【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
いずみださんの活動日記


◆ ◆ ◆ 「うぅ〜ん。。。」短期間限定日記です ◆ ◆ ◆
Liveが終わって5日たちましたが、立て続けにやってしまったことで言葉にならない疲労がピークに達しています(涙)
「疲れすぎて逆に眠れない」ことってあるのですね。。
不眠症?5日目で困っている最中、下記のようなコメントを偶然見つけてしまって尚更寝れなくなりました。。

『盗作疑惑のニュース、凄いな〜と思います。
正直、ウマイなって思いました。比較画像が出るたび妙に感心してしまったり。
最初は、「ひどいことをするな・・」と思っていましたが、くり返し観ているうちに、娯楽マンガの話みたいでちょっとおもしろくなってきました。
両者でコラボレーションして新しい現代美術として売り出せばいいのに。
2枚セットで並べて飾れば、毎日新しい発見が出来ます。脳内活性化!(なんて、不謹慎かしら』

上記の内容は、今話題のイタリアの画家と日本の画家・W氏の問題について書かれていると思われます。。

「うぅ〜ん・・・」
正直、この方、何が言いたいのか分からなくて考えているうちに思考回路が冴えてきてしまいました。。

クリエイティブな世界、どのジャンルにおいても尽きない問題です。
音楽や絵画など、何時起こってもおかしくない事態ではありますが、しかし
「敬意からくる上での影響」と敬意もへったくれもない「盗作」の違いは明らかにあるような気がしますが。。

もし話題とされている内容がマンザラでもなかったとしたら、W氏はどっちのお考えのもとだったのでしょうか。(あくまでも疑惑なので、想定内でのお話であることご了承ください)
・・ただ…上記のような
「コラボレーション」とかそんなあまい問題ではないと思います。

「とる」「とらない」の境目も難しいですが、でもやはり社会問題に対して
意見を述べ、掲載するならば
「とったとされる側」「とられたとされる側」⇒両者の気持ちをもう少しバランスよく比較し、考慮した意見を書いてほしかったと個人的に思いました。

両者ともども想像つかないほどの傷をかかえた問題ですし、行き着くさきは
「文化の発展」の未来まで問われることですからね。。
作品を作る側として、文化の発展に携わって生きていきたい夢がある私も上記の文章、話題の内容共々大いに考えさせられます。。。

今夜も眠れるかな。。。涙
2006/06/08 (Thu) 7:35



◆ ◆ ◆ 元祖Tail'zW ◆ ◆ ◆
いろいろとありましたが、無事「多作」Liveまで終了することができました!
今回も実は、少なからず問題は勃発していたのですが、ここまでくると
「問題含めてメンバーさ!?」的ノリ?を感じるほど「覚悟」も出来ていたように思います。
何があっても「責任を果たす」ことが大事なんだと、痛感した一夜でした。

サウンド面に関しても、様々な発見がある充実した本番でした。
今回は、本番までの時間にユトリがあったこと、そして新譜が無かったことで、自身のポジション「ボーカル」に集中できたことに65%の満足感を得られたLiveだったように思います!

『…「65%」って低くないか?こんな数字では「満足感」もなにもないだろ!』

と突っ込まれそうですね。。(笑)
でも、私の中で「半分」を超えることはデカイことなのです。

今までのLiveは、何だかんだいって本番直前までアレンジに難航するため、演奏中でも
「あの部分、大丈夫かな?リズムはずれないだろうか、無事終わるだろうか、あ、そうだ!あのセクションになったら私が指揮とらないと。。。」
など歌いながら考えていることが多く、「ボーカル」である前に「指揮者」です。。

特に、毎回多作のLiveではバンド編成からアコースティック編成の醍醐味を出すためのアレンジに変えるため、MAN2以上に苦労すること多々です。

そんなこんないろいろと考え、今回はせめて本番当日だけでも「ボーカルに集中するための」行動に踏み切りました。
@ 本番当日のスタジオリハをやめる
A 心配ことは、後の祭り事として腹をくくる(本番前に考えない)
B 現場のリハーサルで、本気になって歌わない
C 本番直前はなるべく話さない
D自身のポジションに集中する
…まぁ、あげてみると当たり前な行動にも思えますが、いつもの私は、上記の事柄とは真逆の姿なので、実践するのとしないのとでは、本番の出来に30%以上の差があったことも今回初めて知りました。

