チャンカーはマリオン


 ●●●  ライブ@くう
ライブ@くう
今月は「想」のライブは無く、今日は古舘賢治(g) 児島孝典(cl) 北山雅之(b)という面子。 先週やったロンドでの最後のライブでの面子にクラリネットの児島氏を加えた形だが、この組み合わせは1月にジェリコでやったのが初顔合わせで、今夜が2回目。ジャズクラリネットとくれば、古いタイプのスウィングジャズを連想しがちだが、このユニットは16ビートものからブロークンスウィングや現代的な音を出す。僕が関る以上単なるスウィングのはずが無いのだった。 ジェリコの時はお店のドラムセットだったので、なかなか頭の中で音をイメージし辛かったが、今回は自分のセットなので、悠々と叩けた。もちろん毬音が喜びそうな音を奏でた。

考えてみると、ギターの古舘氏は一番多く、長く一緒に演奏させていただいている。そのおかげか、実に演奏を楽しめるのだった。

お客さんは、古舘氏のお客さんと児島氏のお客さんと北山氏の彼女。

僕のお客さんは、いつものようにゼロ。
僕自身はいつも毬音が聴衆として居てくれるので、それでいいのだが、
やはり他のメンバーやお店に申し訳ない気持ちになってしまう。

昼間の水っぽい雪がツルツルにした道路を、おっかなびっくり運転しながらも、見事な半月をチラチラ見ながら帰宅した。
2010/03/23 (Tue) 23:59

 ●●●  ラストライブ@ロンド
ラストライブ@ロンド
2006年1月にベースの小田島さんのバンドにゲストで出演したのが最初だったロンド。 それからレギュラーとして参加させてもらい、小田島さんが演奏活動休止になったことで、枠を引き継ぎリーダーとしてほぼ毎月ライブをやって来た。もう4年ちょっとになるのか。。。
今日スネアのチューニングのため、少し早めに店に入ってドラムのセッティングをしていたら、マスターから「いろいろ事情があって、今日のライブを最後にして欲しい」と言われた。まぁ客の呼べないバンドの行きつく先と考えれば仕方のない事だろう。
突如ロンドでのラストライブとなった今日のメンバーはここ半年ほど継続していたギター古舘賢治、ベース北山雅之のトリオ。

家の近所で実に便利でありお気に入りのお店での月一の固定枠ライブを失ったのはかなりショックであり、演奏する事が毬音の供養と信じている身の上からすると大打撃なのだ。
この先1本もライブが無い月もでてくるのかもしれない。
やはり海に近い僻地に戻り時なのかな。。

去年の夏頃引っ越しを考えていた時に目をつけた物件で、川に面してベランダのある、ここら辺ではベストと思っていたマンションが、ここから歩いて5分もかからない所にあるのだが、空き部屋は無いようだった。
しかし今朝コンビニに買い物に行った時、そのマンションの最上階(4階)が空き部屋になっていた!!

毬音と海のある僻地でのんびりと余生を送りたい欲求は強いのではあるが、近所の川っぺりの物件の方が現実的かなぁ・・・・
2010/03/19 (Fri) 23:59

 ●●●  57回目の月命日
57回目の月命日
真冬日はほぼ無くなり、最高気温も5度を超える日も出てきて雨が降ったり雪になったり、三寒四温の日々が過ぎる。

今日のオムライスは、エリンギを入れたドライカレーにチーズ入りのオムレツを乗せた。
大阪でマリオンとウィークリーマンションで逃病生活をしている時、免疫力増強のため、僕はやたらとシイタケ類を料理していたから、毬音にとってエリンギはウンザリだったかもしれないが、ボクがエリンギが好きなので入れてみた。
具材はともかくとして、今日のドライカレーは失敗だった。やはりカレー粉は百均物では無く、マリオンが使っていたSB物じゃなきゃダメだと実感。

夕方に友人が訪ねてきた。
大阪の逃病生活中に意識混濁状態になったマリオンと北海道に戻った時、小樽のフェリーターミナルまで迎えに来てくれた、僕と毬音にとっての恩人でもある友人だ。
彼はしっかり毬音の月命日を覚えていてくれたようで、カッパ巻が売ってなかったからと太巻きを買ってきてくれた。 感謝 感謝。 これは美味かった!

