【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
Que Sera Sera


 
変わっていくものだから。世界中の全ては変わり行くものだから。少しでもよそ見してたら転げ落ちてしまいそうで。何かと付けては暗くどんよりした何かが拭い去れない。何故そんなにもたくさんの悩みを抱えて生きて居られるのか。何故そんなにも生きたいと願うのか。私には分からない。貴方はいったいどうなりたいの?何かあるならそうすればいい。生きているのは貴方なのだから自由に生きればいい。それによって生じた苦楽は自己責任だけれども。
2009/07/08 (Wed) 17:25



 
いつもの時間、いつもの場所で、来もしない誰かを待ち続けているよ。過ぎて行く携帯の時計を見ながら、いもしない誰かを探しているんだ。誰かが歌う君とは誰なんだろう。ホントは全てが君であって、ホントは全てが君じゃないんだろう。答なんてないんだ。どれもが答なんだよ。誰かの唱えた真実なんてそんなくだらないものにしがみついたって道は開けなくて。自分で見つけなくちゃ。探し出さなくちゃ意味なんてないんだよ。
2009/07/08 (Wed) 9:35


 
常にだれかの何かでありたくて。寂しさと理不尽な悲しみ食い散らかして。これは悲しみの色眼鏡。朝目が冷めて覗いた窓の外には色がなかった。部屋から一歩も出なくなったのは何時からで。そのとき何を探してたのかな。君と私と貴方と私。その繋がりは、きっと生まれる前からあったのだろう。もしも生まれ変われるなら君になりたい。そして貴方にもなりたかった。誰と誰と誰の間にも運命ってものがあるでしょう。幸せな人生もいいけど。不幸せな人生だって有りじゃない?鳥になって海になって空になっても生きては居られるから。例えばね、土になって土の気持ちを知るのだってそれはそれですごいんだ。ねぇ、そうでしょ?ねぇ、わかるでしょ?
2009/07/07 (Tue) 19:30


 
流れ行く星の先には夢があるでしょう。真っ暗だった空に光が満ちるときそれを希望と呼べば毎日が楽しくなるのかな。幸せの定義ばかり探してた。何も信じられないで、自分さえも不確かで。ちょっと部屋から飛び出して、道を行けば何も言わない海と空。頭の中が悲しみで溢れていく。下手な比喩で並べた歌はロマンに欠けてて。とてもじゃないけどうたえない。夢と現実の壁を壊してしまいたい。望んだ未来は今とは大分違う。ゼロになりたい無になりたい。そう願う自分は何なのだろう。
2009/07/07 (Tue) 19:15


歪んだ鏡
あの心療内科の片隅には怪しげな椅子がある。横になるかのように背が倒してあり。真っ黒くて頭をぐるっと包むように人が座った時目の辺りまでかかるように黒いプラスチックの板が付いている。両サイドにはスピーカーが付いているのか、何やらその椅子からは年いったおじさんの声が流れてくる。たまにその椅子に座ってその声を聞いている患者さんがいる。とても不思議に思った私は考えを巡らせる。まるで何かの儀式をしているようなそんな雰囲気だ。あの声はきっと座っている人に何かを吹き込んでいる。洗脳しているのだ。この病院は患者さんに何かよろしくないことを教え込んでいる。例えば「貴方は治らない。生きていても仕方のない人間だ。だから一生病院に通い続け、薬を飲み続けもうこの病院からは離れられない。」等々。もしくはこの病院を卒業して治療を終えた人達にあの声を聞かせているのか。「あなたはこれから自立して生きて行く。鬱憤を晴らしてくれるカウンセラーにも頼らず。思い通りにならない自分の心をコントロールしてくれる薬にも頼らず。自分自身の力だけでこの厳しい人間社会を生きていく。そこには素晴らしい世界が待構えていて、貴方
はきっとうまくやって行けるだろう。」等々。とにかく何かしら人の思考に侵入して回路を書き替える役目をしているのだ。と、勝手な妄想を巡らせていると、一人の患者さんが椅子へ座った。あの声が聞こえてくる。好奇心に動かされて耳をすませた。「…―身体の力を抜いて息をゆっくり吸って下さい。常夏の青く透き通った海を想像しましょう―…」……ただのリラクゼーションチェアだった。
2009/07/03 (Fri) 19:27



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