そういった自身に対する配慮は
長年の夢であった「Live上即興アレンジ」での「手綱」でより十分発揮されたように思います!
長い間、アコースティック編成でやりたかったスタイルは
偶然、愛さんと出会えたことで実現しました。
今回の多作Liveで一番聴いて観ていただきたかった瞬間です。
…・私は、この「即興コラボ」をやりたかったために、歌ってきたように思います!
もちろん、今までに作り上げるアレンジも、私のやりたいことなのですが、私が目指している「時間芸術」の醍醐味に近づいたLiveは、今回が初めてだったとうに思います。

本当に望んだものになるまでには、まだまだアマすぎる点が多いですが、やっている私まで「元気になった」演奏だったことは間違いありません!

改めて、音楽のもつ力の凄さを実感いたしました。。
これを実現させるためにも、上記5項目に徹することは必要不可欠なことだったと痛感いたします。

反省点としては、先日書いた日記と被りますが、やはり
「ボーカルのクロッキー力、レパートリー数のなさ」に集約されます。
私の引出しが少ないが為に、結果愛さんのピアノも出すものが限定されてしまい、私の出せる表情の中でしか、サウンド&グルーブ感が出なかったのが非常に残念です。

どうしたらボーカルポジションとして「クロッキー力がつくのか」…次回マン2の課題なりました。

…次回といっても、普段中2ヶ月で貰っていた出演依頼が「中一ヶ月」に変化したため、思ったより時間がなく、また焦っています。。。いけない!焦ることは「遠回り?」だった(笑)

今の時期、マイペースで活動したい気持ちも正直ある中、でも自身のペースでないリズムの中で「どれだけベストなものを出せるか」いい意味で試されているようにも思います!
自身を成長させるため、そしてバンド全体を成長させるために、当たって砕けてみようと思います!

最後になりましたが、
この度、お忙しい中貴重な時間を割いてお越しくださったお客さまの皆様に、この場を借りまして深く深くお礼申し上げます!
毎回、不十分な点も多々ある中、成長過程を温かな視線で見守ってくださる皆様のおかげで、やっとこさLiveが実現しているのだと、つくづく思い知らされることばかりです。
本当に本当にありがとうございました!!

そして>
多作の上野店長様…素晴らしい時間枠と貴重な出会いの場を与えてくださり、メンバー一同、店長様のお心使いに感謝しっぱなしです。
次回出演させていただく際には、今回以上にいいものが提供できるスキルをつけて、店長様のご好意に恩返しできるように頑張りたいと思いました。
この場をかりまして深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

そしてそして・・親愛なるメンバーの皆様へ>
、慣れないカフォンにくらいついて、最後まで逃げずに取り組んでくださった大ちゃん、本当にありがとうございました!!
大ちゃんの苦労は、『いいサウンド』として光っていました!

そしてそして…前回マン2よりも、より安定したGuitarの壬菜嬢&海老ちゃん!
いろんなことがある中、私のことを精神的にも支えてくださり本当にアリガトウございました><お二人なしに、今回の本番は実現しなかったこと間違いナシです!改めて御礼させてください^^

そしてそしてそして、私の長年?の夢であった「Live本番アレンジ」でのサウンドを実現してくださった愛さま、あなた様の才能と能力の高さは、私の「ボーカルポジション」としての欲をかき立てるものが沢山あります!
愛さまに愛想つかれないように、自身を邁進させていきたいと強く思いました!可能な限り、これからも宜しくおねがいいたします!

本当に本当にありがとうございました!!

