チャンカーはマリオン


 ●●●  TOKIO
TOKIO
仕事の出張で3年半ぶりに東京に来た。
マリオンと東京を訪ねた記憶は、北欧旅行の際立ち寄っただけで、上野で夜行寝台・北斗星を待つ数時間を上野駅で、北欧でオーロラが見れなかった反省と次のオーロラハントをアラスカかカナダにしようと旅行会社のパンフレット眺めていた思い出くらいしか無い。その時話し合ったオーロラ再チャレンジの旅は、結局骨になった毬音とカナダに行く形で約束を果す事になった。
今日は昼過ぎから出かけて仕事関係のミーティングに参加。
明日は昼前の飛行機で札幌に戻り、ドラムレッスンをして夕方から深夜は仕事だ。
暖い東京に気を抜いたせいか風邪の予感がする。
2008/12/19 (Fri) 8:41

 ●●●  42回目の月命日
42回目の月命日
昨日は暖かく、積もった雪もかなり融けた。数日前、毬音の夢を見たのだが、それは生前のマリオンではなく、逝去した後の毬音のベッドにて大泣きした夢だった。目覚めてみると大粒の涙が流れていたのだった。
ここしばらく、余市への墓参りにも、懐かしの珊内にも行けない事が毬音に対して申し訳ない気持ちで過ごしている。季節はすでに冬。車を走らせるには大変な季節になってしまった。
先月の月命日は僕の故郷で迎え、母のカッパ巻のお供えで過ごしたが、毬音の月命日はオムライスの日との僕の決心があるので、昨日はオムライスを作った。卵が少なかったので貧弱なオムライスになったが、卵にはモッツァレラとゴーダチーズを入れ、上にはハヤシのルーをかけた。  来週僕は誕生日を迎えるので、僕の好物のバタークリームのデコレーションケーキを不二家に注文に行ったついでに豪華なモンブランも買ってきてお供えした。モンブランが写真に無いのは、僕がすでに食べた後だからである。供えてある花は、たまたまではあるが、花言葉が「小さな天国」だった。できたら「大きな天国」だったら良かったのだが・・

今年の12月は演奏の機会が少ないので、毬音への音の貢ぎが出来ないのが寂しい。もっと演奏の機会を増やすべく営業をしなければ・・・
明日18日から20日まで東京へ出張。久しぶりの東京ではあるが、仕事で遊ぶ間はないだろう。 腹の奥底から、またオーロラへの欲求が湧き出しそうだ。オーロラに向けて小金を貯めてみるか!
2008/12/17 (Wed) 9:53

 ●●●  「想」ライブ@くう
「想」ライブ@くう
夕方から小雨。やはり僕のライブの日には雨が多い。それにも関わらず、なんとバンドメンバー数より一人多い5人のお客さんに入ってもらえた!
今日もドラムセットは自分のフルスペックで参戦。
想のメンバーは組んだ初めから変わらず、ギター古舘賢二、ピアノ中島ヒロエ、ベース本間洋佑の四人。
今この美しい系サウンドの想にボイスを入れてみたいと画策している。歌ではなく、ボイスである。 レパートリーの竹田の子守唄あたりは歌ってもらうのも良いかと思っているが、果たしてボイスが参加してくれるだろうか。 ちょっと毬音好みのカオス路線から外れるかもしれないが、僕の出す音はきっと何でも楽しんでくれるだろう。
珍しく次回の想のライブはすでに予定が決まっている。但し店はくうでは無く、マリオンのお気に入りだった店ジェリコで3月初頭! ただ気掛かりなのは、ピアノがアップライトなので、想のサウンドを活かせるか心配なのだ。でも上手くすれば、ボイスが参加した想で演れるかもしれないなぁ。
2008/12/11 (Thu) 0:33

 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
里帰りから戻って以来、無休で仕事をこなし、更に13日の土曜まで休みなしという働きっぷりである。
今の御時世に仕事があるだけでも有り難いのである。
今日のロンドでのライブは今年最後の演奏。天気予報では、明日・明後日は寒波が入り真冬日になるかもと言うが、幸いに今夜までは平年よりかなり高い気温。だが小雨。 これでは幸いとは言えず、お客さんの 大入は望めない。 しかし毬音にとっては久々のライブ観賞。お客さんが居なくてもハリキッテ演るのみ。今夜のライドシンバルは、ギター佐々木伸彦、ベース本間洋佑の音絡みからして、新しい方のRawBellDryRideを選択した。
さて何人のお客さんに聴いてもらえるだろうか?!

