KiNGONSベーシストNAKATAは鳥嫌いで有名だけど,今そんな鳥たちが20羽くらい俺の瞳のワンシーンに映り込む
α波のような鳴き声をこの緑の空間に存分に落とし,仲間たちと理解できそうもないさえずりをピッピピッピ交わしている
耳に滑り込むメロディをそのまま録音したらヒーリングCDが発売できちゃうんじゃないかしら
カラスの鳴き声,スズメの鳴き声が空と地上で絡まり合い,そっと風がさらっていく
ベンチの上を挙動不審にうごめくありさんたちもクシャクシャになった俺の上着に迷い込んではようやく首を出して地上に舞い戻る
そして
俺が座りたいお気に入りのベンチに見知らぬおじさんがずっと座ってる(向こうから見ても見知らぬ男?だろうが)
俺はあのベンチに座りたいのにな
「風にふかれて」っていうベタなタイトルをつけたくなるくらい,このベンチで風にふかれてる
もしかしたら
何かしらのきっかけで過去に1日戻ることを許された
”自分”なんじゃ?
それなら過去の自分にもっと優しくして下さい
過去の自分は未来の自分に心の奥で説教する
なんて阿呆な回想をぷくぷく膨らませながら無言の耐久戦を行っている
この公園はきっと俺の回想と耐久でほぼ構成されていて,俺が抜ければもっとシンプルな公園になると思うよ
シンプルイズザベスト
It'sラモーンSTYLE
雨に唄えば
雨に唄えば
雨に唄えば
ゴロン
寝転んでみると世界が色になる
こんなにも地球の天井は青いステージを用意してるのだから,雲という楽器隊を引き連れて,きっと雨が唄いにやってくるだろう
そしたらセクマシがライブ中に言う”ゲストボーカル”になってみせる
快晴→雨になる過程を見れることに小さな幸せを感じた
赤ちゃんが成長して大人になる過程を垣間見たような小さな小さな幸せ
あっベンチ空いた




