チャンカーはマリオン


 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
今日の最高気温は10度を越え、いよいよ春が来る。 しかしこれは季節・気温の上での話しであり、僕の私生活での春はありえないわけだ。
最近、アレルギーと思われる湿疹を発症した。先週風邪をひいたので、ついでに湿疹も診てもらいに病院へ行った。 風邪は治ったが、湿疹は酷くなり、また病院へ行く。 すると一週間連日点滴を受ける羽目になった。 まぁこのかゆみから逃れるためなら仕方ない。

さて、今夜の奏者はいつものロンドメンバー、ギター佐々木伸彦、ベース本間陽佑のトリオ。 気候も良くなりお客さんも気軽に来てもらえるかと思いきや、開演時間にはゼロ( ̄○ ̄;)
のんびりと演る曲を決めてる最中にドヤドヤとサラリーマンの方々が来店。30分ほど遅れで演奏を開始。
2ステージ目を始めたところでサラリーマンの方々は帰って行ったのだが、一人だけ残ったサラリーマンの方が居た。それはロンドでのライブにはほぼ毎回来ていただいている常連さんだった。 2ステージ目最後の曲は、その男性の好きな曲「アフロブルー」を過激に演る。やはり喜んでもらえた! 僕にとってもアフロブルーは好きな曲なのでやりがいがある。
演奏を終えてギャラから毬音にビールを注文。
帰りに地下鉄出口にいつも居るタコヤキの車屋台でギャラの残りからタコヤキを買う。一個おまけしてもらった。 家に着いて毬音とタコヤキを食べて平和な一日が終った。

次回のロンドは5月1日。
2009/04/04 (Sat) 0:28

 ●●●  今夜はスタンダード@くう
今夜はスタンダード@くう
今日は朝から微熱と咳で体調は良くなかったが、久々に一緒に演るアルト:島谷佳代、最近伸びてきた医大生ピアノ:福島誠、いつものベース:本間洋佑で初の共演ライブ。
「吟弘の今夜はスタンダード」と銘打ったライブであったが、選曲を見たメンバーからは、ほとんどスタンダード入ってないっす!と笑われるが、このメンツを考えた上で、演ってみたいと思い選曲した結果だった。

さて、車道の雪もほぼ消えて、夜でもプラスの気温まで上がってきた札幌の街。 朝の天気予報では小雨と言ってたが、幸い雨は降らず。 これで外出しやすくなったわけで、お客さんも来てもらえるのではと待つが、開演時間を一時間過ぎても来客ゼロ(ΘoΘ;)
ウダウダとバカ話しをして待つが、お客さんの気配無し。
折角の初顔合わせなのだから、音は出したい。 演奏してれば、来客もあるかもと期待しながら演奏を開始。
やはりサックス入ると違うなぁ〜などと喜びながら一時間ほど演奏したが、結局お客さんは来なかった。 お客さんゼロのボウズは初めてでは無いが、やはりかなり気落ちしてしまう。 演奏はしたいが、メンバーやお店の事を考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになる。こんな思いをするのなら、ライブしない方がマシな気になってくる。
毬音もきっと気にしてるのだろうと考えると、情けない。

でも、僕にはドラムを叩く事しかできないから、今後も精進しながら月に一度でいいからライブをやる決意を持ちたい。 それは自分のためであり。毬音のためにも。
2009/03/19 (Thu) 1:43

