Que Sera Sera |
名前はものを縛る
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名前をつけてはいけない。正体不明のものにはまだ名前をつけてはいけない。名前を付けてしまったら名前の通りのものになってしまう。分からないものは分からないままで。光が射して姿が見えたとき初めて名前を知るんだ。
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2012/12/18 (Tue) 10:03
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何なのか分からない
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何かが私、叉は私の何かを開放してくれるのを待っている。自らの力では足りなくて、それは溜まっていくだけ。きっかけになる何かをずっと探してる。でも見つからない見つからない。息が詰まる。何かはどこ?何かはどこ?何かはどこ?どこ?私の過去をあさくりまわして散らかった頭の中。何かはどこ?何かはどこ?どこ?出口のない溜まり場に苦しいそれが詰め込まれる毎日。それは何?それは何?それは何?それは?‥‥‥分からないんだよ君にも彼にも誰にも私にすら。
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2012/12/17 (Mon) 19:16
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塵
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夏はなんだか憂鬱。冬は人の温もりが気持ち悪い。秋は酷い虚無感。春は切なさに殺される。心地いい季節なとこれっぽちもない。覚めない眠りについて何時までも夢を見ていよう。体が朽ちても夢を見てれば怖いものなど何もない。壁を這う緑と赤。視界が全て緑と赤に埋め尽くされてああ私は死ぬのか。
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2012/12/08 (Sat) 0:24
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私が怖い
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暗い影が付いて来る。見ようとしてもすぐ逃げる。捕まえようとしても隠れる。有るのか無いのか分からない暗い影がすぐそこに付きまとう。振り払おうとしても振り払えない。逃げても逃げても付いて来る。いつか影に飲み込まれそうで怖くて。ひたすら眠って耐える。忘れた振りして気を紛らわせても頭の隅から離れない。寂しい影。孤独な影。私の一部。慰めきれなかった過去の私の一部。ごめんね、ごめんね‥。今は君を受け入れられない。ごめんね、ごめん‥。
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2012/10/18 (Thu) 15:06
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星を感じる。小さな宝石が放つ光のように。夢を見ている空。ゆらゆら揺れる海の底で眠ろう。冷たい暗いそこで思い出すだろう君と一緒に話した何気ない会話を。過去の扉の奥にしまわれたその記憶を頼りに虚ろに目を覚ます。もう夏が終わるね。そう言って。
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2012/09/19 (Wed) 0:17
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