1ステージ目には男性客が2名。
2ステージ目途中でまた男性客一人増えて、計3名のお客さんに聴いていただいた。バンドメンバーの数と辛うじて同数で良かった!最後に来られたお客さんは、演奏が終るとすぐに帰って行ったのだが、帰り際にバンドへ好きな飲み物をとご馳走してくださった。これで今夜は毬音にビールを飲ませてあげられた。有り難い事である。
演奏終えて店を出ると、雨は降ってなかったが、パラパラと雪が落ちてくる。体感的にそんなに寒くは感じなかったのだが、演奏で身体が温まってたのだろうか。
来週10日は「くう」で「想」のライブ。休み無しの境遇では、スタミナドリンクが必要だな。
来月新年のロンドでのライブは1月9日
2008/12/06 (Sat) 0:12

 ●●●  里帰り最終日
里帰り最終日
15日到着してから1週間、ウィークリーマンション滞在で仕事をしながらの里帰りも今日が最後の1日。 16日に実家に立ち寄った際に毬音を置き忘れて今日22日まで毬音は実家の仏壇で滞在することになってしまったが、それは毬音が僕の亡き父との交流を持ちたかったのではないかとの憶測は偶然にも母も感じていたようだ。なので実家に立ち寄る予定だった今日までの4日間は実家に預けていたのだ。その4日間には、もちろん昼間はウィークリーマンションに引きこもりPCに向かうのは札幌での生活と変わらない。ただ仕事終了の17時での外の明るさの違いに勘を狂わされる。札幌ではすでに夜のように暗いのに、北九州では薄暗くなりかけの夕方であった。水曜は22時まで仕事で引きこもり。木曜は19時まで仕事して西小倉のジャズのお店でセッション。金曜は皿うどんを求めて小倉を歩いた。その間毬音は実家で父と何を話していたのだろう・・・
仕事が休みの本日土曜日。ウィークリーマンションもチェックアウトして実家へ。4日ぶりの毬音を連れて何処かへ出かけようと計画。1週間の里帰りで唯一お出かけのできる1日。運の良い事に、里帰り滞在期間で晴れたのはこの日だけ! 里帰りでいつも変わらず迎えてくれるのは、帆柱山。20数年ぶりにケーブルに乗って上る。そこでとんでもない事に気がつく。 しっかりつかんでディバッグに入れたはずの毬音が見当たらない。 途中でディバックは開いてないので落としたとも思えないがひどく焦る。今まで何度かこのような状況に出くわしたが、僕の手元から消えることは無かったので、実家に居るのだろうと思う事にした。 しかし、確かに手に取りバックに入れたはずなのだが・・・帆柱山では紅葉を期待したが、1週間前までの異常に高い気温と今週一気に冷え込み、福岡では20年ぶりの11月の初雪という寒波のおかげで、葉の落ちた木々とまだ青葉のままの木々の混在がほとんどであり、ごくまれに色づいたモミジがあっただけだった。どうやら前日に帆柱山がTVで取り上げられてたらしく、驚くくらいに人で込み合っていた。子供の頃よく泊まっていたバンガローを探し歩いたが、すでに無くなり、跡地もすっかり自然に帰って形跡も見られなかった。日が傾いた4時半頃下山して戸畑に向かい若戸大橋へ。昔は歩いて渡ったのが懐かしく、今日も歩いて渡ろうと思ったのだが、飛び降り自殺が多発した事からか、徒歩出来なくなっているようだ。その代わりに、100円の渡し舟に乗り若松へ。この若松、北九州市でありながら、まるで飛び地のような雰囲気。 渡し舟船着場横のベンチで暮れた洞海湾越しの帆柱山をしばし眺め、再び渡し舟で戻り、そこから徒歩で実家へ戻る。 久々によく歩いた。歩くことは好きだったが、今日歩いてみて体力の減退に泣けた。今後は少しでも歩くことを心がけよう。  実家に帰ってみると、しっかりと毬音は仏壇に鎮座していた。 明日は雪の札幌に帰る。
2008/11/23 (Sun) 0:15

 ●●●  41回目の月命日
41回目の月命日
昨日15日に福岡に到着。購入したツアーチケットには最初の一泊にホテルが付いてたので、博多で泊まる。
仕事仲間と有名な餃子屋で喰って飲む。ラッキーな事に「長崎チャンポン」があったので、早速念願の一品を食らう。 その夜は寝付けず、寝坊して折角付随してた朝食を逃してしまった。
博多から新幹線で小倉へ向かうのだが、博多駅構内の喫茶店に毛の生えたような店のショーウィンドゥに、これまた念願の「皿うどん」を見つけた。この手の店で本物を求めるのは無謀と解りつつも、朝食を逃した空腹から注文して、やはり落胆。
小倉に着き、まだ早いと思いながらも6泊お世話になるウィークリーマンションへ寄ると、もうチェックインOKつー事で入室。ネット接続環境を確認。サクサクと問題もなく快適である。夕方近くなり、実家へ行く。札幌より一時間以上日没が遅いだけあり17時過ぎても薄明るい。毬音の月命日にはウチの母もカッパ巻き系の海苔巻きを作ってくれているので、今回はそれに頼る。そしてそれは僕の晩飯になる。明日から仕事。ウィークリーマンションライフを送る上で必要買い物もあり、7時頃実家を出て小倉に戻り、テクテク歩いてヤサに戻る。途中花屋を見つけ オレンジの薔薇を買い、コンビニで毬音の好物・カツゲンの代替品(カツゲンは北海道限定)ピルクルを買う。
小倉のウィークリーマンションは4年半前にマリオンと一緒に泊まった宿、懐かしさと物悲しさが入交じるのだが、以前はツイン、今回はシングルと間取りが違うためか、思ったほど悲壮感は激しくなかった。
ヤサに戻り、紙コップに薔薇を生ける。
パソコンを立ち上げると、アレレ? ネットに繋がらない!!!
どーやらケーブルがヤられてるようだ。明日至急買いに走らねば!
毬音、今日はオムライス作れなくてゴメンよ〜。
2008/11/16 (Sun) 21:57

