10月10日♪
なんだか「体育の日」ってやっぱこの日な気がするのは「時代について行けてない」ってことなのかな!!
そういえば、高知県仁淀村の「星ヶ窪」で毎年開催される親子ハイキング、かつて10月10日の「体育の日」に行われていた時は、雨が降ったのはたった1回だったのに、「10月の第二日曜日」になってから、なんだかよく雨にたたられる!!
そして今年の10月の第二日曜日は10月10日!!
はたして堀内佳は秋空の星ヶ窪に思いっきり歌声を響かせることができたのか……o(^-^)o
台風22号は勢力は非常に強かったものの、規模が驚くほど小さかったため、「台風一過」というわけにはいかなかった。
つまり、台風の勢力範囲が広ければ、通過した後吹き返しの北西の風が長く吹いて雲を吹き払い、しかも大陸から乾いた空気を呼び込んで爽やかな秋晴れをもたらすが、今回のように規模が小さいと吹き返しもほとんど吹かないため、自分が持ち込んだ暖湿気を南に吹き払うこともできず、何時までも雲の多い空模様を引きずることになる。
10月10日は、朝から正にそんな雲の多い空模様だった。
それでもマンションを出た9時半頃は、高知市内は暑いくらいの日差しが降り注いでいて、雨の心配なんて全くしなくていい雰囲気だった。
ところが……
1時間ほど走って越知町を過ぎた辺りで、時折パラパラと小雨が散るようになり、仁淀村に入った頃には本降りの雨になった。
星ヶ窪で準備をしてる髭じいに電話すると、さっき大雨が降ったけど今は上がってるという!!
とにかくなんでもいいから、今年はあの場所で歌いたかった。
迎えに来てくださってた教育委員会の車で星ヶ窪に上がると、髭じいの言うとおり相当雨が降ったらしく、地面は思いっきりぬかるんで、湿り気をたっぷり含んだ空気がよどんでいた。
それでもステージに向けて歩いていくと、あちこちから「佳さん」「こんにちは〜」「がんばってよ〜」「来てくれてありがとう!」…と嬉しい声がかかった。
本部席のテントに入って、懐かしい村の職員の皆さんと語りながら飲むビールはやはり美味い♪
仁淀村は来年の8月に、近隣の吾川村・池川町と合併して「仁淀川町」となる。
皆さん明るく前向きに話してくれたけど、やはりどことなく声が寂しげに聞こえたのは気のせいだっただろうか……
「このイベントもそうやけど、合併して大きな行政区分になっても、それぞれの地域で受け継がれてきた行事とか祭とか、そんなものはできるだけ残していかんといかんね!!」
誰が言ったか、その言葉が強く胸に響いた。
正午になって僕のステージが始まる頃には雨も次第に上がり、ステージ前の芝生の上にも、笑い声が増えてきた。
声はまだかなりきつかったけど、やはりここで歌う「夢キラキラ」は特別だ♪
「ここだから この場所だから 誰もが優しくなれるんだ 笑顔が零れて花を咲かせる 風キラキラ星ヶ窪 夢キラキラ星ヶ窪」
アンコールで「輝け虹色丸」のリフレーンの部分を即興で替え歌にして、仁淀村の名前は無くなっても、みんなの古里仁淀村を忘れずに、誇りを持って生きてほしいという思いを必死に込めた。
結局ビールを何本ご馳走になっただろう!!
ほろ酔い気分で皆さんと話をしてると、ノリヒトさんという村議の奥様が一人の女性を伴って声をかけに来てくださった。
「佳さんアマンダさんです」!!
"Hallo, my name is Amanda."
"Hi, my name is Kei Horiuchi, Nice to meet you."
↑一応アメリカ帰りってことでちょっとがんばってみたりして(^^ゞ
カナダからALTとして来日したばかりで日本語はまだほとんど話せないAmandaだったけど、彼女も音楽が大好きで、ギターも管楽器も演奏できるという♪
僕のギターにも興味を持ってくれたようで、愛媛の「シーガル」っていうメーカーで作ってもらったこと、ギターは独学で覚えたことなどを片言の英語で話した。
どうやら僕の英語はイギリスのイントネーションではなく、完全にアメリカの発音らしい!!
いきなり「英語はアメリカで習ったのか?」などと、例によって発音だけはやたら驚いてくれたけど、いかんせんタンゴを知らないのでなかなかまともな会話にならない!!
またあのアメリカでの悲しい痛みが胸をしめつける(大げさやっちゅうの!!)
それでも次から次へとこりずに話しかけてくれる辺りが、やはり多くの日本人と違う部分か!!
そのうち話はお互いの好きな歌に及び、Amandaは「hotel California(Eagles)」を歌えるという!!
そしてアルコールもかなり回っていた僕は、なんと大胆にも、ステージで一緒に歌おうなどと提案!!
周りにいた関係者も「それはいい!」ってことになり、いきなり僕のギターでAmandaが歌うことになった。
僕が持ってる一般的な欧米人の印象から比べると、体格もずいぶんちっちゃなAmandaの声は可愛くて、今までに聴いたことのない「hotel California」に、思わず興奮気味でギターを弾きハーモニーを作る堀内佳♪
なんともexcitingな3分間だった。
さて、やっとのことで雨も上がって、久々にこの場所で歌えた今年、星ヶ窪の風や気をいっぱい感じて、それを思いっきりここに書こうと思ってたけど……
どうやら今年の星ヶ窪の思い出は、思いっきり「Amanda色」のクレヨンで塗りつぶされてしまった(^。^;)
また来年も会えるかな(^_-)