「堀内さん、明日も点滴に来てくださいね」
「それが明日はコンサートで8時半には高知を出発しないといけないんです」
「大丈夫、僕が早く病院に来るから」
そっと僕の肩に手を置いて、優しくそう言ってくださるY先生。
一昨日も、タクシーで帰ろうとする僕に「うちのスタッフに車で送ってもらいましょう」と、忙しい診療中にもかかわらず、てきぱきと手配してくださった。
まったく…この先生にもまた頭が上がらない。
一方、昨日は医療センターでの定期受診日だった。
お陰様で、PET-CT検査の結果も、血液検査の結果も異常なし。
主治医のI先生と、先日NHKで放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた移植医療のエキスパートと言われる医師の話などしながら、ほっとする時間を過ごせた。
実はI先生には事前に番組を観ることをメールでお伝えしていて、「番組終了後に堀内さんからメールが無かったので、番組を観てよほどショックを受けられたのではと心配してたんですよ」と言われてしまった!!
確かに経過観察中の患者にとっては少なからずショッキングな作りだったけど、僕自身は全く違う視点で見てたので、そういう感じではなかった。
I先生は「沢山有る成功例をあえて出さず、患者死亡という言わば「力及ばず」という例ばかりを取り上げさせた先生の覚悟みたいなものを感じました」と同業者としての感想を話された。
僕としては、「試練に耐え苦労を重ねた成功者を取り上げる番組」という認識だったので、製作サイドとしての思いを知りたいというようなことを話させてもらった。
とにかく、病状や体調のことに留まらず、いろんな会話を通して患者の心まで理解しようとしてくださるI先生にも、ほんとに心からありがたいと思う。
さて、今日は全校生徒1,000人の徳島県鳴門高校で、そして明日は児童数200人ちょっとの土佐市高岡第2小学校でのコンサート。
対象年齢も人数も対照的だけど、それぞれに思い入れのある学校だし、モチベーションを上げて、思いっきり楽しんでこよう♪