6月3日(土)多作『元祖Tail’zW』曲目@
@ Try Me!
A 数多のこころ(80年代、大河時代劇?バージョン)
B Montage
C Sky Park
D 月夜のしずく
E 手綱(行き当たりばったりバージョン)
F オルゴール

All Songs By 泉田理歌 
Sound Play By Tail’z
Tail’z are/
泉田理歌 柳生大輔 壬菜 海老根伸明 小川愛
2006/06/05 (Mon) 7:44


◆ ◆ ◆ 自身を振り返る ◆ ◆ ◆
昨日、また一つ年をとりました。

今年でメデタイのか?31歳ですね。。
恥ずかしい話、多作にむけての29日のリハが終わった後、Drums大ちゃんが抜きうちでケーキとポカリを贈ってくださったことで、自身がまもなく誕生日をむかえることに気づかされました(汗)
それほど、何かに追われた日々だったことにも気づかされました。

終電で家に帰宅し、テーブルに寿司とビールが置いてあったことで
「なんだ。。。母親も忘れていなかったんだ。。。」とまたビックリ><し、その日の朝、PCから当サイトをチェックしたら、親愛なるchi−B様からバースデイメッセージが入っていました(涙)

上記の流れからして、イマイチ意味不明な構成の日記になっていますが(スミマセン・・)
昨日は、様々な方からお祝いのお言葉をいただく中で、自身のこれまでの日々を静かに振り返る日だったように思います。

「31か。。。本当に年とったんだな。。。まさか自分が『サンジュウイチ』という響きをもつ年齢になるとは」

単に「老けた」という意味ではなく、それほど年齢の積み重ねに「重み」と「深さ」を実感しているのです。

「自身の道のりを静かに振り返ってみる」
⇒こんなゆとり、20代の時はありませんでした。

昨年、ちょうど30歳になる直前には
「自分の20代ってなんだったのだろう」と思う気持ちを
「数多のこころ」という作品のテーマにしたことを思いだします。
この作品の内容は
「20代の反省⇒焦って空まわりする心理面」をサウンドで表現した作品です。

『20代までは、経験が浅いことで先々に対して見えない不安が募り、その分結果をすぐに求めたがる。急いで急いで焦っていく。急ぎ焦ることは一瞬近道のように思えるが、実はこれが一番遠回りなのかもしれない』
こんな内容です。

31歳になり、確実に目に見える形で年をとりながらも、5年前の自分、更にその前・・10年前の自分・・など「5年前」ごとに自身が下した「決断」とそれに繋がる「現在の状況」を完璧でないにしても、少しだけ振返ってみました・・・・

「自身の人生のなかで、全く積み重ねと基礎のない歌をやってみるか、それとも、挑戦しないで「憧れ」として封印するか」

15歳で美大を受けることを後先考えずに決断し、19歳の終わり頃大学に入り、将来のビジョンが曖昧だった中で絵画の勉強をしながらサークルで「歌」を歌うことをはじめます。
受験勉強で苦しかった分、自分の本能で『表現する楽しさ』を実感したのが「歌」でした。

絵画の勉強をしていた中で「才能」と「オリジナリティ」の真髄を追求していくのと同時に、「人間の声こそ、最高の個性であり素材だ」と気づいて感動しました
大学院時代、専門的に「歌」を勉強したいなと思いながらも、同時に大学で学ぶものの大きさと深さにも圧倒され、
「歌をやるか、絵画だけをつづけるか」迷った20代半ばから後半…
考えれば考えるほど
「何をどう、決断すれば『生きる上での本質』に精通するのか」
分からなくなっていた時、岡本太郎さんの言葉が偶然目にとまりました。

「迷う時は、大体『安全な道を選ぶか、危険な道を選ぶか』に集約される、そういう時は『危険なほうを選べ』」

多少言葉に違いはありますが、ほぼこんなような内容だったと思います。
この言葉にであってから2年、様々な角度から悩んだ末、28歳を3分の2を終わろうとしたころTail’zとしてLive活動を始動しました。