 ●●●  45回目の月命日
45回目の月命日
もう45ヶ月も経つのかぁ・・・ よく我ながら耐えてると思う。と言うより、そうしか仕方ないのであるが。。。。。。
今日のオムライスは冷凍のエビピラフにレトルトのキーマカレーをぶっかけたもの。結局ボクが手を加えるのは卵だけという手の抜きよう。これではいけないと思い、カッパ巻きも作った。これは自分で巻いた。
これから話すことは、ある種の人には理解できないことだと思うが、あえて書いてみよう。
昨日近所のスーパーに買い物に行った時、ふと男性整髪料か安物コロンの匂いがして、こんなダサい匂いつけてんのはどいつだ!?と周囲を見渡したが、これといって該当する人は居なかった。まぁ残り香かと思っていたのだが、ボクが買い物するコーナーコーナーでその匂いが付きまとう。 それほど気にせずに帰ってきたのだが、家の中までその匂いが着いてきたのだ。 実は自分の匂いでしたーってオチで終われれば良かったのだが、ボクにはまったく覚えのない匂いなのだ。
以前 毬音を喪ったばかりの頃、福岡の実家へ行くためJRや飛行機に乗ってた時、すぐ横から毬音の匂いがずっとしていた。   別に何の不思議もなく、「あ〜毬音は横に居るんだなぁ」と思えた。その後もボクの家では時々毬音の匂いがして、むしろ安心感を覚えたものだった。匂いだけでなく気配や音声にならない言葉もよく感じていた。 それらは毬音3回忌の日を境にピタリと消えてしまった。すなわち先に進めたと思っている。
さて、スーパーから付いてきた匂いだが、今日の昼間まで我が家をウロウロしていたよーだ。たぶんその影響だと思うが、昨夜からいきなり風邪の症状が出て発熱、頭痛、咳で酷い状態になっていた。無駄とは思いながら、一応風邪薬を飲む。おかげで今朝は仕事に遅刻! この現象はボクにはちょくちょくあることだが、症状によって病院に行ったとしても、医学的には結果がでないのは今までの経験からわかっている。
昼頃、毎日の日課の毬音へ水とカツゲンを備え、とある呪文を唱える。こう言うと、なんだか怪しげに聞こえると思うが、幸運を呼び込む真言を毬音や周囲の人たちへ回向するつもりでやっている。自分に関してはすでに沢山守られていると感じているので、これ以上欲をかかないようにしている。
それが効いてきたのか、夜にはマシな状態になってきた。 何しろ明後日はライブ、明日はそのリハーサルがあるので、おっさんの匂いにやられてる場合じゃないのだ。 毬音へ音を届けるために内在する自己力も発揮せねば!
2009/03/16 (Mon) 18:43

 ●●●  月例ライブ@ロンド
月例ライブ@ロンド
ギター佐々木伸彦、ベース本間洋佑のトリオ。相変わらずギリギリに到着するメンバーではあるが、お客さんが入ってなければ開演も遅れるわけで、それほど大きな支障もない。普段金曜に演ってるロンドでのライブだが、今月はメンバーの都合で土曜になった。それが集客に影響するだろうか…
小さなお店でありながら、ここに集うお客さんは派手な演奏を好むので、選曲も緩急取混ぜながらも派手めにするように心掛ける。
昨日は強風と雨で酷い天気だったが、今日は雪。まだ昨日よりはお客さんにとってもメンバーにとってもマシな天気になったと思うのだが、お客さんには社会生活上、天気より曜日が優先されるかもしれない。
いざ開演時間になれどお客さんは三人。そのうち二名は常連の御夫妻。いつもの焼き鳥の差し入れとビールをご馳走になる。これで今回も毬音にビールを供える事ができた。
演奏もお客さんには喜んでもらえたようで、歓声を上げて拍手してもらえた。それは毬音にとっても楽しめた演奏だったと言える。
演奏を終えて、少々酔い帰宅。今日は何故か2本のビールの酔いがなかなか醒めない。ならばこのまま寝るとしよう。
2009/03/08 (Sun) 0:55

 ●●●  想@ジェリコ
想@ジェリコ
先週に引き続き今週も毬音が大好きだったお店ジェリコでのライブ。今日はユニット「想」ギター:古舘賢治、ピアノ:中島弘恵、ベース:本間洋佑での初ジェリコライブ。このユニットも発足から1年半になり、美しい系の目指す「想」ではあるが、持曲の演奏形態も自在に変化できるようになって益々演奏が楽しくなってきた。ここいらでレパートリーを増やすのもいいかもしれない。
先週のジェリコでのライブと違い、今回はボクのリーダーユニットだったもので、お客さんの入りは閑散としたものだった。セカンドセットになり、どうにか5名ほどのお客さんに入っていただけたので、少し胸をなでおろせた。
想では毎回演奏しているボクのオリジナル曲「NIPPON」 この日を境に曲名を変更した。新しい曲名は「字珊内」 この曲は毬音に捧げるために演奏しているのだが、毬音なんて曲にすると、毬音は「ダセーッ!」と言うに違いない。だから、毬音との思い出の地を曲名にしたのだ。
毬音の大好きなお店で、毬音のための曲の曲名を変更し、演奏できたことが嬉しい。この喜びは毬音自身の喜びをボクが感受しているのだと思う。
そして驚いたことに「想」で初のアンコールをいただいた。
今日ジェリコで演奏を聴いていただいたお客さん、お店のマスター、バンドのメンバー、すべてに感謝の気持ちでいっぱいになり家路についた。  毬音よかったなぁ!
2009/03/03 (Tue) 0:50

