ザ・悶々ダイアリー 〜ケンジ・モンモン〜


雨に唄えば
雨に唄えば
KiNGONSベーシストNAKATAは鳥嫌いで有名だけど,今そんな鳥たちが20羽くらい俺の瞳のワンシーンに映り込む
α波のような鳴き声をこの緑の空間に存分に落とし,仲間たちと理解できそうもないさえずりをピッピピッピ交わしている
耳に滑り込むメロディをそのまま録音したらヒーリングCDが発売できちゃうんじゃないかしら

カラスの鳴き声,スズメの鳴き声が空と地上で絡まり合い,そっと風がさらっていく
ベンチの上を挙動不審にうごめくありさんたちもクシャクシャになった俺の上着に迷い込んではようやく首を出して地上に舞い戻る

そして

俺が座りたいお気に入りのベンチに見知らぬおじさんがずっと座ってる(向こうから見ても見知らぬ男?だろうが)
俺はあのベンチに座りたいのにな
「風にふかれて」っていうベタなタイトルをつけたくなるくらい,このベンチで風にふかれてる
もしかしたら
何かしらのきっかけで過去に1日戻ることを許された
”自分”なんじゃ?
それなら過去の自分にもっと優しくして下さい
過去の自分は未来の自分に心の奥で説教する

なんて阿呆な回想をぷくぷく膨らませながら無言の耐久戦を行っている
この公園はきっと俺の回想と耐久でほぼ構成されていて,俺が抜ければもっとシンプルな公園になると思うよ
シンプルイズザベスト
It'sラモーンSTYLE

雨に唄えば
雨に唄えば
雨に唄えば

ゴロン
寝転んでみると世界が色になる
こんなにも地球の天井は青いステージを用意してるのだから,雲という楽器隊を引き連れて,きっと雨が唄いにやってくるだろう
そしたらセクマシがライブ中に言う”ゲストボーカル”になってみせる

快晴→雨になる過程を見れることに小さな幸せを感じた
赤ちゃんが成長して大人になる過程を垣間見たような小さな小さな幸せ

あっベンチ空いた


2015/05/20 (Wed) 19:43


JAZZの街”宇都宮”だってさ
JAZZの街”宇都宮”だってさ
エラ・フィッツジェラルドを聴く
「黒人の声はあたたかいんだ,だから好き」
いつかのどこからかそんな声が降ってきた
”何を偉そうに”
と当時は安ケ平を罵ったわけだけど今なら分かる気がする



京都磔磔ワンマンライブまであと
45日

2015/05/20 (Wed) 4:39


おはよう
おはよう
ちょっと前までは
”あなたがいなきゃダメなの”って心の中で喚いてたくせに
”もう終わりね”って冷たい言葉を吐き出してしまう自分が嫌だ

部屋の中心に居座るコタツに対してここまで感情は変化させられる
雨が降ってくるその前に
コタツ片付けなきゃなって思う

人の心は天才なのか馬鹿なのか,超高温なのか超低温なのかまさに紙一重かな

昔, 子供科学博物館で
「熱い?冷たい?」と子供向けの字で書かれたボードの下には6本の金属の棒が規則正しく並んでいて,交互に低音の棒と高温の棒が配置されていた
触れると熱いのか冷たいのか分からず子供たちは戸惑う
答えはどちらに転んでも正解なだけに,大人の汚いずる賢さがあの6本の金属棒には詰まってた
1本ずつ棒に触れると
「熱っ??」「冷たっ??」
と対局にある刺激が
何処か遠くの点で交わったのを子供ながらに覚えてる
だからきっと
「嬉しい」とか「悲しい」とか「楽しい」とか「つまんない」とか「幸せ」とか「不幸せ」とか「美しい」とか「汚い」とか
これらの言葉たちは皆何処かできっと交わることができる
きっと変換できるような気がしたし
いつか逆さまになる時も来ると思った

はぁ
コタツ片付けなきゃ

京都磔磔ワンマンライブまであと
48日

2015/05/17 (Sun) 12:02


NAKATA=仲田
NAKATA=仲田
NAKATAバースデーライブを終え,帰宅
つい先程までNAKATAとお酒を交わしていたわけだけで
”良いバースデーを迎えられたな”と告げると”誕生日はまだ先だよ?”と冷静に返された
そんな可愛らしい部分がいっぱいいっぱい詰まってNAKATAは構成「気譴討い
1曲目からFAST FAST FASTという

をたっぷり含んだハチャメチャセットリストの上に転がってみると,意外に楽しい時間がクルクル回った(俺の腕も回った)
同い年,1985生まれのメンバーがセンターポジションで必死に奮闘する姿を横目で見つつ,小さく感動

