古舘賢治ギター、中島弘惠ピアノ、本間洋祐ベースの初顔合わせのバンドでのライブ。テーマは「美しく爽やか」。いつもの破壊的な演奏と趣向を変えた内容にした。要は、演りたいモノより聴いていたいモノを優先させたわけだ。僕の性格上弾けてしまう部分や選曲は少々あったものの、おおむね美しいナンバーを演った。決して自分を抑えたわけでもなく、美しさを表現する事に集中した。 それにユニット名の「想」を込めた心情もあったのである。
初ユニットにしては、そこそこのお客さんの入りだった。中には幾度か僕のいつもの演奏スタイルを聴いているお客さんからは、意外とも思われたが、ある意味これも僕の一面なのだ。
そして、僕にとっての新たな価値を追う門出になるのかもしれない。毬音の導きは僕にはまだ暗中ではあるが、確実に僕は変化しつつあるようだ。
本日も 一緒に演奏してくれた皆と出演させていただいたお店と来てくださったお客さんに心から感謝いたします。 特に『乗換えが苦手』なのにわざわざ乗換えして来てくれた御方! ありがと!
日が変わって10月5日。僕の育ての父の命日だ。 沢山の人に助けられ、守られて生きています。 そのすべてに感謝します。