チャンカーはマリオン


 ●●●  凍った洗濯物達
凍った洗濯物達
バイトから帰り、洗濯する。今日は最高気温でも3℃だとかで寒かった。洗濯物をベランダに干すと、水で洗った洗濯物から湯気がたちこめる。水より外気は冷たいのだ。干して二時間ほどして外を見る。雪が降っていて、地面も白く覆われている。洗濯物にも雪がかぶっていたので取り込んだが、凍っていた。
今日僕はある重要な事に気付いた。しばし忘れていた、僕の存在理由というか、課せられた任務というか、宿業は脈々と継続されている事を認識した。これに付いては、またいずれ機会があれば書こうか。なんにしろ、僕にはキビシイ現実だ。

この雪、明日はどうなる? タイヤ交換はできるかな?

自分の宿業を思い出した限り、この先の僕の人生の希望は、全て捨てるしかない。若しくは逃避あるのみ。毬音に近付けるのだろうか?
2007/11/18 (Sun) 21:33

 ●●●  29回目の月命日
29回目の月命日
二〜三日前から無性に毬音に会いたくて、会話したくて、触れたくて、恋しくて恋しくてたまらない気持ちで過ごしている。これも今のウツ気味気分を誘発してるのか、それともウツ気分が毬音を求めてるのか・・・
先月はカッパ巻を作ったから今月はオムライス。ドライカレーのオムライスに、今回は豪勢な事に、僕も毬音も好きだった(単に安いという理由もある)チキンハンバーグを乗せた。実は今日、毬音に花を買ってくるのを忘れてしまったお詫びの意味で豪勢にしたのだ。正直 花を買うにもキツイ経済状況でもあるわけだ。
来月はちょっとライブの本数も増え、少し気分は明るい兆しを掴みかけているが、来月の毬音月命日にも僕の誕生日にもライブスケジュールが入った。だから来月はこんな風にはできないだろう。誕生日は祝ってくれる人も無さそうなので、普通の一日として過ぎるだろう。
さーて、毬音がオムライスを食べ終えたようだから、僕もいただこうか!
2007/11/16 (Fri) 19:52

 ●●●  ライブ@ロンド
月例のギター・小倉義満 ベース本間陽祐 でのトリオライブ。
今年7月からスタートしたこのトリオ、最初の2〜3ヶ月はびっくりするほどお客さんが入ったものの。今日はいつものライブと変わらない閑散としたライブだった。今朝の札幌は今シーズン初の氷点下になり、水溜りにはうっすらと氷が張った。最高気温も8℃。ライブが始まる夜には冷たい雨が・・・ これじゃお客さん入らないなぁと弁解してみても、ウツ気味の自分は説得できず。しかし諦めには慣れているから、来ていただいた3人のお客さんのため、毬音のために演奏した。
経済難から今回はビールは控えようと思いながらも、演奏後にハイネケンを毬音と分け合い飲む。
しばらくメンバーと人の心の機微や、縁・愛やらと真面目な話をして店を出た。帰り道は冷たい雨に打たれながら、またウツが心情を覆いはじめる。 明日・明後日の休みはどうすればいいだろう。こんな状態で部屋にこもるのは危ないと思うのだ。しかし予報では雨。車で出かけるにはガソリンが高過ぎる。

次回のロンドは12月14日(金曜)
聴きに来てください。
2007/11/11 (Sun) 1:32

 ●●●  打破
眠れずウツ気味な気分を奮い立たせる毎日。それがストレスになっているのかじんま疹が出たり、家に於いてはまるでヤル気無し状態。希望を持てない身の上ではこの状態も然り。だが、ひとつだけ心した決意。毬音を幸せにするには自分を幸せにする以外無いという事。これを忘れてはいけない。しかしこれはかなり至難な事も確かだ。「人から愛されるには、まず人を愛する事。」この方法論は覆る事はないが、幸せに関して・・・ 良きパートナーを得る必要を感じるのだ。それは僕の思考が相対的にできているからだろう。でも毬音から学んだ大切な事実。人は人を幸せにするのではなく、一緒に幸せを育む。 互いが互いの存在に浸透する。
セックスで言えば、快楽を求めるセックスではなく、至福を感じ合うセックスでなければ意味がない。

来月再びユニット「想」くうでのライブを予定している。 もし定めが許すのなら、「想」の音で、毬音の魂を受継ぐパートナーと出会えればと祈る。それが毬音の幸せでもあると信じて。。。
2007/11/10 (Sat) 2:33

