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☆今日のつぶやき☆


なんとも言えない今年のよさこいレポート!
ここ高知はよさこいウィーク!!
町が鳴り・町が揺れ・人々がはじけ……
とにかく今この町を支配する空気はヤケドしそうなくらいに熱い☆
躍動するエネルギーに圧倒されて、ささやかな日常は町の片隅に追いやられてしまう!!
そしてまた僕も……!!
昨夜は枡形(ますがた)競演場で、そんな音と熱気の渦に身を任せた。

打ち込み音楽が全盛の今、音楽そのものへの興味や感動は昔ほどではないにしろ、ぴたりとそろった鳴子の音・子供達のかけ声・観客の拍手等ETC.
人の喜びや高揚感など、命の躍動をそのまま表す音達にはやはり思わず涙が……(; ;)
そして「高知のよさこい」は、音楽を流す地方車に続いて一人一人が両手に鳴子を持って踊り歩く(観客のわずか数メートル前をゆっくり通り過ぎていく)スタイルだから、目の見えない僕にも踊り子の動きが手に取るように解るし、だからこそ、目の見える人とほとんどハンディ無く感動を共有できるのだと思う♪♪
つまり高知のよさこいは、視覚障害者にとって最もハンディの有りそうな「踊りを(観る)」という行為を、極めてバリアフリーなものにしているのかもしれない♪♪☆
しかし昨夜の僕は、感動の涙とは別に、ほんとに久々に悔し涙も流してしまった(; ;)

今週は日曜日に高知県夜須町の菖蒲谷(しょうぶだに)、そして月曜日は同越知町(おちちょう)と、地域の野外イベントが続いた。
両会場とも地域や商店街を元気にしようという人々の気が満ち溢れ、とても暖かく活気のある空間だった。

例えば夜須町菖蒲谷では、地域の住民一人一人がそれぞれの特技や職業などを生かして、イベントの細部に至るまで手作りで運営されてて、子供達が引く「ねぶた(実はドラえもん)」も当然みんなの手作り♪
そして僕がとてもすてきだなって思ったのは、いい年をしたオンチャン達が
「あのドラえもんは歌が流れるがぞ♪」「電気も付くぞ♪」「タケコプターもちゃんと回るがぞ〜♪♪」って、
まるでちっちゃな子供が自分のおもちゃをそうするように、ほんとに無邪気に自慢していたこと!!
大人達が十分楽しんで子供にも喜んでもらう……
打ち上げたイベントを長続きさせ地域が元気になるためには、最も大切な要素の一つなのかもしれない。

さてその菖蒲谷で、よさこいチーム「おきゃく屋」が本番直前の踊りを披露した。
このチームのリーダーの一人(チーム内では「おかみ」と呼ばれている)は、高知放送で一緒に仕事をしている夜須町出身のラジオリポーターで、なんとあの「隣のM婦人」も踊り子として初参加している!!
ただこの日は夜須町出身者を中心に少数の精鋭だけで踊り、その他の大多数は別の場所でよさこい本番に向けての猛練習に打ち込んでいたらしい。
もちろんM婦人もその「大多数」を構成する一人だった♪
そういえば彼女は、晴れ姿を夫に観てほしくて必死に練習していた。
一方、大層寂しがりやの夫Mさんは、主に夜や休日に行われる練習の度に、乾き物などをつまみに一人寂しく飲んでいた!!
身近な人に観てほしいと望むM婦人と、いつも側にいてほしいのを我慢してよさこい参加を承諾し、ほんとは晴れ姿を観たいくせに素直に行くと言えないMさん……!!
この二人は万事がそんな感じで、心とは裏腹な相手の言葉に反応して、まるで子供同士みたくいつも喧嘩ばかりしてる
僕はそんな二人を(特にM婦人を)泣かせてやろうと思った。

チーム「おきゃく屋」の予定表によると、昨夜は枡形競演場が最終だという。
前日の夜Mさんと飲みながら、お由美丼や共通の友人であるOさんなどと一緒に、枡形に観に行こうと強引に誘った。
「みんなで…」としたのは、もちろんMさんに「観に行く口実」をプレゼントするため♪♪
当然奥さんには絶対内緒で…… って、これが後で僕が悔し涙を流す大きな原因になるのだが……!!

「そういえば1日目のNHKテレビも丁度おきゃく屋の前で終わったし、今日の高知放送テレビでもアイツの姿は見れんかったもんなー!!」……
出かける直前になると「観たかった」「ついてない…」という本音を初めて見せるMさん♪♪
僕は「思いがけず観に来てくれた夫達を見つけて嬉し涙を零すM婦人と、やっと妻の晴れ姿を観られて喜ぶMさん」という図を何度も想像してワクワクした。

枡形競演場は本祭のフィナーレを目前にした各チームのパワーで沸き返っていた。
僕達は歩道の最前列に陣取って、万全の体制で「おきゃく屋」の到着を待った。
Mさんの携帯に奥さんから何度か着信があったけど、ここで電話に出ると大音響が聞こえてばれてしまうということで無視することに……
ところが・・・・・
携帯で情報を見ていたお由美丼が
「あれ? おきゃく屋はここを飛ばして菜園場で踊ってるみたい!!」……!!
後で聞いた話、M婦人は最後の会場が変更になったことを夫に知らせようと何度も電話をしていた!!

「菜園場に、今から菜園場に行こう!!」
今踊ってるってことはもう間に合わないって、おそらくこの時Mさん以外の誰もが確信していたけど、Mさんの鬼気迫るような雰囲気に圧倒されながらとにかくタクシーへ!!
奥さんの携帯へ必死に電話するMさん!!
「電話に出んってことはまだ踊りゆうかもしれん!」……
ただむなしいだけの彼の言葉が辛くて悔しくて・・・・・

タクシーを降りて必死に走ったけど、結局最後の踊りには間に合わなかった。
でも「おきゃく屋」の解散セレモニーに立ち会うことができたし、M婦人も二日間踊り通した満足感で笑顔いっぱいだったから僕も少しは救われた。
Mさんも「今年は縁がなかったってことよや!」って言ってくれた。
ほんとはとっても悔しかっただろうに!!
お由美丼、そしてOさん、僕の自己満足のためにバタバタさせてしまってごめんね。
以上、なんともいえない僕の今年のよさこいレポートでした。
2004/08/12 (Thu) 8:14


【松ぼっち】 いろいろなドラマがよさこいで繰り広げられるのですね。踊る人の縦糸と見つめる人の横糸が織りなすドラマは、人の数だけあるのでしょうね。(^.^)
2004/12/26 (Sun) 21:30



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