チャンカーはマリオン


 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
ライブ開始前からポツリポツリと雨が落ちてきた。どうもロンドでのライブの日は天気が良くない日が多い。メンバーに雨男が居るもよう。
この夏の自分のスケジュールを振り返ると・・・・ 雨男は僕かもしれない。
今日も開演時間になってみると、二人のお客さんと、演奏中に来店された男性ひとりの計3名様。バンドメンバーと同数の来客だ。
来客数の少なさを天気のせいにする気は無い。ただただお店に迷惑かけながら「継続は力なり」を信じるしかない。
ロンドでのメンバーは、ギター佐々木伸彦、ベース本間陽祐のトリオ。一応僕がメンバーを集めた以上、集客の責任は僕にあるわけで、責任を感じながらセカンドステージを始める。
また途中二人ほど来店。一応バンドメンバー数<オーディエンス の図式になり一安心。毬音もドラムの横でハイネケンをグラスに安心して音を楽しんでくれただろう。

次回のロンドは10月10日金曜日。
2008/09/06 (Sat) 22:57

 ●●●  お願いしますの宣伝です
ここ最近のライブでのお客さんの入りが悲しいほどに寂しいです。
これでは活動も続けられないかもしれない・・・・
と言った事で、宣伝をさせてもらうです。
[2008年9月6日土曜]
札幌・琴似 「ロンド」
札幌市西区琴似1条5丁目細川ビルB1
Tel 011-621-5611
佐々木伸彦(g) 本間洋佑(b) 大村吟弘(ds)
チャージ2000円(ワンドリンク付) 20:30〜

[2008年9月18日木曜]
札幌・「くう」札幌市中央区南1西20(南大通沿い 北向き)LOGビルB1
tel 011-616-7713
(地下鉄「西18丁目」駅、出口1より徒歩2分) 不定休
ユニット「想」
大村吟弘(ds) 古舘賢治(g) 中島弘惠(pf) 本間洋佑(b)
19:30開場 20:00開演 予約1800円1飲物付(当日2300円)
美しい系のライブです。今回新しく購入したcanopusのBD15インチのセットを使う予定です。 canopusの音に興味ある方も是非!

今月はこの2本。 あ〜〜寂しい・・・・
2008/09/04 (Thu) 17:18

 ●●●  ライブ@K'sバー
ライブ@K'sバー
今宵のメンバーは鷲見健(p)金野俊秀(b)とのトリオで久々の平岸K'sバー。この若手ベーシストとは初顔合せ。 あいにく天気は夕方から雨になる。それを見越して車で行く。即ち今日も飲まずの健全な演奏だ。
ハァ〜(´A`)
雨天にも関わらず10名ほどのお客さんに入っていただいた。
自分のリーダーバンドでもこのくらいは入ってもらえると有り難いのだか・・・
曲目は流石KENの選曲。僕の好みの曲が並び、演奏を楽しませてもらった。
ベーシストはまだ若い。良くも悪くも、その若さが音に出ていた。
K'sバーに初めて訪れたのは、4年ほど前、マリオンが札幌の病院に入院してた頃、まだ手術の経過が良好だった時にマリオンに許しを得て、客として来店した。
その後、毬音逝去し、札幌に出てからKENからの誘いで何度かライブを演らせてもらっている。
時々演奏中、最初の来店時のイメージが蘇り、病院にマリオンが居るような錯覚に陥る。
あとは、壁に飾ってあるオーロラの写真。ここの従業員の方がアラスカへ行った時の写真だという事だ。
スウェーデンでマリオンにオーロラを見せてやれなかつた無念の意味で、オーロラの姿と僕の音で包むこの空間は毬音には快適ではないかと、勝手に思うのだ。
2008/08/24 (Sun) 22:45