 ●●●  間
間
タイトルは「ま」と読まず「はざま」と読んで下さい。間・・とくれば寛平と続きそうですが、そこはぐっと我慢して!
今日は半年検査してなかった動脈瘤のエコー検査に行って来た。動脈瘤は自然治癒はしないものの、肥大してないし安定しているとの診断結果で一安心。
ここしばらくなやまされている腰痛ーふくらはぎの痺れは針治療に行ってわずかに落になったが、治療師に「右脚が異常に硬くなってますよ。これは時間をかけて解さないと」と言われるが、治療に通うには経済的に無理! とりあえず湿布で誤魔化すしかない。
今日5日は僕の育ての父の月命日。もう27年経つのか・・・ 父の葬儀の時、金木犀が香っていたのを思い出す。それ以来金木犀の匂いをかぐ度に父の命日と気づいたが、北海道には金木犀が無いからつい忘れがちになる。
今日のタイトル「間」は、何が「間」なのかというと、僕は常に四六時中「間」に居ると感じている。何の間かと言うと、あらゆる事々すべてにおいてである。生と死、かもしれない。行くか戻るか、かもしれない。やるかやめるか、かもしれない。常に岐路に居て「間」に居る。 これだけ悩み悩んで生きているのに、頭はハゲずにむしろボッサボサの頭をしている。きっとどこかが抜けているんだろう。その抜けているのが「間」であれば、それこそ「マヌケ」になる。
これから僕は現存している毬音を探そうと思う。毬音を感じれるパートナーを見つける!それが僕を間から抜け出す手立てと思えたから。

今日の写真は、書いた内容とは無関係で、ちょうどこの時期のニューヨーク・セントラルパークで昔僕が写した写真。
2007/11/05 (Mon) 20:48

 ●●●  余命
余命
体調が悪くて今日バイトを遅刻した。明日は休んで病院へ行くように上司に言われた。
夜に母から電話があり、千葉の叔父が癌で余命二か月らしいと聞かされた。本人はそれを知っているのか気になる。
毬音の場合、2005年4月の段階で医者から「持って年内」と言われながら6月に逝ってしまった。毬音本人には余命の事は伝えなかった。希望を持つ事が免疫力を強化すると信じ「来年アラスカにオーロラ見に行くぞ」と約束していた。結局その希望は叶う事なかった。僕がアメリカ入国出来ない事情もあり、約束のアラスカではなかったが、毬音のサイト「no―run」の北欧旅行記の結びに『次はカナダ・イエローナイフかアラスカに行こう』とあったのでカナダ・イエローナイフに毬音の遺骨と一緒に行きオーロラの舞う下で遺骨の粉になった一部をわずかに撒いた。
とにかく 余命 という言葉で、これだけの想いが噴出す。
叔母の今の気持ちを思うとたまらない。

人が人を想う気持ち。その矛先を失う恐怖と喪失感。

愛する人を腕の中で喪う絶望を味わって初めて知る感情もある。
僕の人生は絶望がメインテーマかのようだ。
2007/10/31 (Wed) 0:38

 ●●●  珊内は雨
珊内は雨
今週は日曜月曜とバイトは休み。日曜は天気に恵まれながらも一日中部屋に引きこもりゴロゴロ寝たり起きたりして過ごしてしまった。おかげで夜中に目覚めて恐怖の退屈(実は孤独感)に襲われてしまう。本当ならば、ここ二か月さぼっている動脈瘤の定期検査に行かねばならないと思っていた。しかも最近糖尿の気も感じるのでことさら行く必要を感じるのだが、現在の我が家の経済状況は医療費の余裕は無い。まぁ痛くて動けないわけではないからいいとする。だが、この孤独感は危機的状況と思えた。だからあえて毬音の思い出多き珊内まで走る事にした。今の珊内は僕にとって毬音を喪った想いより、唯一毬音と逢える場所となっているようだ。夜中三時半に家を出発。余市を過ぎ古平手前から雨になる。珊内到着は五時半。夜が明ける前だ。
やはり僕には動脈瘤の定期検査より、時々の珊内の海の方が必要なのだ。今日の海は良い感じで吠えている。
得るものより失うものが多いと感じる今、すでに死を目標に生きているような気がする。人はみな生まれ落ちた瞬間から「死」が終着なのだから、僕の持つ考えが特別とも思わないが・・・。
僕の人生で心から愛せた、そして偏屈な僕を愛してくれた毬音という存在を得られただけでも生まれて来た甲斐はあったというもんだ。 このあとは余生。流れに任せよう。 なるべく人様の迷惑にならないように祈りながら。
やはり僕の人生には毬音しか居ないらしい。
さて 海のほとりで波音聞きながらひと眠りするか!
2007/10/29 (Mon) 12:56

