月には時間の経過を考えてしまう。

新居に移って1カ月少々。引っ越し当初はすぐ横を流れる川は雪解け水で勢いがあり水音もにぎやかだったが、最近の流れは落ち着いてきて心地よい水音になった。カモメや鴨が羽を休める光景も見られる。 徐々に自分の住処だと意識が浸透してきているようだ。
先日買った毬音への花。こんなに大きく開くとは思っても無かったが、見事な姿になった。

積丹のウニ漁が6月1日から解禁になった事を知り、先週早速ウニを食べに行った。  やっぱり生ウニは美味い!! 今シーズンもう一度食べに行きたいものだ。

4年ほど前、ネットで知り合った不思議な人から教えてもらった「死者と会う方法」  毬音と会いたい気持ちでメモしていたのだが、なかなか実践に至らなかった。それは再会したらまた別れなければならないと言う恐れからだった。
今月の命日に実践してみるか。
2010/06/11 (Fri) 22:06

 ●●●  肉の日
肉の日
本日引っ越し祝いのすき焼きパーティーを開催。

なんと言っても嬉しかったのは毬音に素敵な花束を持ってきてくれた事。 ホントにホントに感謝!

久々のすき焼きも美味かったし、楽しい一時を過ごせました。

すべての皆さんに感謝しつつ、美しい月を眺める。
2010/05/30 (Sun) 1:15

 ●●●  小樽フリーランス・ジャムセッション
小樽フリーランス・ジャムセッション
久々に、マリオンとの出会いのきっかけだった小樽フリーランスへ行く。
今夜は月に一度のジャムセッション。
先月この世を去った友人は、このセッションの発案者であり、毎回居て当たり前だったので、つい居るか確認してしまう。
当然姿は無かったが、毬音と共にセッションを楽しんでくれている気がしてならない。
きっと二人で「あっ、今ミスったよねぇ」なんて喋ってるのだろう。
他界した友人の意志を継ぐべく、ジャムセッションを継続させようと趣向を暗中模索しての開催だったが、実に楽しめた。 小樽ならではの趣を凝らす事を目指しているらしい。 それとても素晴らしい事だと思う。
フリーランスのジャムセッションはマリオンと一緒に神恵内くんだりから出てきて参加してきた、僕にとっても沢山の想いのある貴重な場。 陰ながら応援していきたい。
2010/05/26 (Wed) 1:23

 ●●●  永遠に36
永遠に36
夕日は、珊内在住時マリオンとよく見に来た窓岩近くに移動。
日本海側は水平線に沈む夕日が特色だが、慣れ親しんだ西積丹での夕日は感慨深い。
寒い時期、マリオンは寒いからと、車の中から夕日を眺め、そのマリオンを僕が眺める。 そんな何気ない一時が、無性に恋しい。

珊内での満点の星空を見たくて、夜の闇を待つ。 残念ながら、月明かりと微かなモヤで満点にはならず。 しばらく海に照る月を観賞。 肌寒さで車に戻り寝床を作ろうとしたが、翌日曜の帰り道の交通量が頭をよぎる。
さほど運転好きでは無い僕は、空いている夜、それも眠くなる前に帰ろう!と思い立ち、10時過ぎに珊内を後にした。
2010/05/23 (Sun) 1:57

 ●●●  毬音誕生日@珊内
毬音誕生日@珊内
東積丹はべた凪ぎで、まだ6月前だがウニ漁が始まってるようだった。
珊内の海はほど良く波があり、波打ち際近くで波音と日差しに包まれた状態が快適だ。

山にはホトトギスの声、海にはカモメと海猫がさえずる。

珊内を出て四年半。
ようやく悲壮感は薄らぎ、懐古に浸れるようになった。
本当の意味で僕が踏み出せるのは、これからなのかもしれない。

毬音の実在は、僕の記憶ではなく、この世の事実なのだとわかり始めた。
2010/05/22 (Sat) 16:47

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