 ●●●  ギグ@ススキノなんとか
ギグ@ススキノなんとか
昨日届いたおニューのドラムセットを持ち込んでのギグ。おニューのセットは、子ども用かと思えるほど小さい。 今日のギグに間に合うようにオダーして、昨日届いた。
そして早速本日デビューさせたのだが、今日演奏するお店へ到着して演奏スペースを見ると、かなり狭い。これは前のドラムセットだったら完全に入らなかった! まるで何かのお導きかと思えるほどギリギリで納まった。ホントはウェットな響の逸品が欲しかったが、納期に間に合う物がピンクのセットしかなく、カタログに拠ると僕の要望の逆「硬めの音」となっていた。
しかし、今日のリハでチューニングをすると、なかなかウェットな響を出してくれるではないか!叩く本人のウェットな性格が、楽器の性質を上回ったのかもしれない。打面のヘッドがシェルに馴染んできたら、更にウェットな響になる予感もする。

今日の演奏は、お客さんは全て前もってチケットを購入しているので、くうのライブのような閑散とした中での演奏にならずに済んだ。
むしろ狭いスペースでの制限される動きとの戦いであった。
メンバーは、ピアノ・KEN、ベース・釜鈴徹のトリオ。
今日の演奏は楽器の慣らしという事もあり、おとなしめであった。まぁスーツ着用の演奏だから、そうなったのかもしれない。
この新しいドラムセットの響を毬音は喜んでくれただろうか?
僕としては、今まで手にした4台のセットの中では、群を抜いてると思うのだが。
これからはこの響が毬音との交信を司るのだ! まっ あまり自分のドラムセット持ち込むライブはないんだけどね。。。
2008/08/23 (Sat) 23:26

 ●●●  EXPLOSION@くう
EXPLOSION@くう
本日のメンバー
キーボード:高柳真依子 ギター:池田伊陽 エレベ:小田島茂 の久々のメンバー。天気予報では雨だったが、メンバーに晴れ男か晴れ女が居るのか、雨は降らなかった。
が しかし、開演時にはバンドメンバーの半数ものお客様が入っていただき、そのまま増える事なく、ファーストセットラストの曲「象さん」(童謡のあの象さん)を大暴れさせて終了。

セカンドセットを始めるも、お客様の数は変わらず。少なくとも減らないだけ救いだった。お客様のひとりは、よく来ていただいている方。もうひとりの方は、このバンドは初めてであるとしても、僕の演奏は初めて聴くわけではない方であり、お二人とも有り難いお客様。
さて演奏は。 8分の6拍子でドラムがリズムリフイントロを出すところを8拍子で出してたり、ハチャメチャでありながらも、このユニットはそれを楽しみながら演奏を構築していく。
お客様には申し訳ないが、このユニットは演奏をハプニングに導きトコトン極限を楽しむのがコンセプト。
久々に破壊する緊張感を楽しませてもらったのだった。
これはジャズ・ブルースはもとより、パンクも好きだった毬音が一番喜ぶ音スタイルだと思える。 本日は地下鉄で参じたので、セカンドセット前にビールを飲む。美味い!

このユニットは細々ながらスタートして二年ちょっと経つ。継続して行きたいが、集客がコレだとお店には迷惑だろうと、遠慮がちになるのだ。 でも こんなハチャメチャバンド、珍しいと思うし、気の抜けない演奏が楽しく、それはオーディエンスにとっても楽しめるのではないだろうか?と。
次の機会には、是非聴きに来ていただきたいですね。
2008/08/21 (Thu) 9:32

 ●●●  38回目の月命日
38回目の月命日
もう38ヶ月毬音と会ってないのか。
今月の月命日はオムライス。 仕事があったのでチキンライスは冷凍物で勘弁してもらう。季節的に花もお盆向けが多く、仏花は毬音は喜ばないだろうから限りある種類から選んできた。僕は野暮な男なので花の名は知らない。 巨峰は特別毬音の好物だったわけではないが、入院してた時、固形物がまだ食べられなくて梨やブドウを潰して汁を飲ませた。梨はまだ甘くなさそうだったので、糖度15度と書いてあった巨峰にした。 こうやって写真で見ると、今回は華やかさに欠けるなぁ。後でメロンでも買ってこようか!
札幌の今の住居には毬音の記憶はすり込まれてない。 一昨日の珊内訪問でも毬音の残像が残る場所が失われつつあった。毬音だけでなく、僕自身が珊内に溶け込む存在から離れているように感じた。
時間の流れはあらゆるものを変化させて行く。 記憶はおぼろげになり、毬音から遠のくように思えるが、確実に僕を毬音に近付けてくれている。
僕はただ待人でいればいいのだ。
2008/08/16 (Sat) 18:28