 ●●●  留萌(るもい)
留萌(るもい)
本日、富山ひろみ:ボーカル、日登貴彦:ギター、竹内聖:ベースのメンツでパーティーでの演奏の仕事だった。留萌は札幌から車で3時間ほど日本海沿いに北上した所にある町。僕にとっては、大昔通過した事はあっても、足を踏み入れるのは初めてだ。 ギター君の車にドラムセットを積んでもらい、助手席にて楽をさせてもらった。道中日本海に沿って走るのだが、久し振りに見る日本海に感激した!これは毬音も同感だろう。僕の脳裏には珊内が浮かび、そこにはマリオンが居るのだ。そんな感激と寂しさの入交じった気持ちで日本海を眺めつつ留萌に到着。
バーテンダー協会主催のパーティーとかで、100人以上のお客さんが入っていた。しかしパーティーでの演奏は、メインでなく、色を添える的なものなので、全員が聴きいる環境ではなく、歓談の中で耳を傾けるといった形になるものだ。最初のステージで聴き入ってくれてたお客さんは三分の一にも満たらなかったと思う。それが僕に火をつけた!二回目のステージではお客さんの気持ちを引きつけようと、ライブばりの演奏で挑んだ。その甲斐があったのか、ステージに向くお客さんが断然増えて、拍手に気持ちが感じられた。 これだけ沢山の人の前で演奏するのはなかなか無いので奮起する!
やはり沢山の人の前での演奏は気持ちいいものだ。
もうワンステージ演りたかったなぁ…
パーティー演奏では珍しく、毬音も納得してくれる演奏ができた。そして、久々に日本海も見れた良い一日だった。
2009/02/27 (Fri) 0:03

 ●●●  久々にジェリコ
久々にジェリコ
本日、札幌の社会人ジャズサークル「札幌勉強会」の選抜メンバーピアノ:富樫範子 ベース:矢木章 のピアノトリオでライブ。
久々のマリオンが大好きだったジェリコでのライブ。自分もウキウキ気分。
僕のリーダーバンドでのライブと違い、お客さんも沢山入ったのであった。この点は寂しい気持ちになるが… ジェリコとなれば毬音にビールを飲ませてあげたい。そーなると、僕も飲む事になるので、地下鉄を利用。ジェリコでは、ドラムのすぐ横の棚が今の毬音の定位置となっている。演奏を始める前から早速ビールを飲む。半分は毬音の定位置に供えて演奏を開始。 こんなに沢山のお客さんの前で演奏するのも久々だ。但し今日は客演なので思う存分叩ける状況ではないので、遠慮がちに叩く。毬音はちょっと不服だったかも。まぁビールがあったから、それで相殺だな!
ジェリコは久々と言いながら、来週月曜は「想」で演らせていただく。 今日はジェリコのドラムセットを使わせてもらったが、バスドラにイカれてる箇所があり、チューニングができない。これは痛手だ。そのおかげで今日の演奏は注意力が散漫だった。 ドラムのチューニングはメロディー楽器のように基礎になる音は無いが、自分の納得いく音が作れないと、確実に演奏内容に悪影響する。 なんとか打開策を考えなきゃいかんなぁ…
とにかく、2週連続のジェリコは毬音には嬉しい話だ。
但しお客さんの入りは、今日のようには行かないだろう。
2009/02/25 (Wed) 4:32

