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常温冷蔵庫 -玉ぬ日記- |
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ボールアクロバット
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「ぬ〜べ〜先生バイバーイ!」 「すごかったよ〜っ!」 「また明日ねーっ!!」 「お、おー! はぁはぁ、気を、つけて、帰れよー! ぜーぜー…」 「…大丈夫ですか鵺野先生。 子供達相手になぜそんなにバテてる必要があるんですか」 「いや…低学年の子達があんまりよろこぶ、から…。 アクロバティックドリブル、し過ぎた…はー…つか、れ…。 ごほげほっ…ちょっ…待ってて…」 「見てましたよ。完全に一人サーカス状態でしたね。 最後息できてました?」 「でき…ない…。はー…。 酸素たりねぇー…」 「…」 「はー…ぁー…、ん? なんだ、たま…? っ、んん!!? ん、ぐ、ふ…っ。 …っ…っ、〜〜っ」 「…」 「ーっぶはっ…!! って、このヤロウ玉藻、このタイミングでなんでいま…っ!! っ、誰か見られてねぇだろうな…!?」 「大丈夫ですよ、おそらく」 「おそらくってお前…。 てかなにしやがるっ!!」 「酸素が足りないと言われたので、人口呼吸を」 「いやおかしいだろ! 逆に死ぬわ!!」 迅速な応急処置。 久々に蹴ったら変なトコに飛びました。 |
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2015/10/08 (Thu) 22:47
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缶
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「秋だな…」
「? そうですね。 なんですかいきなり」 「今日、俺のご贔屓自販機のコーヒーが、あたたか〜いになってた。ココアも」 「あぁ、例の自販機ですか」 「ちなみに汁粉が入ったら冬だ!」 「なんですかその独特な境界線は」 待望のあたたか〜い。 寒くなってきましたね。 |
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2015/10/07 (Wed) 21:37
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白月
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「おー、青空に月だ」 「はい?」 「ほら、上」 「…あぁ、本当ですね」 「なんとなく朝から縁起が良いな。拝んどこ」 「好きなんですか?」 「んーまぁ、好き嫌いっていう感じじゃないけど、どっちかってとそうだな」 「そうですか」 「…言っておくが、増やさなくて良いからな」 「…そうですか?」 「残念そうな顔するなよ」 幻視の術活躍ならず。 最近毎朝見れますね。 なんとなく良いことありそうで好き。 |
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2015/10/06 (Tue) 22:00
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岩
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「…」ガリガリガリ… 「…」 「…」ガリガリガリガリ… 「…鵺野先生」 「なんだ」ガリガリ 「さっきからずっと何してるんですか」 「玉藻んちのこの岩塩ってやつ、毎回毎回少しずつ削るの、めんどくさいんだよ」ガリガリ 「確かにそれは毎回使う分だけ削る必要がありますね」 「そしてちょうどよく、この食卓塩のビンが空っぽだ」 「…無くなりましたね」 「だからこれをこうやって、丸ごと削って詰め替え塩にしてやる! 覚悟しろ!」ガリガリ 「はぁ…なるほど。 …まぁそれは別にそうして頂いても良いんですが」 「なんだよ」ガリガリ 「あの、そろそろ終わりにして、あとは明日以降にしては…」 「いや始めちまったからには、とりあえずこのビン分の量は削り出してから終わる!」ガリガリガリ 「いやそう言われましても、1本分となると、小さくてもそれなりの量が入りますし。 もう既に深夜ですが、そのペースだとまだかなり時間がかかりますよ?」 「分かってる! それも覚悟の上だ。 だから今夜は先寝ててくれ」ガリガリ 「えっ!?」 「流石に朝まではかかんねーだろうし、気にしないで寝てくれ。 って言うか、さっき寝に行ったんじゃ無かったのか?」 「…中々貴方が来ないので、迎えに来たんですよ」 「えっ」 「まさか塩削ってるとは思いませんでした」 「あー…ごめん」 「…手伝いますよ」 どうしても削りたいらしい鵺野先生と、どうしても一緒に寝たいらしい玉藻さん。 一個分まとめ削りしようとして、心折れました。 |
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2015/10/05 (Mon) 23:25
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