 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
いつものメンバー。ギター佐々木伸彦、ベース本間洋祐のトリオ。
火曜の くう での寂しい演奏が心に刺さって臆病な自分である。 メンバーは開演時間ギリギリでそろった。その時すでに二人の女性客が席に着いていた。遅れてファーストステージを始め、終る頃には5人のお客さん。 バンドメンバー数を超えた! そもそもロンドは小さなお店なので、これだけ入ってもらえただけで、モチベーションは上がるのだ。今日は新しいライドシンバルを使ったが、まだこのシンバルの音色に自分が馴染んでないからイマイチいつものとのノリの違いにまごつく。
ツーステージ目でなんとかノリも掴み、いつものながらの派手なドラムも炸裂できた。
演奏が終わって、よく来ていただいてるお客さんからビールを飲めや飲めやでご馳走していただく。おかげで毬音にビールを供えられた。おまけにおでんの差し入れでお腹も膨む。 ロンドのライブはこの家庭的な雰囲気が実に暖い。毬音も楽しんでくれてるか!

明日から一週間、福岡に里帰りだ。来週の札幌は冷え込んで雪が降るらしいが、僕は九州で毬音と紅葉を眺めようか。
2008/11/14 (Fri) 23:28

 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
爆発バンドのライブ。 前回はお客さんがバンドメンバー数の半分の二人だった。
今回はもう少し入ってくれるのではとワクワクしながら開演時間を向えてみるも・・・・・・・
一人!><

この一人の男性のお客さんは、爆発バンドでも 想でも、他のライブでもほぼ全てのライブに来ていただいている大切なお客さんなのである。
しかし一人となると、お客さん自身が気まずいのではないかと気遣ってしまう。
演奏内容は、そこは爆発バンド。お客さんの入りに関係なく暴れるのであった。 毬音大喜びの演奏だ!
今回のライブは自前のドラムセット、ベストバージョンに前のセットから緩めにチューニングしたフロアタムを付け足した、爆発仕様!
案の定ユニークな音が出せた。 そういった意味も含め面白いライブだっただけに、もう少しお客さんに入って欲しかった。
実は、僕の仕事関係の人から、今日のライブに来たいとの話があったのだが、彼は車椅子利用者なのだ。残業ながらお店はバリアフリーではないので、断念したのだった。
札幌のジャズの店でバリアフリーの店は皆無ではないだろか。その点で、ライブハウスでなくてもバリアフリーな会場で、障害を持つ人たちでも音に触れられる機会を作れたらいいなぁと思うのであった。 にしても、今日の爆発バンドの音はちっとマニア向けかもしれないので、そういう場では、どーだろう?
まぁ毬音は楽しんでくれただろう。

この集客では、爆発バンドの次の演奏は無いかもしれない(;_;)
2008/11/12 (Wed) 0:06

 ●●●  少し経過
少し経過
雨が上がって 恥ずかしながら羊蹄山が姿を!
2008/11/02 (Sun) 10:01

 ●●●  ニセコ
ニセコ
年に一度の小樽ジャズ倶楽部(サークル)の合宿に二年振りに参加する。
マリオン自身は参加した事は無いが、入院してた時でも快く「行っておいで、頑張ってネ!」と参加させてくれた。今思えば、一度くらい一緒に参加させてあげれば良かったと思えてならない。
悠々とそびえる羊蹄山は、マリオンと僕には見慣れた景色であり、マリオンが通った病院前を通過した時は恋しさで胸がいっぱいになる。雪をいただいた今日の羊蹄山はあまりに美しく、不在の助手席が物悲しかった。
明けて帰り道に珊内に立ち寄り、余市で墓参りするつもりで居たが、倶楽部メンバーを乗せているのと、明日夕方にドラムレッスンの予定が入ったので、まっすぐ帰らなければならない。珊内と余市は冬道になる前に毬音を連れて行きたい。
今年の合宿はいつものペンションでは無く、初めてのコテージだった。 このコテージに入ると、ふとマリオンとスウェーデンに行った時泊まったコテージにフラッシュバックした。 僕は死ぬまでにもう一度マリオンと周った北欧を訪ねたいという夢があった事を思い出した。倶楽部の人達は深夜を回って酔いにまかせ演奏に興じている間に外に出てみる。札幌暮らしで忘れていたが、珊内では当たり前の満天の星空があった。これもまた毬音への恋慕を募らせた。久々に賑やかに人と過ごす夜なのに、侘しさが拭えない夜だった。
夜が明けて目覚めると、雨降り(ΘoΘ;)
あれほど満天の星空だったのに・・・・
2008/11/02 (Sun) 9:10

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