チャンカーはマリオン


 ●●●  ユニット「想」@くう
古舘賢治ギター、中島弘惠ピアノ、本間洋祐ベースの初顔合わせのバンドでのライブ。テーマは「美しく爽やか」。いつもの破壊的な演奏と趣向を変えた内容にした。要は、演りたいモノより聴いていたいモノを優先させたわけだ。僕の性格上弾けてしまう部分や選曲は少々あったものの、おおむね美しいナンバーを演った。決して自分を抑えたわけでもなく、美しさを表現する事に集中した。 それにユニット名の「想」を込めた心情もあったのである。
初ユニットにしては、そこそこのお客さんの入りだった。中には幾度か僕のいつもの演奏スタイルを聴いているお客さんからは、意外とも思われたが、ある意味これも僕の一面なのだ。
そして、僕にとっての新たな価値を追う門出になるのかもしれない。毬音の導きは僕にはまだ暗中ではあるが、確実に僕は変化しつつあるようだ。
本日も 一緒に演奏してくれた皆と出演させていただいたお店と来てくださったお客さんに心から感謝いたします。 特に『乗換えが苦手』なのにわざわざ乗換えして来てくれた御方! ありがと!

日が変わって10月5日。僕の育ての父の命日だ。 沢山の人に助けられ、守られて生きています。 そのすべてに感謝します。
2007/10/05 (Fri) 0:59

 ●●●  リーダーユニットでのライブ告知
リーダーユニットでのライブ告知
札幌・「くう」札幌市中央区南1西20(南大通沿い 北向き)LOGビルB1
tel 011-616-7713
(地下鉄「西18丁目」駅、出口1より徒歩2分) 不定休
ユニット名「想」
古館賢治(g)中島弘惠(p)本間洋佑(b)大村吟弘(ds)
19:30開場、20:00開演
予約1800円1飲物付(当日2300円)
今回も初の取り合わせです。

前回のくうでは日本の民謡・童謡をおどろおどろしく演奏しましたが、今回は秋空の如く美しく爽やかな音をお届けする予定です。


最近よーやく札幌も平年並みの気温になり、夜は肌寒くなってきました。 今夜なんて火の気が欲しいくらい。
ここしばらく眠れないでいる。昨夜もたいして寝てないのに、今夜も眠いのに眠れない。 まっそのうち眠るだろうけど。
2007/09/29 (Sat) 0:35

 ●●●  午後の陽射し
2日ほど前から札幌も平年並の気温になった。夜は肌寒く、昼でも陽が当たらず風を受ける野外は肌寒い。
今日バイトも休みで、本来なら来月小樽でのイベント「音座なまらいぶ」に出演するバンドのリハーサルがあったのだが、給料1日前の今日、僕の経済状態は小樽まで行く交通費もガソリン代も無い状態。結局リハーサルには行かなった。まぁ明日になって給料入ったところで状況は大して変わらないのだが。
そんな休日、近所の発寒川の河川公園で木もれ陽に当たりながら、10月4日の自分のリーダーバンドでの曲構成を考える。これなら金もかからず、部屋にひきこもらずに過ごせる。しかし15分ほどベンチに座っていると日差しより吹く風の冷たさが勝ってくる。でもこの快適な時間から離れ難く堪えてみる。夕暮れ前に家に帰り、ご飯を炊いてインスタントラーメン作ってラーメンライスにしよう。
2007/09/24 (Mon) 16:31

 ●●●  やっぱり海だね
やっぱり海だね
昨日に比べて今日の海は穏やかで、僕としては景観と音に物足りなさを覚えるが、やっぱり海はいい! 朝のうちここそこで小舟が浮かんでいる。とっくにウニの時期は終わっているからアワビ漁だろうか。今年の夏は結局毬音にウニをご馳走できなかったなぁ
昨夜も2時間ほどしか眠れなかったが、天気がイマイチで海に輝きも無いので朝のうちに帰ろうとした。古平に差し掛かった時、小樽の知り合いの方から電話があり京極町まで車を運転して欲しいとバイトを頼まれた。今の僕の経済状態からして有難い申し出だったので即受けた。
一旦小樽へ行き車を乗り換え、いろいろと寄り道をしてはご馳走になりながら京極町を目指す。しかし睡眠不足から、途中睡魔に襲われた。結局帰り道はその方が運転して僕は助手席で寝ていた。まったく役立たずのバイトだ! 申し訳なく思うと同時に何から何までお世話になった事に感謝しながら夕方に帰宅した。 真狩村で朝もぎトウキビ2本150円を買った。それは生でも食えるというものだったので、家でかぶりついた。美味い!生食のトウキビは高いのだが、流石直売!!
2007/09/17 (Mon) 18:54