 ●●●  ギグ@てるてるぼうず
ジャズの生演奏にはちょっとミスマッチな店名と思われるだろう。僕も初めての店だった。見ると本来バー・スナックとして営業してるようで、今日は特別にテーブルと椅子を取り除けてライブスペースをさいてくれていた。今日のメンツはピアノ・ケニー(れっきとした日本人)ベース北山雅之とのトリオ。ケニーとはここしばらく一緒に演る機会が多い、と言うか彼がギグを回してくれるのだが、今日の演奏である事を実感した。彼の呼吸が伝わり僕の呼吸も読んでくれている事をヒシヒシと感じ取れて楽しい演奏だった。ベースの北山も良い! ソロのセンスも良かった!ケニーに薦めた甲斐があったというもんだ。確かに僕のリーダーライブの時とは雰囲気も違い破壊的な音は出さないけれど、僕の好きなピアノトリオスタイルで演れるのは有り難い。
ケニーはギグの度に名前が変わるという謎のピアニストなのだが、彼の音は美しい。毬音も満喫しているだろう。少し残念なのは店の都合上デジタルピアノ使用が多い事。北山と言ってたのだが、ケニーと生ピアノで演ってみたい。
さて てるてるぼうず店内にはケニーのおかげで、いつものように年齢層高めのお客さんで満員。中には僕を覚えていただいたお客さんも居たりしてケニーには感謝あるのみ。
今夜は演奏後 車でニセコまで行くつもりだった。今日ニセコでは小樽ジャズ倶楽部というサークルが、僕も以前何度か参加させてもらった合宿をしている。今夜は一人で居るのがちょっと嫌な気分だった。かと言って誰も時間を共にしてくれる人も無し。たまたま今夜は合宿だと思い出し、行こうと思ったが、帰宅してみると疲れが出て2時間の単身ドライブが億劫になり断念。明日 天気が良くて気力があれば珊内まで行こうと思う。

最近思う・・・ 毬音は恋しいし想う気持ちはあれど、一人で過ごす時間の虚しさに打ちのめされそうだ。時間を共有してくれる人は居ないだろうか? そんな相手がもし現れたとして、、、いいよね!毬音。
2007/10/28 (Sun) 1:45

 ●●●  遠い世界
流れ者の定めは、流れる事にある。水の如くとどまれば腐る。
だからそろそろ遠くへ行くべきなのかもしれない。取り巻く環境・状況がそう促してるように思う。しかし経済的には叶わぬ現実。
運命は俺をどうしたいのだろう。毬音を喪い、更に希望を奪い、人格を卑屈に変え、絶望だけを見せつける。

毬音に再会叶う旅はいつ発てるのか…

う〜〜ん 最近思考がネガティブだ。
どんなに無様でも生きていかなきゃ。
2007/10/25 (Thu) 2:17

 ●●●  ライブ@ロンド
昨日・一昨日と風邪でバイトを休んだ。これは死活問題だが仕方なかった。年齢的に風邪ごときでも体力を奪われ労働できなくなってる自分が悲しい。しかし演奏となると別なのか、昼の倦怠感は何処吹く風、ドラムの前に座ると気分上々。
だが、、、、、天気が悪いせいかお客さんが・・・・ まぁバンドメンバーより少なくはなかっただけ良かった。マンツーマンの演奏と言いますか、ネェ! 僕の体調も万全じゃなかったし。。 鼻水垂らさなかったから良かったとしましょう。なぁ毬音!お客さんの一人からはメンバー全員に「おひねり」も頂いたし。
本来今日の出演はギター・ベース・ドラムのトリオだったのだが、ギタリストが風邪でダウンしたらしく急遽サック島谷かよに依頼した。サックスのしまかよは以前このロンドで毎月一緒に演奏してたし頼りになる。ありがとう!
しかし巷では風邪が流行っている。皆さんは大丈夫ですか?僕の風邪は頭のフラツキと咳が残ってるものの熱は下がった。
明日もバイトだ。ハイネケン飲んで帰ろ!
2007/10/21 (Sun) 0:08

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