Live活動をしながらも自分の決断に不安と疑問との葛藤は常にありました。今でも変わらずあります。

「何で、絵画1本にしないの?あなたが積み重ねてきたことは何だったの?今頃絵だけやりつづけていたら、今よりもっといい状況だったかもしれない、こんなにまわりに迷惑かけてやっているあなたの行動はなんなの?」
と、未だに母親から問われることも多々あります。
「本当だな・・でも、選ぶものは最終的に『食べたいものを選ぶ』のと一緒で 他人様に迷惑をかけなければ『やりたいものを選ぶ』ことのほうが大事なのではないか、ましてや表現においては尚更だ」

実際、私を育てることにおいて、私自身から迷惑をかけられ苦労をした母親からしてみたら「冗談じゃない」と思う気持ち、当然理解すべきですし、そういう親の心は理解しなければならない、当然の義務であると強く思いながら、今年31歳を迎えました。

今振返る中で、ちょうど5年前から悩んで選んだ「価値観」の選択においては間違っていなかったように思います。
ただ、選んだ決断は、どんなものにもプラス面の分だけ、当然マイナス面もあります。
私ことで言ったら、音楽や歌の土台が曖昧な形で踏み込んだだけあり、
「絵だったら描けることが、声になると、思いついても描けない」ことがここに来て多々出てきています。

数年前に「おもいきって」やり始めたときは「自身の土台の甘さ、そこから来る不安定さ」を先々のリスクとして、当然予想もしていませんでした。
今だから「描ききれない」壁にあたり、決断した時の自身の軽さも痛感するのです。今後は、この「描けない」自身の土台をどう築いていくか、また作っていけるのか・・自分の「追及心の甘さ」との戦いだと思っています。

その一つ一つの決断からくる行動が、確実に
「5年後の将来を作る」
のだと実感します。。
ただ…5年前の、26歳と違う点は、今までの経験を確実に
「自身の価値基準を決める上での必要不可欠な目安にできること」です。
これは、生きる上で最大の財産であると確信しています。

一般的に言われる社会的な成功は何もなく、ごく普通の平凡な人生を送る中
「自身にしかない道のりを振り返れる 経験量の貯蓄」
道のりは決して楽でないはずなのに、幸せを感じる自分が確実にいます。

…相変わらず長くなりましたが、こんなことをかみ締めながら、本日も「多作Live」にむけて懸命に練習しようと思います!

最後になりましたが改めて、今までお世話になった方にこの場を借りまして深く深くお礼申し上げます!!

引き続き、宜しくお願いいたします@
2006/05/31 (Wed) 6:22


◆ ◆ ◆ 価値観の選択・・・Tail’z]U ◆ ◆ ◆
『先日吉祥寺にて約3ヶ月ぶりのMANDA−LA2でのLive無事終了いたしました。

毎回、様々な視点からの感想をいただく中で、今回初めてのお客様から以下のような感想をいただきました。

「あなたがプロを目指すかアマでいくのかはわからないけど、プロで行くなら「すみません」発言のMCはまずいよ。初めて行く人に壁を作る、そして固有名詞をだすなども含め
ウチワノリMCが一番私嫌い!」

内容的にお話すると非常に長くなるのですが、その「無演出」なMCはじめとする進行が「初めて来たお客様に壁を作る」「楽曲の世界観が伝わりにくい」要因になっているなど、の意見でした。
私の人間性に対する評価は別として 自分の進行のせいで,楽曲ないしTail’zサウンドを伝えなくさせるものであるなら、いずれ関わっているメンバーやLiveハウスの質をも下げる要因にもなりかねない。
そういった思いの元、先日出演させていただいたLiveハウスの店長様に上記の意見があったことで、次回自分がどうするべきかご意見を伺いました。

そうしたら、Liveハウス側からは,上記の意見とはまた違った視点からご意見を伺うことができました。

『もちろん、演出も凛とすることも正しい意見ではあるが、普通のアーティストがステージ上でみせない一面、カッコわるく失敗する場面、とちる部分も全て洗いざらいみせるのが泉田のLive,
確かに先々もっと広く伝えていくことや企業が絡む仕事になったら演出面もある意味み求められてくるけど(その場合はオリジナリティの本筋とは逆の方向に行ってしまうが)
泉田が『人間の素の姿・等身大がオリジナリティの本質』だと考えている姿勢はLiveをみていたらすぐわかる。
今の段階で「あれはやってはダメ、こうでなければ」と泉田に言ったとして、泉田の歌やサウンドが萎縮してしまったら、それは尚更良くない。
きっと泉田の描きたいサウンドやクオリティがもっと思い通りになったときに、MCの内容も作品のクオリティに伴って変化するだろう。

