もう何も無いのに吐き出そうとする。もうないのに。すっからかんなのに。まだ何かを表現したがっている。どうしてか。何故か。誰かに認めてほしいのか。そうする事でしか生きていることを確認出来ないのか。生きていたことを証明したいのか。何も無いのに何も無い事を書けるこの不思議と矛盾。この弱り切った精神力でいったいなにが伝えられると言うのか。カウンセリング室の人は言う。頑張り過ぎてるよと。だけど、だけどこの世は頑張らなくちゃ生きて行けない。もう何を成せる気力すら残っていない体に。鞭打って動かなければもう何も出来ない。何をするも苦痛。弱音の墓場。誰か私をマリオネットのように動かしてくれないか。誰か私をあの世へ送ってくれないか。日々考えるのはそればかり。もう末期。救われようが無い。救いようも無い。疲れたのだろうか。眠っても眠っても取れない疲れ。眠る事すらままならぬ。楽しいという感情などもたかがしれている。あまり感じないのだ。感情が消えてしまいそうなのだ。よって伝えたい思いさえも霞んで消えてしまいそうなのだ。どうしたらいい。どうすればいい。分からない。私には答えが出せない。どうしたらいい
!