久々の札幌豊平方面での演奏。普段僕が演奏する店は、お客さんが払うチャージの何パーセント、店によっては全額近くが出演者に払われるチャージバックというシステムになっている。これはお客さんの数で収入がかなり変わるのだが、札幌において数少ないギャラ制(お客さんの数に関係無く定額の金額が頂ける)のライブ。
今日はバイト中軽いめまいがしたり今週はかなり疲労してたのだが、ドラムを叩けて更に家計に大助かりのギグ、頑張らないわけにはいかんのだ。メンバーは去年11月以来の謎のピアニストKと毎月ロンドで一緒にやっている若手ベーシスト本間洋祐。謎のピアニストKのライブではいつも不思議な客層が集まるが、今日もそうだった。でも素直に音を受け取ってもらえ、素直に喜んでいただけ、感謝を表されると恐縮してしまう。ここ和音でのギグ(ギグとは簡単に言えば、演奏だけに対する言葉でなく、金を得る仕事の意味がある。ここはあえてライブと言わずギグと言う)は毎月の定例になるようだ。これは実に有り難い。演奏の後は、お店でオムライスをご馳走になり、帰りはベーシストの本間君がかなり遠回りになるのに車で家まで送ってくれた。尽く感謝の1日だった。
今日僕はある決心をした。いい加減な自分がどこまで守れるかわからないが、こう決める事で気持ちが少しは落ち着くと予想した。1;諦めない 2;希望を持たない 3;ありのままを憶測せずに受け入れる 4;中道を行く ・・・・ 1と2は相反するように思えるが、僕は同義とも思える。突き詰めて考えると希望を持たなければ諦める必要が無い場面は多いような気がするのだ。
何かにとらわれると、つい思考はエゴに傾く。初心に戻らねば! どんなにバカと見られても自分の気持ちに正直に居て素直に行動とれるようにありたい。
今までを振り返って無限地獄に陥った原因を逆にとらえた結果がこうなったのだ。
孤独は万人における基本概念。それに恐れ畏縮していてはカルマの渦に潰されるだけだ。
ここまで読んで「こいつ宗教に走ったか!」と思われるかもしれないが、まったくそうではありませんのでご心配なく。僕の性根はそんじょそこいらの宗教では改心できっこないですから。 行き当たりばったりの生きざま晒す僕の、単なる1日の思考遊びですよ。
