【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
s.h.n works


Umbrella

紅い大きな傘
早足で渡る交差点

ひとつひとつと
町に君の姿を見つけてきた


ほら、無邪気に笑う声が 眩しく思えるから
僕はここで覚えたよ 強い命を


君が売り物だったなら
いくらでも払って働くけど

そんな日は来ないね

君は僕を支えてくれるし
しばらく此処に居るという

願うのは 安らかな時を刻む
時計の電池が切れませんようにと


ほら、優しげに笑う声が 寂しく思えるから
僕はここで覚えたよ 強い命を


動く君は自由で
いつもこの手を引いてゆく
傍で君を見届けるなんて
...僕はどうやら
この身に余る役を引き受けたようだ


ほら、無邪気に笑う声が 眩しく思えるから
僕はここで覚えたよ 強い命を



       手紙が書けました!\(^0^)/

       明日郵便局に行ってきます!

2012/10/24 (Wed)



 unfair

不思議なことを言うの
二人の先が見えないと
それならもういっそ
君が私になればいいのに


不思議なことを聞くの
二人の先はどこへ行く?

どこでもいいよ
ゴールにはもう 着いているんだから

それに君は知らない
私がどれほど その手を信じているか

まったく、本当に
君が私になればいいのに


君は尋ねる
『気持ちを聞かせて』と
単純な要求で結構、だけど
一方的じゃあまりにアンフェア
君の答えを聞くまで
この手はいたずらに遊ばせておこう


君は尋ねる
『心を聞かせて』と
怖がりな君のことだから
気になってしょうがないんだろうけど

君からも言葉が欲しいんだ
そうでなくちゃ あまりにアンフェア
答が聞けたら
この手は君に預けてしまおう


不思議なことを言うの
二人の先が見えないと
それならもういっそ
君が私になればいいのに



2012/10/20 (Sat)


October Sun Field


明日なき明日に ため息
あいつらは僕をなだめようとするけど
僕はこのトラブルについて
未練を吐くことは もう二度とないだろう

読み返す物語は
一度 終わってしまったものだから


君に好かれず
秋の枯れた草むらが
ちょうど似合うように思えた
October-sun-field


身に纏う洋服や
にじみ出る優しさは 君を彩った
寄り添い微笑む姿は
幻のまま箱にしまおう


季節は収穫の後
オレンジの空の下
冷たい風が吹き抜ける
October-sun-field


丘から見下ろすのは
国道のはずれの田舎町
山の向こうの大都会は
今も拓かれてゆくのに

恋人たちは
取り残されてゆくことに
ただただ臆病だった

そして君は町を出る
黄金の夕景を背にして


薄く灯る街灯
沈みゆく陽に陰は揺れ
それだけを頼りに歩いた
October-sun-field


雨上がりの大通り
黒いコートを羽織れば
雑踏を縫うように 町に溶けるように
一人歩いて

長い毎日がまた
ここから始まるだけさ



        10月なので。Σ←
        ずっと10月に投稿しようと思ってました。

        Guns N' Roses の 『November Rain』に憧れて。

        秋の物悲しい感じと、
        哀愁を漂わせる男と、
        祖父が農家で、よく田舎に行った思い出から
        稲に夕日がさして黄金に輝く、ということで
        収穫の季節、10月である、と。

        しかし。

        書いてると寂しくなりました。(´・ω・;`)

        片想い叶わない気がしてきた...

2012/10/17 (Wed)


Dolls

肩に携えた鞄は 上等なレザーバッグ
貴女はそれに何を詰めて 街角を通り過ぎる

ずっと欲しがっていた
その出会いかもしれないのに

この期に及んで 僕は 貴女は
ビスクドールの真似をして


悲しい歌ほどよく響く
この場所で出会えたことは
君にとって どれほどのことだろう

引いた糸にかかった全てが 君のいた証で
自分を疑うなら 試してみればいい

その身を空に任せる時 何が思い浮かぶ?


この世界の在り様は 度々の解釈で
いくらでも複雑になりえるよね

だけど恋は明確でありながら
どうして内側で複雑になってしまう

貴女は笑った、口下手な僕が
言葉に囚われるのは なんだかおかしい、って

全く、その通りさ


悲しい歌ほどよく響く
この場所で出会えたことは
君にとって どれほどのことだろう

引いた糸にかかった全てが 君のいた証で
自分を疑うなら 試してみればいい

今日が最期の日だとして 何が思い浮かぶ?


       
          サビにあたる部分のフレーズは、
          二年ほど前に書いていた詩から抜き出しました。

          私はときどき、過去の作品を振り返るのですが、
          あの頃私が言葉にしたがっていたものと
          今言葉にしたがっているものは
          少し、というか、別物です。

          今は、できるだけ日常的なテーマにしたり、
          罪シリーズでは、本や劇の中で使われる言い回しで
          あえて大げさに表現したりしているのですが、
          昔書いていた詩は、地に足のつかない、抽象的なものでした。

          昔と比べて、ある程度文章の力がついたので、
          あの頃の抽象的なテーマ、フレーズをもとに
          また一味違った詩を書いてみたいと思います。

          不完全だったものを、今一度形にしてみようかと。

          だって、そのためにここに書き残してきたのですから。Σ←


2012/10/16 (Tue)



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