半年間の闘病で激落ちした体力回復のため、先週の月曜日から8ヶ月ぶりにウォーキングを再開した。
初日こそ4kmを1時間かけて歩いたところで断念してしまったけど、2日目からは以前のように1時間前後で約5kmをなんとか完歩できてる。
コースの主要部分は「鏡川(かがみがわ)」という高知市内を流れる川の下流河川敷で、潮の満ち干によって大きく変わる匂いや雰囲気、そして水鳥の声や魚が川面を跳ねるかわいらしい水音を味わいながらの道中は思いの外楽しい♪
相変わらず行き交う人も多く、歩く人・走る人・自転車に乗った人・犬を連れた人・買い物袋を持った人等々様々な人とすれ違ったり追い越したり追い越されたり……♪
そんな人たちの足音や息づかいや匂いなどで「あっ…あの人だ!」など、全盲の僕でもかなりの人を特定できて懐かしさを覚えた。
更に、同行してくれてるお由美丼が「あっ…向こうからいつもの作業着のおんちゃんが来た」とか「あの歩き方はダックスフンドを連れたお姉さんやね」とか「…のおんちゃんが相変わらず早足で来た来た」とか「いっつも限界の走り方やったお兄さんはずいぶん痩せたね!」など、いろいろと名前を付けて実況囁きをしてくれるので、勝手に親しみを覚えてる人も多い(^_^)ゞ
そして沿道の風景や川面の様子も話してくれるので、まるで全てが見えてるかのように、僕の頭の中にはいつも景色がリアルに広がる。
なかでもおもしろいのが、時々川面に頭を出す亀たち!!
だいたい決まった場所に同じような格好のヤツが顔を見せるらしく、「2匹並んでぽか〜っと浮いてるのは亀吉と亀子、それより少し下流に居る小さいヤツが亀之助、亀吉亀子夫妻(勝手に夫婦にしてるし)の少し上流に居るヤツが亀三」など、みんなに名前をつけてる!!
歩きながら川面を見つめて「今日は誰も出てこんねー」と寂しそうに言ったかと思うと「あっ…亀之助がおったおった! お〜い亀之助〜!」とニコニコしながら嬉しそうに叫んだり……( ・o・)
もうすっかりお友達らしい(笑)♪
そんなわけで、大汗をかきながら延々と左右の足を代わる代わる前に出し続けるだけの1時間が、ちょっとした情報を与えてもらうだけで、とても変化に富んだ楽しい時間になってる♪
それと全く対照的なのが、日本語の音声通訳が付かない外国語の番組を観る時間。
もともとそういうコンセプトなら文句は無いけど、できるだけ広く事実を伝えるのが目的の番組で、明らかな情報のバリアを、しかも排除が可能なバリアをそのままにするのはどうかとう思う。
その傾向は民放よりNHK(日本放送協会)が圧倒的に多い。
<B><A HREF="http://horiuchikei.com/omoi/20020620.html" TARGET="_blank">よかったらこちらも読んでみてください</A></B>
昨夜も、深夜にふとつけたテレビ(NHK総合)で、社会主義体制崩壊直後のモンゴルのいわゆる「マンホールチルドレン」についてのドキュメンタリー番組を放送してた。
大まかな内容は、98年に13歳だったマンホールチルドレンの少年が、04年には郊外の丘の上に自力で家を建て未来は開けたように見えたが、08年に訪ねてみると、再びどん底の生活に逆戻りしていた…というもの。
いや「大まかに」と書いたけど、内容のほとんどがモンゴル語のインタビューで構成されていて、僕にはそれくらいしか理解できなかった。
VTRを流した後、スタジオでは「こんな取材をするくらいなら金を与えてやれという意見も有るが、こういう事実を出来るだけ多くの人に伝えて、それによってどれだけの人が行動を起こすかということが大切」みたいなことをしたり顔で話してたけど、どうしてマンホールを脱出でき、またどうして戻らなければならなかったかなど、放送エリアに居ながら、すこしでも真実を知りたくてその番組を凝視しながら、そんな基本的なことさえ伝わってこないなんて、何が公共放送じゃ!!
地デジだの次世代ハイビジョンだのと騒ぐ前に、受信料の未納を0にするって必死になるまえに、情報のバリアを取っ払って一人でも多くの国民に等しく情報を届ける努力を先頭に立ってするべきだろう。
宇宙ステーションで寝起きする飛行士の姿を全世界に伝えられるのなら、亀之助と亀三の違いを、どうかこの僕に教えてください。
ほんと、お願いだからこのストレスを取り除いてください。
以上、久しぶりに怒ってみました(^_^)ゞ