 ●●●  毬音と珊内
毬音と珊内
珊内の我が家にあったボロボロなふる〜いソファー。毬音は、このソファーで寝るのが大好きだった。現在このソファーは、元々あった珊内のユースホステルに収まっている。久々にお気に入りのソファーで毬音は安らいでいるようだ。
しばし僕もボロソファーで、毬音の夢が見れたらと期待しつつ転た寝するも、現れず。
天気予報は「曇りのち雨」だが、珊内は蒸し暑さをはらんだ日差しに包まれている。札幌ではまだ聞かぬ蝉の声が時々響き、ようやく夏らしさを感じた。
久々に珊内でユースの仲間と再会。
マリオンの窮地に沢山の人が手を差延べてくれたが、今日の彼等はその中の人達。毬音にとっても僕にとっても感謝しきれない人達なのだ。毬音にも楽しい再会であっただろう。
珊内は相変わらず静かだ。木曜で温泉施設が休館という事もあり、いつもなら時折響くボイラーの音も無い。
夕暮前、みんなで浜にてドンドン焼き(焚火でイカや何やら竹串に刺して焼く)をする。まったりと過ぎる珊内の時間は居心地が良く、ついつい過ぎる時を忘れる。しかし明日は仕事なので、みんなに見送られ、少ない漁火を眺めながら海岸沿いに札幌へ戻った。
2008/08/15 (Fri) 0:12

 ●●●  小樽・海音シティーミュージックフェス
小樽・海音シティーミュージックフェス
雨もようの小樽。リハーサルのために朝9時半に「オを入れればマリオンだなぁ」 等と思いながらマリンホールに入る。
複数バンドが出演するコンサートではありがちだが、リハと本番では状況がガラリと変わる事を計算の上でリハに当たるが、それにしても凄いドラムセットが用意されていた。(他がロックバンドなのでロック仕様)今回はまるっきりのジャズでは無いので、なんとかなりそうであるが、30年ほど昔に流行った透明なドラムセットを入念にチューニングするも、後発バンドのリハでセッティングからチューニングから変えられてしまう。まぁこの類のステージでは仕方ないのだ。
リハの後、時間があったので、少し街を歩く。結構テナント店舗が入れ替ってたり撤退してる様に、小樽の現状を垣間見る。 でも僕も毬音も小樽は哀愁漂う街といイメージを持っていたので寂しい気持ちにはならず、むしろ小樽らしさとして映った。
さてコンサートだが、天気のせいか400人ほど入るホールに100人に満たない数しか見受けられない。出演バンドが多種に渡るので、出演バンドの度に入れ替わる事も考えられる。
我々の幾つか前のバンドが、カルメンマキ&OZのナンバーを演っていた。僕が10代の頃、リアルタイムで聴いていたバンドだ。懐しいと思いにしばし馳せるが、そのコピーバンド、元々の持ち時間枠を越えているにもかかわらず、呼んだサクラにアンコールをさせて応じる。おかげで後の出演者が時間を削られ、スタッフにも迷惑がかかる。しかし、彼等は演奏を終えてスタッフにも後の出演者にも申し訳ない顔ひとつ見せず、セッティング替えも手伝う事なく楽屋に戻り高揚した気分にタレント顔をしている。平均年齢は40歳と言っていた。アマチュアではそこそこ上手いのかもしれないが、僕はこうゆう思い上がった輩が大嫌いである。しかもいい大人の齢である。ひとつ説教たれてやろうと思ったが、出番前にモメると演奏に影響すると思いやめた。
そして我々の出番!
お客さんの数は・・・ まぁどーでもいい。
ただ大いに楽しんだ、楽しもうとした。久々のホールでの演奏。力が入り過ぎて握力ボロボロでグリップが甘くなり正確なショットが打てなくなった自分が悲しかったが。まぁ毬音が喜びそうなソロを叩けたからいいだろう!
2008/08/03 (Sun) 19:10