仕事を終えて、友人と出かけ彼が購入しようとしているパソコンの選定につきあい、その足で毬音への花を買って帰宅。

前回買った桜餅の香りのする花は、まだ持続して香りを放っているのでそれに付け足した。
気づけば毬音へのおやつを買い忘れていた><

そう言えば、最近牛乳プリンを見かけないなぁ。。。 
2010/03/16 (Tue) 21:52

 ●●●  海が恋しい
海が恋しい
最近ふと思った事。
西積丹の海を眺めながら暮らしたいなぁ…
マリオンと暮らした珊内は辛いだろうし、インターネット接続環境が厳しいから無理として。 神恵内のお隣の泊村。ここは原発に身売りして、道内に放射能の恐怖をばらまきながらも、我が村だけは裕福な村である。村内にケーブルを敷き、全世帯にパソコン無料貸出してしている。 放射能汚染が発生したら、隣の神恵内なんて確実に被爆するだろうが、まったく恩恵に授かってないし、泊村には恩恵を分かち合う気持ちはこれっぽっちも無さ気というクールな村だ。
この際、僕も身売りして放射能にまみれてでも、海を眺めながら暮らそうかなーなんて考えるのだった。
今のライブの数だったら、ライブがある時だけ札幌に出るとしても月に2〜3回なのだから、日々海を眺めながらの生活の方が毬音も楽しいだろう。
まだ決定したわけでは無いが、大案として頭にこびりついている。

今日買った毬音への花。 カタカナのややこしい名前だったから覚えて無いが、たったこれだけの数なのに、部屋中に「桜餅」の香りを漂わす。 あーっ 桜餅も買ってくれば良かったー とちょっと後悔中。
2010/03/09 (Tue) 19:55

 ●●●  焼きっぺ
焼きっぺ
マリオンが好きだった、インスタント焼きそばの「焼きっぺ」
マリオンが作るとすごく美味かった。 以前「なんで、そんなに美味くなるの?」と聞いたら。「水加減が大切!」と言ってたのを思い出す。
それでも、僕はいまだに美味く作れないでいる。
2010/03/07 (Sun) 7:06

 ●●●  毬音@網走再び・オホーツク
毬音@網走再び・オホーツク
予定であれば、北浜からJRで知床斜里に行き、バスでウトロへ行き、知床で流氷の締めくくりをして、夜行バスで札幌へ帰るはずだった。
しかし、北浜での景観に不安が募った。ウトロに流氷は要るのだろうか? これまでの経緯では、次第に流氷らしさが増してきたところに、もし流氷ノッシングのウトロだったら、僕は毬音に申し訳なさから海に飛び込むのではないかと・・・ そこで北浜の駅で観光バスから降りてきた団体の会話に耳を傾けてみた。今朝ウトロを発って網走へ行く途中の団体であれば、何らかの情報が仕入れられると思ったからだ。 どうやらウトロでは少しだけ流氷があったが、それ以外では海しか見えなかったらしい。これでわざわざウトロまで行っても悲しい結果しか待っていないではないか。そこで毬音と相談。  とりあえず網走に戻って考えをまとめる事にした。 北浜ではネット接続環境が無いので、網走に戻ってネットで情報を集めてから帰り道を選択する事にした。
再び網走へ。再び喫茶あんじろへ。 今日はアンパンとコーヒーを注文。早速パソコンを開いてネット接続。なんとも便利な世の中になったものだ。うまい具合にウトロでのライブカメラを見つけたので、じーと見入る。うはーーー、流氷が全然見えない。しかも曇天。天気予報を見る。夕方から湿った雪、夜は吹雪・・・ これでは今回の旅行が一気に台無しになってしまう。こうなったら今夜のうちに札幌に帰り着こうと決心。これには毬音も(きっと)同意。 取り急ぎ網走から札幌へ帰る手段を探す。 JRに乗りたい気持ちはあったが、時間が迫っているのと5時間半の禁煙の不安で二の足を踏んだ。次なる手段はバス。これはJRより30分時間がかかる上に禁煙だが、途中で休憩がある。そして料金が安い。そうと決めたら早速行動と、マスターに挨拶して店を出てバスターミナルへ移動。まず、今夜のウトロから札幌の夜行バスから網走ー札幌のバスに変更ができるかを訊ねる。会社が別なので、新たに切符を購入して、ウトロからの切符は札幌で払い戻ししてくれと言われ、それに従う。結局16:30網走発22:35札幌着のバスになる。実のところこれは出発当初の予定して予約していたバスである。それを出発の日切符売り場でウトロ行きに変更してもらったのだった。札幌では変更可能だったのに、網走では変更不可。少々納得いかないが、仕方ない。完全な僕のわがままなのであるからして。
さて、バスの時間まで何をする? 網走監獄でも見学と思うが、そこまで時間は無い。バスターミナル近辺をうろつく。裏手の網走川に沿って歩いていると、白鳥が飛んでいた。そして現在、ミスタードーナツで2杯目のコーヒーを飲んでいるのだった。 あと45分でバスの時間になり、流氷の旅は終わるのであった。
は〜〜 なんだか疲れたねぇ毬音。 次はオーロラに行こうな!
2010/02/22 (Mon) 15:50