 ●●●  27回目の月命日
前日の雨模様から今日の墓参りは無理かと思ったが、厚い雲が流れながらも晴れ間もあったので、昼もかなり過ぎた時間から余市へ走った。いよいよおぼつかなくなった我が家の家計。しかしせめて花は供えたいと安い花を探した。夕暮れ前に墓前に着き線香を手向け最近の自分の不甲斐なさをわびる。今日明日はバイトが休みなので部屋で独り暇を持て余し暗黒思考世界に入り込む恐れから、珊内に行くつもりにしていた。しかしガソリンは持つのか? 財布の中身にかなりの不安を感じながらも生まれ持った脳天気から珊内を目指す。
前回の珊内はニューヨーク(正確にはニュージャージー在住)からの旧友ピアニスト大野智子と彼女の息子と三人で訪れた。 実はそれ以外にも一度、雨降る夜中にひっそり来ている。
今回は久々に幽霊が出る事で有名な当丸峠を通った。 世間も連休とあって行き交う車が多いが当丸峠は爽快に走れた。その運転中「テレビもなく、携帯も圏外の珊内で独りどうやって夜を過ごすか? 途中岡田商店で発砲酒買って帰ろう」と呟く。僕は笑ってしまった。買って帰ろうと言ってしまったのだ。馴染みある道を走っていた事で、つい口をついたのだろうが、「帰ろう」と声にしたのだ。珊内はすでに帰る場所ではないのに・・ ひょっとしたら助手席には毬音が乗っていたのかも。だから珊内に帰る気持ちになっていたのか。
静かすぎる僻地・珊内で、何もない環境で独り過ごす夜。ゆっくり本でも読もうと思っていたが、本を忘れて来た。
珊内の夜を独りで過ごす上で今ならもう喪失感からの自殺は無いだろうと来てみたが、現在の自分の状況を考えてみると実に危ういと気がついた。だから今夜はアルコールは中止にした。何故なら、危うい精神状態になった時、すぐに脱出できるようにとの考えからだ。 まぁ、対処策を考えるだけまた余裕があるのだろう。僕の見た死後のビジョンは今日ではないと信じている。
2007/09/16 (Sun) 20:13

 ●●●  ギグ@和音
久々の札幌豊平方面での演奏。普段僕が演奏する店は、お客さんが払うチャージの何パーセント、店によっては全額近くが出演者に払われるチャージバックというシステムになっている。これはお客さんの数で収入がかなり変わるのだが、札幌において数少ないギャラ制(お客さんの数に関係無く定額の金額が頂ける)のライブ。
今日はバイト中軽いめまいがしたり今週はかなり疲労してたのだが、ドラムを叩けて更に家計に大助かりのギグ、頑張らないわけにはいかんのだ。メンバーは去年11月以来の謎のピアニストKと毎月ロンドで一緒にやっている若手ベーシスト本間洋祐。謎のピアニストKのライブではいつも不思議な客層が集まるが、今日もそうだった。でも素直に音を受け取ってもらえ、素直に喜んでいただけ、感謝を表されると恐縮してしまう。ここ和音でのギグ(ギグとは簡単に言えば、演奏だけに対する言葉でなく、金を得る仕事の意味がある。ここはあえてライブと言わずギグと言う)は毎月の定例になるようだ。これは実に有り難い。演奏の後は、お店でオムライスをご馳走になり、帰りはベーシストの本間君がかなり遠回りになるのに車で家まで送ってくれた。尽く感謝の1日だった。

今日僕はある決心をした。いい加減な自分がどこまで守れるかわからないが、こう決める事で気持ちが少しは落ち着くと予想した。1;諦めない 2;希望を持たない 3;ありのままを憶測せずに受け入れる 4;中道を行く ・・・・ 1と2は相反するように思えるが、僕は同義とも思える。突き詰めて考えると希望を持たなければ諦める必要が無い場面は多いような気がするのだ。
何かにとらわれると、つい思考はエゴに傾く。初心に戻らねば! どんなにバカと見られても自分の気持ちに正直に居て素直に行動とれるようにありたい。
今までを振り返って無限地獄に陥った原因を逆にとらえた結果がこうなったのだ。
孤独は万人における基本概念。それに恐れ畏縮していてはカルマの渦に潰されるだけだ。
ここまで読んで「こいつ宗教に走ったか!」と思われるかもしれないが、まったくそうではありませんのでご心配なく。僕の性根はそんじょそこいらの宗教では改心できっこないですから。 行き当たりばったりの生きざま晒す僕の、単なる1日の思考遊びですよ。
2007/09/10 (Mon) 1:51

