チャンカーはマリオン


 ●●●  大野智子スペシャルトリオ@くう
大野智子スペシャルトリオ@くう
今年で3回目になる、大野智子との共演。 ベースは去年と同じく本間洋佑。 今年は札幌でゆっくりできず、積丹のウニを食べに連れて行く暇もなく、今日札幌に到着して今夜演奏して、明日は函館に移動、夜は函館で演奏。
大野との演奏もそうであるが、彼女の息子のウィル君と会えるのが楽しみなのだ。今回は大野のご主人ピアニストのアレン氏も一緒に来札。アレン氏は去年10月に北海道をツアーしてたので、小樽と今日のお店「くう」でのライブを見たのだが、アレン氏とはその時なんと14年ぶりの再会だった。
今日はウィル君のお気に入りのダルビッシュを見たいと、札幌ドームへアレン氏と野球観戦に出かけ、母親・大野智子の演奏は2ステージ目の途中に駆けつけてくれた。 最後の1曲はアレン氏とのトリオで締めくくった。今日のお客さんはとてもラッキーだ!
この夜札幌は花火大会で、お客さんの入りが心配ではあったが、ふたを開けてみると、結構な人数のお客さんに入っていただけた。 この結構な人数とは、僕のライブでは考えられないくらいの人数ではあるが、札幌で大野の音を聴ける唯一の機会としてはもっと入ってもよかったかなと。

明日は函館へ遠征だ。大野からもらった毬音へのお供えの土産を、毬音と一緒に食べて、寝るとしよう。
今日来ていただいたお客さん。 ありがとうございました。
2009/07/31 (Fri) 23:59

 ●●●  海の日
海の日
8年前の2001年7月20日。 マリオンが珊内の我が家に引越して来て同居が始まった日だった。
まずは僕が余市のマリオン実家へ行き、僕の車とマリオン父の車に荷物を満載して、古平→美国を走り、余別の寿司屋で生ウニ丼をマリオン父からご馳走になり、珊内に到着。
それはマリオンと知合って1ヶ月ほどしか経たない頃の事だった。
珊内からは一人で余市に向かったわけだが、ウキウキワクワクと走り、帰り道はマリオンと一緒だった幸福感は、今でも鮮明に記憶にある。天気も良くて、綺麗な海がことさら美しく見えた。

今日はマリオンが珊内に越してきた当時のルートを辿り、生ウニ丼をと思っていたが、連休で車が混んでるとの予想と、インターネットで賃貸物件を物色してるうちに夕方になってしまい、実行できず。
最近、具体的なあては無いが、自分の中で漠然と引越し気分で盛り上がっている。
ひょっとしたら、無意識下で、今日の事が作用してたのか?

したがって、珊内へ出かけるどころか、宅配ピザまで注文し、結局部屋から一歩も出てない始末だ。
ピザを頼んだのは、僕がピザ好きなのもあるが、以前、日に3本しかバスの便が無い珊内で、マリオンに「宅配ピザ頼むか!」と冗談をよく言っていた。
珊内では宅配ピザは夢だったのだ。
それを思い出しながら、毬音とピザを食べた。
積丹生ウニ丼計画は、入籍記念日の8月8日を予定。
2009/07/20 (Mon) 17:42

 ●●●  49回目の月命日
49回目の月命日
今朝、仕事前にカッパ巻きを作り、御供えして、それが僕の朝飯になった。
夜はお決まりのオムライス! 今日のオムライスは下はドライカレーにした。しかし挽き肉が合挽きが無く、豚の挽き肉で、カレー粉も安物を使い、ケチャップが不足していた事から、あまり良い出来ではなかった。 上物の玉子には、買ってきた千切り野菜を混ぜ込んで焼いたが、これも出来が良くない。
まだ食べてないので味はわからない。

赤肉メロンが600円代で売っていたので、メロン好きな毬音に買って来た。僕はスイカ派なのだが、今日は毬音の好みが優先される。デザートには、僕の手作りコーヒーゼリーで酔っ払う予定。





