前回紋別に来た時にはまだ無かった、オホーツクタワーなるものが存在する。海に突き立ったタワーで、海底から海を眺められるのだ。 これは以前から訪れたいと思っていたので、入館した。海上6〜7メートルが1階になり、そこから海底までエレベーターで降りるのだが、宿から徒歩で来た勢いが余ったのか階段で海底に降りた。途中で、ここから「海面下」などと表示があったりするのだが、なかなか海底にたどり着かない。 やっとの思いで到着したら、「海底までの階段数○○○段、ビルの6〜7階に相当します」と看板が出ていた・・・ 僕の膝がワラッタのは言うまでも無い。
ここでの客は波がある。ガリンコ号から下船した団体が一気に押し寄せるが、ガリンコ号が海上を回っている間はわりと静かに過ごせる。 海底から波に揺れる流氷を覗いたり、飼いならされた水槽のクリオネを眺めたり、毬音は僕のダウンジャケットのポケットから観賞してた。
ひとしきり見て回ったので、宿に帰ろうと思うのだが、腰痛がぶり返しそうだったので、巡回バスを待つ。そに間に外は吹雪になってしまった。
明日は予約制の網走行きバスを予約してあるのだが、レンタカーで網走まで気の向く場所で流氷ハントしながら走ろうかとも考えている。しかし吹雪だったら素直にバスに乗ろうかなと。毬音「吟ちゃん、軟弱者なんだから!」と言われそうだが、僕が冬道の運転が嫌いなのは毬音も重々承知のはずである。 明日の天気次第だな。