 ●●●  ライブ@ロンド
ライブ@ロンド
折しも今日は札幌の花火大会だった。
それを言い訳にするにしても、開演時間になった現在お客さんはゼロ。それどころか、またまたベースが来ていない。
先月、ロンドのマスターが入院した。8月までには退院してるよ!とマスターは言ってたが、まだ入院してるらしくて、今日はマスターの息子さんが店を切盛りしている。切盛りと言っても、我々バンドが集客できないからには、張り切りようもないだろうし、コチラとしても申し訳ない気持ちで肩身が狭い。
しかしベースの本間君はどーしたのだろう?連絡も無い。
ギターの佐々木伸彦と選曲しながら待つ。

20分ほど遅れて、一人のお客さんに向けて演奏を開始。
昨日から、左頬から首にかけて痛みがあり、昼に病院に行った結果、ばい菌が入ったらしく、抗生剤を点滴された。最初のステージは痛み止めのせいか、今いち頭がハッキリしない中での演奏だった。
インターバルで、もう一人お客さんが入ってくれた。あと一人入れば、バンドとマンツーマンだ。 たとえお客さんがゼロであっても毬音はドラムの横で聴いていてくれるのだ。2ステージ目は気合を入れよう。
と言うわけで、2ステージ目は気合を入れて演奏した。途中で一人お客さんが増えてマンツーマンの体制を取れた。
しかし いつも僕がMCを入れる所を、喉の痛みから声が出し難い事で、曲目もメンバー紹介も無いライブになってしまった。でもお客さんはいつもの人達だから、了解してくれてるのであった。
2008/08/01 (Fri) 23:34

 ●●●  ライブ@Vir旭川
ライブ@Vir旭川
久々に列車に乗った。流れる車窓に昔の旅人気分を思い出す。しかし車両は昔とは比べものにならないくらい快適で、昔と変わらない牧歌的景色とのギャップに自分が何者なのか不明瞭な気分にさせられる。
考えてみると、毬音と周った北海道は函館しかない。もっと一緒に旅すれば良かったと後悔の念に駆られる。
旭川に到着してホテルに入る。僕が到着する少し前まで土砂降りだったらしい。
ホテルで小一時間ほど過ごし、リハのためにお店に向かう。道路に面してガラス張りで通行人からシースルーの洒落たお店である。ミニスケールだがグランドピアノがあり、ドラムセットはグレッチ!店備え付けの楽器としてのレベル高い。なかなか雰囲気も良い事で嬉しくなる。今まで何度か、外行く人を眺められるお店で演奏した時はあるが、ストーリー演奏的で僕は好きなのだ。
大方リハが終り、居酒屋で飯を喰い、演奏前に一杯引っ掛ける。
日本では珍しく、演奏開始は21時から 短めのステージを3セットやる。 開演間近に店に戻るとお客さんは3名。寂しいが、知合いの居ない旭川では、僕もお客さんを呼ぶ事もできない。まぁ札幌であっても、僕の集客力では結果は同じだったと思う。
初めてのお店で、慣れない土地での演奏。バンド業界で言うところの「ビータ=旅」になるのだが、お客さんが少ない事で少々モチベーションが上がり辛かったが、毬音と初めて訪ねた旭川で音を楽しんだ。
演奏後もお店でウダウダとだべり、ホテルに戻ったのは2時を過ぎていた。
また毬音連れてビータに行きたいなぁ。
2008/07/23 (Wed) 2:50

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