 ●●●  毬音@北浜・オホーツク
毬音@北浜・オホーツク
ホテルをチェックアウトして目の前の網走駅へ。イベント列車の少し前に一本列車があったのでそれに乗る。網走から20分ほどで、日本で一番海に近いとか、映画のロケで使われた北浜駅に到着。 かつては北浜近くのユースホステルをちょくちょく利用してたので、わりと馴染みのある駅だが、当時は単なる田舎の駅だった。 しかし今は観光バスが止まり団体客が押し寄せる観光スポットになってるようで、到着時4〜5人しか居なかったのに、あれよあれよと観光バスが次々とやって来て、人の渦に巻き込まれた。
ちょっとした隙を狙い駅を出て、少し歩き浜に出た。砂浜に微かに流氷の残骸が打ち上げられてるが、水平線まで海原で波音が轟き、目的の景色とはかけ離れている。 毬音に申し訳ない気持ちで浜を歩く。 しかし波音を聞いているうちに、オホーツクの波音に聞き入ってしまい、離れられなくなる。これはこれで毬音も納得なのだと共感を感じる。 日差しは春めいたと言っても風が冷たい。今朝の網走の気温はマイナス9度だったから、まだ気温はマイナスだろう。 今、小屋を見つけ風をよけながら波音を聞いている。
2010/02/22 (Mon) 11:38

 ●●●  毬音@網走・オホーツク
毬音@網走・オホーツク
今夜の宿は、網走駅の目の前にある、ルートイン網走という全国チェーンのひとつ。朝食付きで5000円はお得感がある。 網走は駅から町が離れている。なので、駅前にはホテルは並んでいるが飲食街がない。
僕が毎冬に網走に通ってた30年ほど前、網走に来る度に入る喫茶店があった。実はその前からよく立ち寄っていたのだが、今でも営業をしている「あんじろ」という店。30年ほど前には店の落書きノートに何かをしたため、壁には切れた定期券を貼り付けたりしていた。 前回あんじろに来たのは12〜3年前になるが、その時、今から20年以上前に張った阪急電車の僕の定期券が壁に残っていた。 この店には是非とも毬音を連れて来たかったのだ。昔からジャズが流れる居心地の良いお店だったから、毬音も絶対に気に入るはず。 今回はなんとオムライスをメニューに見つけたので注文した。美味い! 歴代の落書きノートは取ってあると言うので、無理をお願いして30数年前のノートを出してもらう。 残念ながら僕の書き残したものは発見できなかったが、友人が書いた落書きをいくつか発見。 あの頃はみんな若かったと毬音と回顧を楽しんだ。
2010/02/21 (Sun) 20:27