やっぱり、今日のオムライス、、、、失敗だ。。 orz
2009/07/16 (Thu) 20:34

 ●●●  TRIorz@くう
TRIorz@くう
腕の湿疹はまだ治らず、半袖を着るこの時期は憂鬱だが、暑いのは嫌だから湿疹晒して半袖を着る。
今日の聞き慣れないユニットだが、トリオとしては初めてではあるが、メンバーは「想」からギターを引いた、ピアノ中島ヒロエ、ベース本間洋佑のトリオなのである。
多分バンド名を何と読むか分からない方も多いだろう。
別に何と読んでもらってもいいのだ。orzはネットでは落胆のシンボルとして用いるが、オーズとか呼ぶ人が多いようだが、我々は一応「トリオウナダーレ」としてみた。
演奏曲は「想」とはガラリと異なる。今回は自分のドラムセットの部品修理が必要なため、お店のセットを使用。
さて ライブの開演時間になるが、お客さんはゼロ。来店の気配すらない。 見兼ねたベースのまーほんが知合いにメールをしてくれた。 取りあえずワンステージ目はお客さん無しで演奏終えた。休憩中に まーほんが呼んでくれた知合いが2名来店。 貸切りでツーステージ目を始める。 嬉しい事にたいそう喜んでもらえたよーだ。
日頃演奏することの無い曲をあえて演奏した。
失敗した事に今日は毬音の写真を撮り損なった。 帰宅した深夜二時、窓の向こうに満月ちょっと手前の良い月が出てたので、月をバックに毬音を撮影した。
毬音も楽しんでくれただろうか?
2009/07/07 (Tue) 2:06

 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
6月下旬は真夏のような暑さに負けて、ウィンドエアコンを設置した。 北海道でウィンドエアコンとは厄介な物で、窓が閉められない環境では冬を過ごせないので、使うシーズンの度に設置したり外したりするのだ。
苦労して設置した途端平年並の気温に落着いた。世の中こんなもんだ。
さて、本日のメンバーはいつもと変わらずギター佐々木伸彦、ベース本間洋佑とのトリオ。 どーにかこーにか5〜6名のお客さんが入ってくれて、人前で演奏ができた。

ここ数日に左手薬指がヒョウソウにかかってしまい、痛くて仕方なかったので、今日午前中に病院へ行き、ハサミで膿を出してもらった。幸いドラムを叩くにはギリギリ支障がなく、演奏も楽しめた上に、今回もお客さんからビールをご馳走になる。即ち毬音にもビールを供えられたわけだ。
このロンドという店は驚いた事に、今年でオープン50周年にもなるのだ。10月にはロンドでレギュラー出演してるミュージシャンが勢揃いで出演する企画が進行中。
毬音が生きていたら、間違いなくロンドを気に入っていただろう。 いや、毬音が気に入ったからこそ、僕が出演できているのだと思う。
来月のロンド出演はは8月14日
2009/07/04 (Sat) 1:58

 ●●●  ライブin留萌
ライブin留萌
札幌から車で3時間ほど日本海沿いを北上。留萌に到着。今夜はこの町でライブがある。
早めに出発して海でも眺めようと思ったが、晴天の土曜日、人出が多く落ち着ける海岸がない。 高台の展望レストランに「うに丼」の旗がたなびいていた。毬音にうにを喰わせてあげようと、旗に釣られて入る。 いい感じに寂れた場末のレストラン。僕はこんな空気が好きなのだ。
「うには地物?」と確かめる。 「この辺のうに漁は七月からなので・・」という事でうに丼は断念。

結局僕の好物 天ざるを注文。 出てきた天ざるは、何のこだわりも感じない場末の味だった。
これから今日演奏する店に向いリハーサルをする。 ここは珊内と同じく、日本海に夕日が沈む。 残念だが演奏で見る事はできないなぁ…
2009/06/27 (Sat) 15:23

 ●●●  4年
4年
今日6月16日で毬音が逝ってまる4年になる。
今生で、マリオンと出会いひと月半で入籍し、マリオンを見送るまでが、ちょうど4年だった。
4年なんて経ってみると、「こんなに短いの?」と思ってしまうが、マリオンとの4年に僕の生涯のほとんどが凝縮されているようだ。
今日は奮発して大きな花束と毬音の好物メロンを供えた。 オムライスはドライカレー仕立て・チーズたっぷりの玉子を乗せた。カッパ巻きも作った。デザートは自家製のコーヒーゼリー。カルアリキュールふんだんに入れたので、十分酔える大人向けのコーヒーゼリーに仕上がっている。
やはり毬音の命日に演奏できないのは辛過ぎる。演奏無しの命日は初めてだが、毬音が息を引き取ったあの瞬間の時帯間をどう過ごせばいいのだろう・・・
2009/06/16 (Tue) 18:57