だから今は2割のMCより8のサウンドに力を注ぐべきだと思うよ。
そして、それだけ言われるということは裏を返せば「オリジナリティ性が強い」ということ。みんながみんな「舞台のしきたり」にそったLiveをしていたら面白くないよ。

実際舞台上がっても下りても泉田の対応は変わらないし、Liveが終わってもちゃんと接客する。僕はLiveハウスをでるまでが泉田のステージだといつも思っている』

上記の店長の内容は、あくまで「アーティストを育てる立場の意見」も考慮されていると思っています。なかば親心であり、「オリジナリティ発症の本筋」に沿った意見です。

私は、自身の数少ない経験から
「感動」=「生き様」=「オリジナリティ」=「素」
だと思っていますので、生み出す側として「オリジナリティ」の本質から外れる活動はしたくないと思っています。
だからあえて「演出」はしません。もし私の今までの発言・舞台上の対応で
「未熟だな」「洗練されてないな」
と思う方がいましたら(かなりいますね・汗)それは全て間違っていない、等身大の私の実像であり、バンドの生身の姿です。

そして (ここは特に理解されにくい部分ですが)更にいうなら
オーディエンスがみた「ステージ上での私の失態」も含め、実は私の作品なんですね。

むしろそこが一番のオリジナリティであり、私が作品を作り発表する上で譲ることのできない中枢です。
そこを隠さず、さらけ出してきたからこそ(更に突っ込めば)そこに拘ってきたから今の楽曲たちが生まれ 世界観が存在するのです。

甘えとか言い訳ではなく、あらいざらいに見せたからこそ当然その生身にたいして言われることも全部受け止める、当然逃げずに腹をくくって受けとめる。

『素をみせた代償は、当然大きい』

と思っています。これが私の「舞台で自己=作品の世界」をみせる上での責任です。
もちろん、なんでもカンでも「素」が良いわけではなく、人間関係と一緒で「相手を不快にさせる」言動は当然いけないと思っています。

毎回意見を伺うたびに、作品を作る上でのオリジナリティの本筋と、世間でいう『みせる』という意味での意見・・・対極にある部分を噛み砕き理解した中で、自身の姿勢にどう反映し、またできるものか。。。でも私も物作りとして譲れない部分がある。」
と葛藤の連続です。

ただ今回の「プロフェッショナルな視点」からみた感想を聞きますと、自身の中にいかに世間的「プロフェッショナル」な考えがないかも痛感いたします。
「自身の大事にしている価値観・スジ」に伴った「プロフェッショナル」さも考えてみる余地は十分あると、思いました。

店長いはく
『どの価値観を選ぶかは、今後のバンドの存続のあり方にもつながる』
この店長の発言、本当に深いと思います。
同時に
『バンドは選択した価値観によってはあっさりなくなってしまうもの』ともおっしゃっていました。
Live活動は「自分の人生」だけの問題ではなく関わってくれているメンバーの人生も絡んでいることから これから「バンドの方向性」を考えるとともに、次回に向けて自分がどうあるべきか考えています。

存続=バンド・作品が生きていくための「選択の時期」に確実に入っていると思いました。

Live終了後の話としては、なんだか重たくなってしまいましたが 今後の自分&バンドの価値観の選択によっては
「オーディエンスがアーティストを選ぶ」
のと同時に、私たちも
「オーディエンスを選ぶ」
ことになるため、あえて記述させていただきました。お許しください。

最後に、毎回お越しくださるお客様の皆様、初めてお越しくださった方、MANDA−LA2の中野店長はじめとするスタッフの方々、この場を借りまして深くお礼申し上げます!
そして今回、Tail’zの命の救世主、ピアニスト&作曲家&編曲家・小川愛様、Tail’zサウンドを助けてくださり本当にありがとうございました。
また引き続き多作でも宜しくお願いいたします!!

