9月に入り、やっと涼しさが増してきましたが、皆様体調崩さず元気にお過ごしでしょうか…
私は今月、初出演「KeiV」 LIVEがあるに加え、10月初旬に多作&MAN2も控えていることから、気候が穏やかに変化するのとは反比例で、現状がだんだん厳しいものと化しています(汗)
kieVのLIVEでは、先日もお伝えさせていただいたように、Rose colored timeのキーボーディスト・武村理弘さんをゲストにむかえさせていただきます。
先週も第3回目のスタジオリハをさせていただきましたが、短期間にもかかわらず、レギュラーメンバーと変わらない形で楽曲を理解してくださり、グルーブ感を大事にしたとてもいいサウンドを奏でていました!
それとは反対に我々3ピース(Vo&G&B)は、思った以上の編成の難しさから、本番ギリギリまでアレンジとの格闘になりそうです。。。。
先日、ギター壬菜嬢も
「今回は手に針打ってでも、やるしかないかもしれませんね…」
と、聞いている私までも痛くなりそうなほど、腹を括った(?)発言をされていました。
「私も喉に針を打つ覚悟になるのかな。。。できれば、もうちょっと楽にすみたいかな。。。なんてアマイこと言っていては駄目だわ。。ハハ(油汗)」
…・練習すればするほど自身のアマさを痛感しています。
それは、先週9月2日土曜日、リハ終了後観に行った、・西千葉での伊谷希氏率いるバンド「ITANI」のサウンド&ステ-ジングからも感じさせられました。
http://thejourney.hp.infoseek.co.jp/この日は、ITANIで3年半セカンド・ギターを担当されていた福島しろう氏の最後の出演でした。
「福島氏の最後を惜しむLIVEライブパフォーマンスになるのかな・・」
と思いきや、そんな余韻を残さないほど、いつも以上にパワフルな演奏でした。
私が、「ITANI」バンドで一番共感するところは、サウンドの時代的な流れ関係なく、伊谷氏はじめとするメンバー全員から感じる「音楽人生をかけた演奏」です。
時々顔を合わせるたびに、伊谷氏は、
「自分の腕一本で仕事をつかみ取っていくことの現実と、プロフェッショナルな上での演奏の厳しさ」について真剣に語ってくださいます。
その語ってくださる筋の通った緊張感は、ITANIライブで、オーディエンスの私の心にズシズシ、いい意味で重いものとして浸透し、そして苦しい中でしか生まれない感動を与えてくださいます。
音楽をはじめとするエンターテイナーで食べていく為には、残念ながら社会の流行を無視することは出来ないですし、資本が入らなければ人権確保・集団そのものの維持は非常に難しいのが現状です。
本来、値打ちのつけようのない世界で、収入を得て生きていく…私でも、そのことに関しては、未だにどう考えていけばいいのか、本当のところ分からないことだらけです。
ただ、「売れる売れない」「流行」などの定義を超えた先にある
「人が生きていくことと、音楽をやりつづけていくこと」の意義を、伊谷氏が自身で渡ってきた道筋の中で、彼自身しかない哲学がちゃんとあるサウンドに聴こえました。
嫌でもやってきてしまうLive月間ですが、私も伊谷氏はじめとするメンバーのように、本当の意味での感動と歌う中で、自身の道のりの中での本筋を、聴いて下さる方、メンバー各位&自分自身にもしっかり提示できるLIVEがしたいし、出来るように強くなりたいと「ITANI」を観て聴いている中で、思わされました。
これから「ITANI」は、 福島氏後任が見つかり次第またlive活動再開になるとのことです。
また新しい風を取り入れて、今回以上に精魂込められたパワフルなlive を見せてくださること間違いありません!
Tail'z も、明日から追い込みですが、ITANIからいただいた熱意を見習ってがんばっていこうと思います!