あの世には広い広い温泉がありました。そこに始め連れて行かれ、底に沈んでる貨幣を誰か知らないおじいさんがひろい、ひとりひとりに手渡しました。あの世に行った私と友達数人は$¢の通貨を幾らかもらいました。それは生前にした良いことと比例していて、その通貨を使ってあの世での生活をやりくりするんです。私がもらったのは錆びて今にも壊れそうなコイン一枚でした.という夢でした。

私は私を私の中に閉じ込めた。私は私の中にいつでも居ます。だから、私は私を私の中から私の外へいつでも連れ出せる。
君は君を君の中に閉じ込めた。君は君の中にいつでも居ます。だから、君は君を君の中から君の外へいつでも連れ出せる。

私を見ないでください。私のココロの中を見てください。

また一歩退く
私は私を私の中に閉じ込めた
焦りと悲しみと無力感の中で
残酷過ぎる現実を網膜に焼き付けられます
そしてそれがさだめです
誰も悪くはありません
私達は偶然の産物
もう逃げ場はありません
目を閉じても開いても見える絶望
進む道はありません
社会は私達を壁の外に追いやりそれに気付けない
何処にも行けません
どこを見ても救われない
ただ独りここにいます
それだけ、
本当にそれだけ、
それが私に課せられた運命でした。

ただ泣くために生きてます。ただ罵声を浴びるために生きてます。ただ生きるために生きてます。ただ苦しむために生きてます。ただ死ぬために生きてます。ただ研究者の好奇心のために生きてます。ただ実験対象として生きてます。ただ人々の汚れを背負う為に生きてます。ただ生きてます。ただ..。ただ誰も悪くはないのです。だから私も悪くはないのです。私達は偶然の産物...。そして人柱になりたいのです。せめて人柱になりたいのです。集めた悲しみと苦しみをあの世に帰すのです。でもそんな願いも叶わないのです。生きる意味などもう問おうとは思いません。そんな大層なものはもう要らないのです。なのに何故私は泣くのでしょう。