最後に忘れてはならない!?Tail’zサウンドに関わってくださる大ちゃん&壬菜ちゃん&海老君&奈緒ちゃん、この場をかりまして深く深く感謝いたします><

※上記の「すみません」について・・
この場をかりまして、誤解を解かせてください。
決して舞台上で発表した、自分の提示に対しての責任を逃れるため、またお客様に甘えるための「すみません」ではありません。
コミュニケート・会話の流れとしての意味合いであること、ここに書かせていただきます。誤解をされて不快に思った方々、この場をかりまして深くお詫び申し上げます。)

2006年 5月10日(水)MANDA−LA2 Tail’z]U曲目
@路地裏の隅
Aミクロニズム
BSlip
CChild Of Man(by NOA)
Dオルゴール
EMontage(新譜)
Fベンチ(キメキメ?バージョン)
G月夜のしずく(一寸先は暗闇バージョン)
HTry Me!

All Songs by Rika Izumida /Sound Play by Tail’z

Tail’z are 
/泉田理歌 柳生大輔 壬菜 海老根伸明 
斉藤奈緒 小川愛

2006/05/13 (Sat) 19:49


◆ ◆ ◆ 次回live,そして・・・ステキな出会い ◆ ◆ ◆
なんとか…Liveできそうです!!

突然の急展開から2週間…私の精神面はいつも以上に「緊張」と「不安」の負荷がかかった状態でした。。

「こんなに変動が激しい中、普通にLiveできるのだろうか…」
周りからみたら「単なるLive」でも、発表する側は「生もの」の心との葛藤が本番終わるまで続きます。
それは私だけの問題ではなく、一緒に作り上げている仲間も同じ気持ちだと思います。

今回、半ばどのような展開になろうとも
「消化Liveにだけはしたくない、やるからにはどんな編成であろうと製作者側の、作品に対する概念、思いは明確に伝わりようにやりたい」
・・この願い、今回急遽ピンチヒッターを引き受けてくださったピアニスト&作曲&編曲家・小川愛さんが私の痛切な思い、願いを叶えてくださいました。

小川愛さんは、3月のBogalooLive終了後、学校関連コミュニティで偶然見つけた方でした。
約2ヶ月前、次回Liveのピアニストをどういう手段で探したらいいのか、悩んでいた時にスタジオミュージシャンの方から教えてもらいました。

2年前開設以来「しっぽっぽ!」サイトによって、初めてネットという形で様々な方と「文字の交流」をするようになりました。

お互いの顔をみない「交流」
…当然、「眼に見えない」一方的な交流は様々な誤解と弊害を生み、今だからいえますが、私も「文字」によって傷つけたり傷ついたり、いろんなことがありました。
「文字」表現だけで「人間関係」を作っていくことは、書くまでもなく難しいですし「社交術」において一番難易度が高いと思われます。

「文章能力」は書いた本人の「シビアな客観性」がダイレクトに伝わりますし、「表情」が見れない分、その「見えない」視覚の部分も想像付かすぐらいのものがなければなりません。
その客観性はその人自身の「自己に対する厳しさ」も伺うことができます。
だからですかね…やはり「相手に対する信用、信頼関係」は実際会ってからしか築けない、とも思っています。
この考えは今でもかわりません。
上記の内容から 本心ネットによる「人材探し」にカナリの抵抗もありました。
でも、当時は「もう嫌だ」とは言っていられない状況でした。
様々な思いが絡む中、小川愛さんに偶然ネットで遭遇することができ、上記の半信半疑の思いが一挙に吹っ飛ぶくらい愛さんの文章は偽りなく
「信頼」のおける素晴らしいものがありました。

私の、愛さんの文面から想像つく「信頼」は外れることなく「本物」でした。
「文字から受ける印象と、実物のそれ」がガッチリ外れることなく合わさった、初めてのケースでした。