 ●●●  毬音@能取岬・オホーツク
毬音@能取岬・オホーツク
常呂を出て、更に網走方面へ。 道中、晴れたり曇ったり雪が降ったり忙しい天気だが、道はほぼアスファルトが出ていて降る雪もすでに春の雪だ。 全面凍結したサロマ湖を横に走り、網走市内の能取湖に沿うようにわき道に入る。その都度毬音に「これは湖が凍っているので流氷ではないのだ」等と会話をする様は、頭がイカレタおっさんかのようだが、人がどう見ようと関係ない。これは毬音と僕の旅行なのだ。
ところどころで便所休憩や、なんやと立ち寄りながら、午後3時頃能取岬に到着。観光バスが1台。自家用車が10台ほど。広々とした岬は人もまばらで快適である。
確かここには12〜3年前に来たと思うが、その頃はノットリランドと言って子供向けの簡素な遊戯施設があった記憶があるが、今ではトイレと灯台以外何もない。僕はこちらの方が流氷を見るには相応しいと思うのだった。それは毬音も同意見だと思う。なんたって価値観の似た夫婦だったから。
オホーツクに突き出た能取岬からは知床方面も見えるのだが、知床方面は暗雲の中。きっと降雪中だろう。しかし能取岬は晴れ。主役の流氷は。。。接岸と言うには少々無理があるが、常呂より全然いい感じである。沖に漂う流氷の群れと、岸に留まったシャーベット状の氷。その狭間で荒波が轟いている。これは珍しし光景かもしれないが、僕にとっての流氷の海は、今までの経験から、普段の波音を打ち消して、静寂の中風の音だけが鳴っている光景しかないので、見た目は流氷を楽しめても、まだ決定打ではないのだった。 しかし面積の広さから、結構な時間を過ごせた。幸い紋別方面より網走方面の方が流氷が充実していそうだ。
そこから網走駅へ出て、網走と言ったらほぼ毎回行く天都山へ行く。ここの展望台から流氷を観察して紋別か知床か行き先を決める手立てにしている場所である。 ここから見る限り、明日行く「北浜」の海には波が打ち寄せているような・・・嫌な気配。 しかし昨日は沖にうっすらしか見えなかった流氷が今朝は接岸してた。という事はもっぱらであるから、流氷は風次第なのだ。
天都山から少し下ったところにある「北方民族資料館」に行く。北方民族好きな僕にはたまらないのである。 昔 ここが出来たばかりの頃、入館した事があるのだが、規模は大きくないが、設備やブースはかなりモダンですばらしい。それに入客が少なくて落ち着けるのだった。 閉館30分前というところに駆け込んだ。  昔アラスカに行った時も、アンカレッジの北方民族資料館みたいな所に入って「ははー やっぱりアイヌとアラスカインディオとか北方民族は似た文化を持ってるんだなぁ」と関心した覚えがある。
外気温がマイナス3度になった夕方5時頃。そろそろ路面が凍ってくるなと、レンタカーを返却に行く。 本日の走行距離140キロ程度だった。 紋別から網走を直で走れば105キロ程度だから、35キロ寄り道をしたわけだ。 いやー、レンタカーにして、ホント良かったよ。後押ししてくれた毬音のおかげだ。
2010/02/21 (Sun) 19:46

 ●●●  毬音@常呂・オホーツク
毬音@常呂・オホーツク
昨日の夕方からの吹雪は今朝まで続いていた。7時過ぎに宿の朝食をレストランで食べている時も窓の外は吹雪。これじゃ予約している13時発のバスに乗るかと思ったが、この吹雪の中13時まで何をすればいいのか迷いながら、満腹の体をベッドに横たえたら寝てしまっていた。1時間少々ようで、10時半に目覚めた。すぐさま外を見ると、雪がやんでいる。その瞬間レンタカー屋に電話。コンパクトカーは予約でいっぱいと言うので、ワンクラス大きい車を手配した。慌てて荷をまとめチェックアウトしてレンタカー屋に行く。
これで毬音から軟弱者と言われずに済むというもの。 11時過ぎにレンタカーで発進したのだが、一応ガリンコ号ターミナル付近を回ってみると、流氷の状態が昨日より悪い気がした。これで紋別には未練なく発てる。一路網走方面を目指す。
1時間ほどで、かつて線路があった頃訪問して結構な流氷を見れた常呂に寄る。昔駅があった場所の裏が海なのだが、波間に氷群が漂っている程度。少し走って漁港の外れに来ると、流氷らしい姿の海に出くわした。 しかし僕から言わせれば、マダマダ! でも毬音には昨日より流氷を少し味わえたと思う。 レンタカー車内からのワンショット。
2010/02/21 (Sun) 19:29

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