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常温冷蔵庫 -玉ぬ日記- |
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タイプライター
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「なぁ玉藻、コレの使い方分かるか?」
「また懐かしい物を…。 どうしたんですか?」 「懐かしいのかよ、使った事ある?」 「まぁ多少は」 「文字打ち始めると悪霊が出てくるらしいって持ち込まれたんだが、やり方がいまいち分からん。 年代物だから壊したらヤバイし」 「…悪霊?」 「まぁな、何も感じないけど…。 言い張られてさぁ。 やってみてくれないか?」 「そうですねぇ…」 カチ、キリキリ… 「おー、そうやるんだ」 「…さて」 ズダダダダダダダダ 「おー! すげぇ! へー……お? ん? んん? っ!!?」 「さて、何か変わりましたか?」 「案の定何も変わりないけど!! そんな事より何打ってんだこの阿保狐ぇぇえ!!!」 「杞憂ですね。 何もなかった証拠にこのまま返してはどうですか」 「できるか!!! この紙外せ馬鹿野郎!!!」 そして処分できない宛名入りラブレター。 結構指の力要るんですね。 |
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2015/06/21 (Sun) 22:00
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お昼ごはんにしました
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「ほれ」
「はい?」 「おみやげ」 「え、ありがとうございます。珍しいですね。 …パン、ですか?」 「ワサビ味だって」 「!」 「面白いかなーって… …何故か、お前の顔が浮かんで買っちまった」 「…ありがとうございます」 「う、うん…」 「では、早速半分に分けますね」 「Σえっ!?」 「どうしました?」 「いや、そうか、俺も食べるんだな…」 食べ物を前にして、なんと面白がる玉藻しか想像しなかった鵺野先生。 どうせなら安心できる美味しい物を買ってくれと妹によく言われます。 一口くらい欲しいと思ってたら家族全員食べなくてラストまで残ってました。 ワサビパンけっこう美味しかった! |
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2015/06/20 (Sat) 21:02
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宴会
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「こんな隅で何してるんですか、一人で」 「わっ!? ひっ、一人じゃねーよ、石川先生が今トイレ行ってんだよ。 それより、お前こっちくんなよ」 「酷いですね」 「酷くない! 良いからあっちに…」 「じゃあ一杯受けて頂いたら戻りますよ」 「うぅ…じゃあ…」 「どうぞ」 「どうも」 ざわっ…!! 「玉藻先生のお酌なんて…!」 「羨ましすぎる! 鵺野先生ズルい!」 「ニクイ…ニクイ…」 「あぁ…っ! ほらみろこの空気…!!」 「返杯下さい」 「早く戻れ馬鹿狐!!」 あつかんー |
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2015/06/19 (Fri) 21:57
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うわぁああ!!
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「なーなーみんなー! 今裏庭行ったら野イチゴっぽいのいっぱい生えてたぞ!!」
「ええっ!? 何で学校で野イチゴができるのよ。 見間違いじゃないの?」 「見間違いじゃねーって! もしかしてすげー旨いやつかも…!」 「止めなさいよ男子! 毒があったらどうするのよ!」 「毒かぁ…食えねぇのかな…」 ざわざわ… ― 「玉ちゃん…今日、俺の秘蔵のおやつが、生徒にバレたんだ…」 「たまにある鵺野先生の机の三番目引き出しの、あの菓子類の事ですか?」 「それじゃないけど、何でそれも知ってんだ」 学校に食料を隠す先生。 裏の手入れが全然出来てなかったんですが さっき出たら、ナワシロイチゴ大量発生してました… びっくりした… ジャム、にするべきですか…? |
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2015/06/18 (Thu) 16:39
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