愛さんの気持ちを無視して?私の中では「出会いたかった演奏家にやっと出会えた!」
・・今、この思いで胸が久々にワクワクしています。

愛さんは、普段Jazz&クラシックをスタンダードに、様々な楽曲をアレンジして演奏活動しています。
もちろん、自身の作品も作られています!
その、情報を愛さんご本人のブログで察知していたため、先週4日愛さんと二人だけで個人練に入り、
私の初期の作品「手綱」を、初見でヴォーカル&ピアノの掛け合いによる「即興アレンジ」をしました!!
いや〜これが、凄く面白かったんです><単に面白いだけではなくオリジナルサウンドとは全然違った、でも楽曲の主旨はしっかり反映されたサウンドになりました。
本来、私のしたかったことが、愛さんによって実現することができたんです!
残念ながら、Man2でご披露することはできませんが、また愛さんにご出演していただくことができれば、その時は是非皆様にも聴いていただけたら幸いです><

思いがけない展開によって実現した愛さんとの共演、
この出会い、大ちゃん&壬菜ちゃん&海老君&奈緒ちゃんと同様、大事にしていきたいと思いました。この場を借りまして愛さんに、深く深く感謝したいと思います!
本番宜しくお願いいたします!!
もちろん、メンバーの皆様もいつもどおり,宜しくお願いいたします!!

**** Tail'z XII****************
5月10日(水) 吉祥寺 MANDA-LA2
OPEN 18:30 START…19:30
Music Charge 2000円+1Drink

□出演□
泉田理歌(Vo) 海老根伸明(B) 壬菜(G)
柳生大輔(Dr) 斎藤奈緒(Cho) 小川愛(Pf)
Tail’zは19時半〜です!!
>対バン・・オムトン
 
JR中央線/井の頭線「吉祥寺」下車 南口徒歩2分
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6
TEL:0422-42-1579  http://www.mandala.gr.jp/
Tail’z(泉田)… rikasongjp@yahoo.co.jp/  
2006/05/08 (Mon) 7:06


◆ ◆ ◆ 怒涛の期間、幕開け ◆ ◆ ◆
怒涛の2週間が始まりました><

実は…・先々週、またまた問題勃発いたしました。。
5月10日のマン2Liveの為に依頼していたピアニストの方、第一発目のリハ参加後、諸事情により降板することになり その日の内に急遽、別のサポートの方にお願いすることになりました。。

LIVE本番まで一ヶ月切っていますし、今回に限ってはMANDA−LA2出演以来初の2バンド対バン枠です。
このときの為に、やる気になってくださっている壬菜ちゃん&大ちゃん&海老君のテンション当然下がったはずですし、正直、あまりにも予想しなかった展開に私自身、胃が引き裂かれる思いでした。

「どうしようか。。。このままキャンセルするしかないのか。。。」
こんな思いも一瞬よぎった中、Guitar壬菜嬢の一言
「こうなったらもう、プロの方に依頼しても仕方ないと思います。資金に限度はありますが、可能な限り協力します」(実際のご本人の言葉とは多少違いがあります、ご了承ください><>

この壬菜嬢のお言葉聞いた瞬間、涙が出そうでした。
その後、大ちゃんや海老君も
「協力しますよ」と言ってくださいました。

今だから話せますが・・昨年暮れにダニー氏が抜けてから、人選に関しては苦労の連続でした。
ここに来てまた事態急変の中、自身の管轄力のなさに半ば嫌気がさしていたのも事実です。

「ここまでまわりに苦労かけてまで アンタは自身の楽曲を音にしたいの?傲慢だね、泉田さん」
と、自分に問い掛ける日々です。

でも、以前もここで書かせていただいたように、私の楽曲は自分ひとりでは「音」になりません。
やはり、自分の夢をかなえるために仲間が必要ですし、最終的に私の楽曲は演奏に携わった皆のものです。
この度、こういった事態に遭うことで上記の思い、より胸に突き刺さるほど実感しています。