 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
ギター:池田伊陽、ピアノ&キーボード:高柳まいこ、エレキベース:小田島茂。EXPLOSIONの初ライブが2007年5月。途中ピアノが石田幹雄から高柳まいこに交代したが、なんだかんだでそろそろ2年継続しているバンドだ。しかし演奏形態が出たとこ勝負なので毎回新鮮な気持ちで挑む。長年やっているバンドであれば、演奏曲に関しても円熟しそうなものであるが、このバンドに関してそれは無い(笑) 同じ曲でも演奏する度に違ったアプローチになるし、僕自身がそう狙っているからだ。 EXPLOSIONはくうだけでしか聴けないユニットでもある。
ライブの前日から当日午前中まで札幌は大荒れの天気で大雪になった。 マイカーは見事なまでにカマクラ状態になっていた。その雪を下ろし楽器を積み込み、出かけたら出かけたで車道は除雪が追いつかずとんでもない状態であらゆる所で車がスタックしている。おかげでところどころで渋滞が起こり、ズルズル路面に自分の車もいつスタックするかわからない。元々車の運転がそれほど好きではないし、まして冬道は極力避けたい自分にはこの状況はガッツリパワーを消耗させられた。 EXPLOSIONの演奏ではかなりのパワーが必要なのに、雪下ろしで本日のパワーの40%を消耗、運転で25%消耗、残り35%で演奏に挑むしかなかった。
おりしも2月21日は くう の8周年。特別なイベントは無いが、飲み放題企画になっていた。しかしこの天候(のせいだと信じたい)のおかげでお客さんは2名。最初のステージは1名だった。 今日はパワーの残りが35%だったこともあり、少し集中力に欠けてしまったが、新曲や毎回演奏している「海」を5拍子で初挑戦したり、今後の発展にはいい方向性を持てたと思う。
もちろん毬音は満足してくれたものだったと思う。
帰り道、またズルズルの道をパワー25%を使って帰宅。着いたらヘトヘト状態。もう冬道運転は勘弁してほしい。。。
2009/02/21 (Sat) 23:59

 ●●●  44回目の月命日
44回目の月命日
我が家ではオムライスの日。中身は先月、意外と美味かった挽き肉を使ったケチャップ炒めライス。デザートはデカいシュークリームと、僕も毬音もよく食べたポリコーンと、僕はそんなに好物ではないが、マリオンが癌手術後最初に食べたいと言ったカレーパン、ってこれはデザートにはならないか…
時間があればカッパ巻きも作ってあげたい。
最近、オーロラへの情熱が再燃してきた。 この冬は無理だが、来冬に行ってみたい。できたら、2002年にマリオンと一緒に周った北欧のコースをもう一度! と思ってネットで探したが、あのコースは今ではどこの旅行会社も扱ってないようだ。それにしても、北欧へのオーロラツアーの料金がかなり高くなっている。カナダは3年前に行った時と変わらない値段だが・・・ まぁ北欧は物価が高いし7年も前の事だ、値段が上がってても不思議はない。 経済的にはカナダが良いのだが、やはりマリオンと歩いて場所をもう一度訪ねたい! まだ時間はあるから、安上がりな方法を練ればよいのだ。 マリオンにとって唯一の海外旅行だった北欧。もう一度連れて行きたい、と言うより、自分が行きたいんだな! なんせ毬音は今じゃ自由に好きな所に瞬時に行けるのだから。
2009/02/16 (Mon) 19:55

 ●●●  今月のロンド・ライブ
今月のロンド・ライブ
いつものメンバー、佐々木伸彦ギター、本間洋佑ベースのトリオ。流石に13日の金曜だけあって、二月の北海道で、なんと雨! しかも強風と来たもんだ。
お客さんの入りも心配だが、楽器を持ち込むメンバーも心配だ。
今月後半はリハーサルやライブで、スティック振り回す事も多く、半世紀生きてきた自分の体力も考慮しなくてはならないと感じる。
荒れた天気にも関わらず、いつものお客さんに来ていただいた。ビールもおごっていただき、細巻の差し入れまでいただいた。その中にカッパ巻きがあったので、毬音はビールのつまみにカッパ巻きという好物に囲まれた。それは僕にとっても嬉しい事である。
ロンドは小さなお店ではあるが、いつものお客さんは派手な演奏が好みである。この点で毬音の好みと合致するわけだ。本日ラストの曲にアフロ・ブルーを派手なフリードラムソロを入れたところ、やんやと喜んでいただき、アンコールまでいただいた。 これは演奏者冥利につきると言うものだ。
こうして、わが街・琴似の一夜は満された気持ちで暮れて行くのだ。外の荒天候さえ気にしなければ・・・
来月のロンドは都合で7日の土曜。
2009/02/13 (Fri) 22:55

total : 155406


<<PREV   HOME   NEXT>>