 ●●●  月例ライブ@ロンド
札幌は激しい雨が降ったくらいで、ほとんど台風の影響はなかった。しかし台風一過はお決まりの暑さのぶり返し。とは言っても、ここは北海道、30℃になることは無いのがありがたい。本日のロンド出演メンバーは、神恵内に住んでいた頃 小樽で演奏した時の気心知れた馴染みの顔ぶれ。
演奏開始時、お客さんは一人(涙)。しかし演奏中に来店された方々で結局8人ものお客さんに来てもらえた。ありがたい事だ。中に、よく来ていただくお客さんからビールを3本もご馳走になり、その上 毬音にお花まで頂いた。
最近僕は疲れているようで、最初のステージでは思うように演奏できなかったが、ツーステージ前からビールを飲み始め、ツーステージでは結構弾ける。お客さんの数が増えていた事も大きく作用しているのだろう。
今夜はハイネケン3本で、ほろ酔いで帰って来た。
ライブに来ていただいたお客さん、出させて頂いたお店のマスター、共演していただいたメンバーに感謝します。
2007/09/09 (Sun) 1:17

 ●●●  スカボロフェアー
来月くうでのライブ、またもや新しい取り合わせのユニットでやる。今回のテーマは「美しく爽やか」! 今まで破壊的なジャズが多かったが、今回は趣向を変えてみようと思う。だが「美しく爽やか」は僕の中に無いものではなく、根本に憧れているものであり、ただそれを照れ無しでやってみたいのだ。そこで選曲の中にサイモン&ガーファンクルの美しい曲スカボロフェアーを入れてみた。演奏形態がジャズなだけに美しさをどう表現するかと悩む。アレンジなんて難しい事は滅多にしないがこの曲には手を入れてみたいと譜面を拝借。貸していただき、ありがとうネ! きっと立派な美しいアレンジに仕立てます。
しかし実際の演奏ではどうなるかは、僕にもわからない。 これまでの僕のライブとは違ったものになるかもしれない。
いざやってみたら「美しく爽やか」なのは最初だけで、演奏中盤からはまた破壊的なものになってたりしてね。
このスカボロフェアーを演奏する予定のライブは10月4日木曜くうでやります。ユニット名は「想」詳細はhttp://67.xmbs.jp/ginghiro/で確認願います。
2007/09/08 (Sat) 1:42

 ●●●  ライブの宣伝です
[2007年9月8日土曜]
札幌・琴似 「ロンド」
札幌市西区琴似1条5丁目細川ビルB1
Tel 011-621-5611
小倉義満(G)横山利幸(EB)大村吟弘(Dr)
20:30〜 2ステージ チャージ1500円ワンドリンク付き

今月はベースに小樽から横山さんに駆けつけてもらいます。


依存関係とは、依存する側だけが依存しているのではなく、依存される側も依存する側に依存している。
これって前にも書いたかな?

僕の持論。人は一人では自分の存在を意識できない。誰かに見てもらい、触れられ、語りかけてもらって初めて自分の存在を意識できる生き物だと信じている。それは僕だけなのだろうか。。。。
2007/09/04 (Tue) 1:36

 ●●●  初ユニット怒涛@くう
結局ジャズのスタンダードは全くやらず、童謡・民謡(ローレライと毬音へ奉げる僕のオリジナルNIPPONを除く)で終始した。今回のメンバー、ギター池田伊陽・ベース秋田祐二・ピアノ中島弘恵。演奏曲、ファーストセット、荒城の月・象さん・五木の子守歌・村祭。セカンドセット、ローレライ・山寺の和尚さん・NIPPON・海。
果たして昨日 ラジオに出演して宣伝した効果は?
全く無し! エクスプロージョンの初回ライブと同様 3名のお客様! しかも僕以外のメンバーが寄せた客様。 ハァ〜。情けないかな。 演奏内容は。。この手の演奏モノはやはりリハが必要だったと思うが、しかし昨日急に思いついたアレンジを加え、当日リハにしては、かなり楽しめた。少なくとも僕はね! ハプニング的な演奏が大好きなもので・・
ライブが終わってみると、お客様から「このバンドを続けて欲しい」という有難い言葉を頂く。しかしリーダーの資質の無い僕がエクスプロージョン以外に企画するのは至難。まぁ半年に一度ペースならやれるかな?! それよりメンバーが継続を希望してるかどうかが問題だね。
家に帰り着くと、ふと毬音の匂いがした。 今日の企画と演奏内容に満足してくれたのだろう。 地下鉄で行ったのでビールも飲めた。もし車で行ってたら駐車料金でマイナス採算になってたね。
本日のお客様、メンバー各位、お店の方、ありがとうございました。
2007/08/29 (Wed) 1:15

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