ココロがふらつく。ユラユラ揺れて揺れて落ち着かない。帰りたいどこに帰えればいいのか分からない。眠りたいどれだけ長く眠ればいいのか分からない。寒い。とても凍えるほどに。ココロに隙が出来てしまった。闇が孤独が嫌悪が色んなものがひしめきあって。そこへ入り込んでくる。寂しい。沢山の悲しみの感情が交錯する。駄目だ一人になってはいけない。不安と過労と孤独は私を狂わせる。どれか一つでも埋められたなら。避けることの出来る死への誘惑。オマエナンカシンジマエ。オマエナンカイキテイタッテイミナイ。そんな声が鳴りやまない。

夢を見るのは終わりにしよう。でもゆめは見たい。

空白の時間が頭を狂わせる。何もしない動かない。何も見ない聞かない感じない。まるで死んだ気分だ。描いた未来も過去ももうほとんど忘れた。今がただ淡々と過ぎていく。難しい言葉なんか要らない。そこに心があれば自然とmelodyは流出す。マイノリティの儚い世界を愛そう。そしたらきっと何かがつながって、みんな笑い転げる。なんだこんなに簡単で楽しいことだったのかと気付く。好きなことをやるから人生はうまく行くんだって誰がが言ってたね。苦しむ必要はないよ。全ては感じ方しだいでどうにでもなる。なんて。ただの偽善者か。でもプライドや恥じらいや強がりや人間不信で苦しんでいるのなら、そこから助け出してくれる誰かさんなんて待ってても来ないから。大抵の人間はいつか追い詰められてそのほとんどをやむなく捨てざるを得なくなっていつしか丸くなっていく。もしもまだ苦しんでいるのなら自分から心を開いてみなよ。心から血をながしているのならなおさら。人と触れ合うことで傷はいえて過去になる。もちろん逆に傷付いてしまうこともある。そんなのも全部まとめて愛せたならそれはもう丸い人間だ。君に幸せあれ。

ガタンガタン。ガタンガタン。ＪＲ。黒服の集団がアルコールの匂いを漂わせている夜のこと。とても恐い夢をみるんです。と、そう語った。空は満天の星が張り付いていて。地上の星は色とりどりで。寒くて体温はどんどん奪われてく。深夜、静けさに目が覚めるんです。呟いた。孤独と悲しみのほの暗い海を彷徨ったのはだいぶ昔の話だ。ざわつく思考回路を遮るように闇はやって来る。何故だ。窓際のノートにはそう書かれていた。光は闇を闇は光を求め合う。あぁそうか、お前はー…。ガタンガタン。ガタンガタン。明日は何をしようか。憂鬱が襲う。そんなんじゃまるで兎じゃないか。若しくはヒヨコか。自分が乗っているＪＲの行き先など知らなくていい。あぁそうか、あの時ー…。ガタンガタン。ガタンガタン。天国と地獄があるのなら地獄へ行ってみたいな。過去と未来なら過去へ行きたい。生まれ変われるなら植物がいい。特に理由はない。あぁそうか、もうー…。ガタンガタン。ガタンガタン。いない。

生きて行くことは切ないよ。死んでしまうより悲しいよ。沢山の死んで行く命を見なければならないから。傷付き傷付け果ては無く。失いゆく正気をさ迷い歩く。全ては夢ならいいのにね。全てが幻ならいいのにね。死んでしまえばらくなのか。知らなければ良かったのか。終わらぬ旅の行く末すら知らぬまま。歩き続け疲れ果て。知らされる事なく死んで行く。独りで死ぬのは嫌だから。誰か一緒に死んでくれ。誰も名乗り出ないなら。殺しに行ってあげるから。どうぞゆっくり死んでって。遺書はちゃんと書いておく。死体はちゃんと埋めるから。何か最期に言いたいことはありますか？