こういった複雑な思いを抱きながらも、
昨晩、ピンチヒッターのピアニストを交えた、初のサウンド合わせでした。
臨時に引き受けてくださったにも関わらず、音源渡して一週間足らずで6曲も聴き込んできてくださいました。
(今週も第2回目のリハがあるため、落ち着いたころ改めてご紹介させていただきますが)

このような急な事態、そして忙しい状況の中引き受けてくださったピアニストの方には一生頭があがらない思いでいっぱいです(涙)
急遽の依頼=全9曲+新譜がある中、多大なリスクを背負って演奏してくださることに、この場を借りまして深くお礼申し上げます。

そして、この悲劇的な展開にも関わらず、逃げずに責任もって演奏してくださる、メンバーの大ちゃん&壬菜嬢&海老君&奈緒ちゃんにも深く深くお礼申し上げます。。

どういった状況であれ、前向きにとらえてくださる各メンバーの資質は素晴らしいものがありますし、このような若者に囲まれて活動ができることに、幸せを痛感いたします。

正直、サウンドがどうまとまるか、そして
「バンドサウンド」のオリジナリティがどう変化を遂げるか見えない期待と不安はありますが、本番ギリギリまでやれることを精一杯やり尽くそうと思いました。

この日記をご覧の皆様、5月10日無事むかえられるよう願っていただけたら幸いです。

宜しくお願いいたします><
2006/04/23 (Sun) 8:22


◆ ◆ ◆ 4月になりました〜 ◆ ◆ ◆
あっという間に4月ですね><〜
学校はじめとする、様々な環境では「新年度」の始まりでもあります。
Tail’zも今月から5月MANDA−LA2のLIVEにむけ、今週からリハが開始されます。

実は、先月Bassの海老根君とMANDA−LA2でJazzヴォーカリスト・酒井俊さんのLIVEを観に行った際、お会いした中野店長より
「次回は2バンド編成にしたからね、一緒になるオムトンってバンド、マリンバ使っていてなかなか面白いんだよ!」
と、声をかけていただきました。その中野店長のお言葉を聞くなり、酒井さんのLiveが始まる約1時間、海老君とたわいないお話をしながらも頭のスミでは

「2バンド編成…・・ってことは1時間?かな・・て時間があるのはいいことだけど、いったい何やればいいんだ?!まさか、演奏はいつもどおりでMC拡大20分ってわけにはいかないしな。。。マジヤバイな〜汗」
と、考えるうちにどんどん頭が少々痛くなってきました(涙)

いつもは3バンド編成で40分、私のトークが長くなっても、演奏時間は30分〜35分以内で収めています。
酒井さんのLIVEを観ていて思いましたが、1時間以上も同じアーティストで聴かせてみせていくことは、当たり前ですが容易なことではありません。やっている側としては、1時間飽きさせないでサウンドに魅了させていかなければならないのですから。

具体的にその「飽きさせない」為に何が必要か、と専門的な側面から考える限り
『サウンド&楽曲の世界観の明確な提示力』
『そのバンドなり各アーティストの音に対する志向性』
『演奏によるサウンドの醍醐味』
・・・など、どの内容も気を抜かずいい意味で神経を入れていかなければと思います。その上で最終的には、ステージ上で素直に
「心から音を出せるか」
だと思います。

…上記のようなことが、今現在のTail’zサウンドで果たして出来ているのかと考えると、残念ながら相当の課題が残ると思います。
いうまでもなく、私のボーカル力&技術力含めこの一ヶ月間、上記にあげた内容に少しでも近づくために何ができるか、真剣に自身を振り返らなければならないと半ば青ざめています。。。。


ちなみに…対バンさせていただくバンド『オムトン』…
マリンバを使っての3人編成で、メンバーの皆様は音大出身の方々です。
演奏に対しての厳しさは当然潜り抜けてこられたはずですし、私自身も自分のLIVE関係無しに、聴きにいってみたいバンドの一つでもあります。
私より、大ベテランに方々と対バンさせてもらえる機会、有り難いのと同時に緊張いたします。。。

さぁ、本当に何やろうかな…って何やればいいのか、本当に…・涙
2006/04/03 (Mon) 7:52



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