Que Sera Sera |
花が咲く
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花が咲くように、ハナムグリが花粉を。花が咲くように世界が始まる音。夢を見ているようだ。空が暮れ、海の向こうから風が吹く。「一切は流れて行きます。」まだ冬は終わらないと言うのに。美しいなんて言葉、あれには全然足りない。とても頭が痛い、彼に呼ばれて。待ってて、今、もうすぐ行くから。
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2015/02/13 (Fri) 13:52
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海
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夏になれば海に泳ぎに行くんだ。水平線を見ながら泳いで、魚たちを見ながら沖へ沖へ。ずっと岸と反対側に泳いで向かいから風が吹くでしょ。足も付かなくなって来て、大きな魚が現れて。シュノーケルなんかしてたらよく見えないよ。来た砂浜のある湾から抜け出したらさ、もう、連れてってもらえるかな…
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2015/02/13 (Fri) 13:51
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なんでもない
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あのね、聞いて、なんでもないの。本当に何でもない。全ては何でもない。ただ見惚れてた。あっと言う間に人生が終わって、それは一瞬だった。普通なら誰も気付かないくらい一瞬。でも確かに覚えてる、その美しい、綺麗な、壮大な、小さな…いや、どれも違うね。言葉が存在しないんだ。ただ見惚れてた。
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2015/02/13 (Fri) 13:51
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こんな狭い世界じゃ窮屈なんだ。僕の私の背中のものは、狭い世界の壁に擦れて傷付いて。早く早く此処から出たいと血を流すだけ。白くて、青緑色のそれは1600枚。体さえ無ければと。仕方のないこと、仕方の無い。私は水平線、何処にもいない生きていない。誰の目にも映る私は私では無い。私の好きな彼等は生きて息している。私ではない。何故水色なのかは知っている。この体が何でてきているのかも知っている。アナタ達と同じもの。違うのは「私」というもの。コレの意味など分からなくていい、在る者なら皆が既に知っているのだから。
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2015/01/04 (Sun) 19:32
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見つけた
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見えるのか?見えないのか、多分見えてるのに見えないと思い込んでいるだけ。蓋をした、蓋をした。それは生きていく為に。でも隠しきれない、どうしても、何にも隠せなかったんだ。どんなに無視しても付いてくる、いくら否定してもその感覚は伝わってくる。その正体なんて元々わかっていたんだろう。分からなくさせたのは私だ。信じることが出来なくて。いつ迄も無視と否定を繰り返し、歪んでしまった。昔へ還ろう、何にも知らなかったあの頃へ。それはとても難なこと。きっとこのまま進んでも問題はない。始まりと終わりは同じもの。過去が道しるべとなり、私は否定してきたものを肯定しに歩き出す。
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2014/12/19 (Fri) 18:47
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