張り付けにしても人間に綺麗な羽根なんて無いのに。

人生なんて誰かのふとした夢に過ぎない。死は夢からの目覚め。誰かが夢から目覚めた時誰かが死ぬ。夢と現実の堺が分からなくなるのも当然。どちらも所詮誰かの見ている夢なんだ。

役目が欲しい。不必要なものでありたくない。つまり誰かの役に立ちたい。こんな非力な腕で何ができるだろう。こんな鈍い頭で何を生み出せるだろう。絵を描きたい。まだまだ描きたい。私の絵はまだ仕上がっていない。世界と繋りたい。この世の人類創世の一大プロジェクトに触れたい。世界の輪のその一部になりたい。今。天まで届く巨大な硝子の壁に挟まれて閉じ込められている。世界の輪から外れて。無意味な存在になっている。

あの時貰った曲をＰＣでＭＤからＭＰ3に変換したんだ。聞く度に思い出すんだよ。一緒にライブに行ったこと。今じゃかなり大切な思い出さ。もう会えるかわからないあなたと行ったライブ。大好きになったよケイタク。見てるかな。何故か今更になって心に響くんだあの歌詞が。あのライブの日あなたは何を思っていたのかな。今更にだよ。今更。大好きになっちゃったよあなたのこと。今じゃ思い出ばかりしか無いけど。一緒に遠くへ夕方逃避行したことも。全てが思い出さ。もっといっぱい話したかった。今更になってそんなこと思う。まさかとこんなにも急に遠くへ行ってしまうなんて。今更になって後悔するんだ。でもウチら何時までも繋がってるから。メールもできれば電話もできる。孤独な内をあかそうね。いつかまた会える日を願ってるから。大丈夫孤独なんていつものこと。大丈夫。きっとまた会える。ずっと仲間さ。

私は全てを受け入れたい。