”NAKATAハッピーバースデーおめでとう”

ベッドに身体を勢い良く預け,天井に吊るされたかよわい紐をキュッと引くだけで別世界に落とされる
ストンと落ちた世界で
「誕生日はまだだよ」
って誰かに囁かれた気がした



今日宇都宮KENTに来てくれたお客さん
どうもありがとう

2015/05/10 (Sun) 4:52


長文日記
長文日記
暗い部屋の中に浮かぶ小さな小さな光をじっと眺めてる
昨夜のがやがやした光景とはあまりにも対照的な光,そして静けさに妙な違和感を覚え,この空間にkjmonmonはどっぷり溶け込んでみる

5月4日が6回も俺をすり抜けていったなんて嘘みたいだ
そばにあるスイッチを押せばいつだって昨日のことのように思い出せる
全て鮮明に浮かぶ映像は当時の俺にはまだ理解できなかったのかもしれない

5月3日
色とりどりの鯉のぼりたちが泳ぐアーケード街を歩く
父の実家があるかみさく商店へ向かった
もうおじいちゃんは92歳で長くない
これが最後になるかもしれないからということでbeebeeと共に会いに行った
複雑な気持ちをぶらさげておじいちゃんと向き合う
また会えて嬉しいのか,もう楽になって欲しいのか,こんなにも感情が入り混じって,パレットに塗られた気持ちをグシャグシャにかき混ぜたらどんな色になるのだろう
おじいちゃんはあまり話せなかったけど
”俺とbeebeeの後ろに人がいる”
みたいなこと言い始める
振り返っても誰もいないし
もしかしたら
”母”が来てるのかなと思った
最後おじいちゃんが発した
”ありがとう”
という言葉ははっきりと聞き取ることができた







この5文字が組み合わさって人は感謝という気持ちが伝えられると思うと
ひと文字ひと文字がバンドでいうギターとかベースとかそういう類なのかなとも思った
どれかひと文字でも
誰かひとりでも
欠けてしまったら意味を成さない

後ろ髪引かれる思いで一宮に背を向ける

5月4日
ゴールデンウィーク真っ只中,母の日も近い,もちろんこどもの日も
誰もが1番うきうきするこの時期に俺は色んな気持ちに染められる

京都磔磔の騒祭はとても素晴らしいものだった
騒音寺,キャプテンズ
来てくれたお客さんどうもありがとう


”明日になればまた会えるよなんて
だけど今日じゃなきゃだめなんだ
そんな気がしてー”


キンゴンズのどうしようもない歌の
どうしようもない歌詞に
5月4日,京都磔磔のステージ上で胸をしめつけられる,明日になれば会えると思ってたけどそうはうまくいかないもんだな
その後のギターソロはよく覚えてなくて,ただどこまでもどこまでもこの音色が伝書鳩のようにパタパタ飛んで空の上を突き抜けて欲しいと思った

きっと来てくれたよな

-ここで誤って睡眠-

5月5日
神戸のライブが終わり大阪の街に戻る車内でまた昨日のブログの続きを紡ぐ
こんな速度で高速道路を走っているのに,まん丸にまん丸を重ねたような月に見張られてると感じてしまうくらい全く微動だにしない
何が起きても笑顔
あの月は宮沢賢治
イツモシズカニワラッテイル

5月6日
GW最終日
難波ロケッツのライブが終了
ライブ後は頭がワタぱちみたいにパチパチ破裂して,目が車輪みたいにぐるぐる回ってて,今日の昼に食べたものとか,昨日見た景色,抱いた感情などが少しずつなにかしらの消しゴムで消されてく
少しずつ時間をかけて
真っ白になった過去にピンセットでつまむように記憶を書き足していく

那須は綺麗で透き通ってた
とんぼたちが無邪気に空を泳ぎ,蝉たちがやかましい夏の音を鳴らす
1年に1回
那須のいつもの場所で家族写真を撮るのが毎年の恒例行事
15年以上続いてたんだけど,ここ3年くらい行けてない

「この写真を長いこと撮り続けたらえらいことになるわ」

くしゃくしゃな笑顔をばらまいて母はそう口からこぼした

”また行けるとイイな”

風に吹かれて飛んでいかないようにその気持ちをぎゅっと心に繋いでおく
明日には晴天の舵をとるであろう夜空をじっと見つめ
ふとそんなこと思った

ライブに来てくれたお客さんありがとう
また会いに行くよ

2015/05/07 (Thu) 0:38


today : 10 yesterday : 48


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