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常温冷蔵庫 -玉ぬ日記- |
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縛2
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「来るな。こっち来るな。 なんだその紐は!?」 「紐が好きだと言っていたでは無いですか」 「ちょっと違うし、訂正したよな!? とにかく嫌だ! 近寄るな!!」 「…ふぅ…。 鵺野先生、どうやら誤解があるようですね」 「騙されねーぞ詐欺狐! 何がどう誤解なんだ何が!!」 「何も嘘なんかつきませんよ。 良いからこの紐を触ってみてください」 「触る…? なんでそんな……柔らかい」 「見た目と大分違いませんか」 「た、確かに…」 「やや妖気も帯びているのも分かりますよね?」 「あ、本当だ…。 えっ、コレなんなんだ?」 「実は普通の紐ではありません。 厳密にはやや違いますが、私の尾と似た素材で作られているのです」 「…って事は、妖怪の…」 「まさに妖狐の技術です。 この紐状になっている妖具を様々な儀式に使ったり、さらに他の妖具の部品としたりする訳です」 「…へー…。 それは興味深い…けど…」 「そうでしょう?」 「え、道具自慢がしたかったのか?」 「まぁ、そうですね」 「なんだよそれ!? それを早く言えよ阿保狐!! へーぇ…妖狐の妖具か。面白いな。 実際どう使うんだ?」 「例えばこう、儀式の生贄である対象に巻きつけて」 「え、生贄? う、うわっ!!? ちょっ!?」 「このまま妖力を込めます」 「な…っ!? こ、これ…っ、おいっ!?」 「どうですか?」 「どうですかじゃねー!! やっぱ騙しやがったな玉藻ー!!!」 当然の展開と何度でもひっかかる鵺野先生。 写真は普通に紐です。 |
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2016/06/28 (Tue) 23:43
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飾
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「どうしました鵺野先生。 そんなに上ばかり見て」 「あ、すまん! いやほら。お前の後ろ側の天井。 なんか面白いっていうか、勝手に目に入ってくるんだよ」 「後ろ…? あぁ、あれですか。 ああいうのがお好きなら、ウチの天井にもつけましょうか?」 「…えっ!? あれを!? い、いやいいよ!!」 「そうですか? 室内の空気循環に効果的と聞きますけどね」 「空気循環!? パラシュート部分あたりがか?」 「ハイ?」 目線違い。 喫茶店や銭湯あたりの広い天井空間でゆっくり回っているシーリングファンは思わず眺めてしまいますよね。 そしてパラシュート。 |
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2016/06/27 (Mon) 23:56
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切
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「今、線に沿って切り分けたい誘惑と戦っている」 「好きにしていただいて結構ですが、勝利しないとせっかくのホールケーキが一口チョコと化しますよ」 アミアミ模様のホールチョコケーキ。 この模様のチョコケーキ好きです! |
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2016/06/26 (Sun) 23:43
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縛
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「なんだこのかっこいいダンボール」 「荷物が届いただけですよ。 かっこいい…ですか。紐で止めてある部分ですか?」 「そこだ、普通ガムテープだよな! なんとなく高級っていうか…良い感じする」 「そうですか…そんなに先生が紐好きとは知りませんでした」 「えっ、いや。別に好きとは…」 「ではせっかくなので紐を使ってみましょうか」 「え? せっかく? なに…」 「ちょうど良いのがありますので、私もちょっと試してみたかったんですよ」 「待て。待ってくれ玉藻。 さっぱりわからないんだが。それを何にどう使う気だ」 「何にって、先生がお好きだと言うんですから勿論先生に。 どう…は、とりあえず今夜実践で」 「止めろ頼むから!!」 「紐が良いんですよね?」 「前言撤回する!! やっぱり普通が1番だ! ガムテープのがしっかり固定できるしな!」 「ガムテープは後が大変ですよ」 「なんの後が大変なんだ!?」 実践で。 かっこいい封の仕方! でも郵送途中で解けないか心配になりますね。 |
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2016/06/25 (Sat) 23:33
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