愛媛県東予市(ちがう)西条市のホテルの自室。
もう何度も書いてきたけど、全てにおいて「合理化最優先」の政策の流れの中で推し進められた、いわゆる「平成の大合併」によって、なじみ深かった市町村の名前がどんどん無くなっていくことには、まだまだ違和感を禁じ得ない。
特に愛媛県は成績優秀で(笑)、一瞬驚かされるくらい大きく広がった新行政区画が幾つか生まれた。
住民のアイデンティティーの形成には、生まれ育った土地の「地名」という要素もかなり大きいように思うけど、みんなその辺りでの抵抗感は無いんだろうか??
けどまぁ、過疎化と高齢化で苦悩する中で、あれほど強引に「交付税をやらん」とか「特別措置で優遇する」とかやられたら、そうせざるを得なくなるのも無理からぬところかもしれない。
ちなみに「イゴッソウ」や「ハチキン」の多い土佐の高知では、一部を除いて未だに合併は遅々として進んでいない。
いずれにしても、政府には、過去の無駄遣いの付けを小さいもの弱いものに押し付けるような政策だけは止めてほしいと切望する。
……って、またまた例によってこの辺になると熱く語ってしまうけど、今日はそんな内容で書こうとしたんじゃなかった。
今日のコンサートは西条市(旧丹原町)の文化会館で、地元のPTA大会に呼んでもらってのステージ。
昨日のリハーサルで声を出してみると、タク周りもスピーカーも全て持ち込みなのに、まるで別物の機材を使ってるんじゃないかと錯覚するほど音が良い☆
100Hzから10kHzくらいまで、ほんとに満遍なく音が再生される感じで、よくありがちな200Hzから500Hz辺りのモコモコした音の回り感も全く無くて、かなりの鼻声なのにそれさえも感じさせない♪
「このホールこんなに音良かったっけ!!」
「僕の音作りのたまものですよ〜!!」
間髪入れず、こんなジョークを返せるようになったテルが妙に頼もしい(^_^)V
「よっしゃ〜…明日はやるぞ〜!!」
本番に向けて高揚感がぐんぐん高まっていく最高のリハーサルになった♪
リハを終えてホテルで寛いでると、突然内線の電話が鳴った。
「フロントでございますが少々お待ちください」!!
外線からの電話でも繋ぐのかと思ったら、そのまま誰かに受話器を渡す気配!!
「あっ佳さん……坂井です」!!!
もう10年くらい聴いていないその声は、ほんとに懐かしく、心から聴きたい声だった。
北は北海道から南は種子島まで、こうしてコンサート活動ができるようになるきっかけの一人とも言える坂井先生が、わざわざホテルまでお土産を持参してくださった!!
「坂井先生…!! ほんとにお会いしたかったんですよ……!! 今僕が全国各地で歌わせてもらえてるのも先生の……!!」
思わず声が潤んでしまった。
何しろ先生がこの地の中学校に呼んでくださった時の3年生女子とその弟が、堀内佳の影響で高知の短大に進み、理学療法士や作業療法士として就職、姉は今では二人の子の母親になってる!!
時が過ぎてもこうして気にかけてくださってる坂井先生が本当に有り難くて感激した。
久々に大人対象のステージ、先生の思いにも答えられるように、今日の本番も全力で歌おう♪