 ●●●  毬音、珊内の海へ
毬音、珊内の海へ
マリオンの手術の際経済面で奔走してくれた埼玉の友人が仕事で来札していたこともあり、命日には2日早い今日、生前のマリオンと僕がいろいろお世話になった札幌の友人も誘い余市へ墓参りに行った。 お墓の雑草を刈ろうと思うが、あいにく余市は雨で墓前の草だけむしり、2人の友人に買ってもらった花とかっぱ巻きを供えてお参りをして珊内に向かった。

毬音の瓶にはラベンダーの香付けされたポプリに小さなお骨が入っている。命日にはポプリを交換するのだが、1年間毬音を包んでくれたポプリを珊内の海に解放してきた。 また一歩、毬音は珊内の海と同一化して行く。

帰り道に、埼玉の友人が小樽のジャズのお店フリーランスへ寄ろうと言う。それはマリオンと僕の出会いのきっかけになったフリーランスに毬音を連れて行ってあげようという心遣いだった。  本当にありがたく素晴らしい友人たちだとひしひしと痛み入る。

肉体を失っても、毬音の存在は今でも僕を幸せに導こうとしてくれている。
ありがとう毬音。
2009/06/14 (Sun) 21:44

 ●●●  EXPLOSIONスペシャル@くう
EXPLOSIONスペシャル@くう
今日のEXPLOSIONは、キーボードの高柳真依子入院のため、レギュラーメンバーのギター池田伊陽、ベース小田島茂にスペシャルゲスト、サックス奥野義典氏に加わっていただいてのライブ。
奥野さんとは別のバンドで一度共演したのではあるが、実は毬音が僕と知合う前から奥野さんのCDを持っていて、その録音の中には、EXPLOSIONのメンバーである池田氏も入っていて、毬音にとっては今夜の面子は大喜びに違いない。その意味でも僕の意気込みも高かった。
曲の中での取決めもろくに無い、出たとこ勝負がモットーのEXPLOSION、奥野さんも大変だったと思ったが、終えて「楽しかった」と言ってもらえて、毬音も満足したと確信。

とにかくEXPLOSIONはスタミナが必要なバンドだ。帰宅して心地よい疲労感と涼しい夜風にしばらく浸っている。
毬音の命日まで、あと一週間。
2009/06/10 (Wed) 0:08

 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
部屋で仕事してると、いきなり頭がクラクラとめまいがした。座っていたので立ちくらみではないと判断。次に思いついたのが「地震」 急いでTVをつけると、やはり地震だった。札幌は震度2くらいかな? 毎度の十勝沖でマグネチュード6以上、現地では震度4。
仕事を終えて、ゴロリとベットに横になったら軽く眠っていた。目覚めて慌てて町内のロンドへ急ぐ。
ロンドに到着した時はまだメンバーもお客さんも居なく、マスターが読書をしていた。 楽器をセットしてる間にメンバーも到着、お客さんもいつもの常連さんが来店。 メンバーはギター:佐々木伸彦、ベース:本間洋祐。 ファーストステージの選曲中にサラリーマン風の男性客がご来店。始めてみるお客さんだ。ファーストステージを終えると、サラリーマン風のお客さんからメンバー全員にビールを御馳走になる。これでセカンドステージは毬音を飲みながら演奏を楽しめる快適な状態にしてあげられたのだった。
セカンドステージ開始直後にまたほぼ毎月聴きにきてくれるサラリーマンの常連さんがご来店! セカンドステージを終えたらまたビールを御馳走になる。
ロンドののお客さんは、お店が小さいこともあると思うが、マスターの人柄が反映されてか、演奏者とお客さんがとても近い関係にある。 なのでお客さんから御馳走になることが多い。  ロンドは我が家の徒歩圏内なので、ここでの演奏は飲酒が可能であり、毬音にも飲ませてあげられるありがたいお店。
来月のロンドは7月3日です
2009/06/06 (Sat) 1:33

total : 155400


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