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s.h.n works |
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習作 2/11/2010
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限界が近いのが分かると 終わりに出会ったような 一人 取り残されたような この焦りも しまっておけば気付かれないかな 流れない涙は宝石だから 宝探しみたいに上手く隠さなきゃ あぁ いつの間に引き出しが増えたんだろう また隠し事 しまい込む様子を 鏡はちゃんと映していた 泣き疲れて眠る夜は せめて楽しい夢が見られますように 何度も焼き付けた映像から 逃げるように絵を描き続けた 暗くては画用紙の色が分からないから 灯りの傍で続けよう 明るい部屋の暖かさに包まれていれば 安心だから |
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2010/02/11 (Thu)
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習作E 1/7/2010
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始まりから紡ぎ始めた詩の途切れ
終わってしまった物語 もう 薄れ行くのを待つだけになっても 白い画用紙の上では まだ色がちゃんとある どこかであなたの名前を聞けば 声を聞くことがあれば きっとすぐに思い出すでしょう もし腕をつかめていたら 進むために 僕の手を振り払ったかな もし引き止められていたなら 今もずっと離れられないままなのは僕のほうで もし手紙を出せたなら 宛て先は 君が話した夢の場所で良いのかな 疲れたと言えないでいる君に 聞かせたいのも「がんばれ」だけど 休む勇気も必要だから 元気で居てねと付け足すんだ 叶えて終わりの夢じゃないから もしその声が届いたら どんな返事をくれるだろう どんな話をしてくれるだろう 会えない寂しさは 同じですか? 色々考えるようになっても 何も知らないまま あの頃のままで今は 笑っているよ 絵本の世界にまで足を伸ばして 答えを探しに出る毎日 それもあなたが残したもの 僕にもまた明日が来るだろう 書き上げたこの詩 君は気に入ってくれるかな |
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2010/01/07 (Thu)
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習作D 1/7/2010
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寂しげな風が集まって
落ち葉が流れを作ってる 乗客の居ないブランコの揺れる音 この季節、悲しい歌ほどよく響くんだ すっかり変わってしまったものだと思っていたけど いくつになっても公園は落ち着く場所で からっぽの僕を受け入れてくれる...気がする。 流れの中で、見られぬ心細さは声にならず 「どうせなら、誰にも探されませんように」 ただ 沈んでいく そんな答えしか出せなくて 明日また会うために、 今は一人で、日陰で休みたいだけ 同じように流され、辿り着いた 分かってるんだ そんなこと 願ったって離れられない 「人の笑顔が、時々恐ろしい」 集まりの中に居ようと 誰もその声に気付かない...でも、 不都合ばかりじゃない事を、また見せて欲しい つながりを信じて此処に居るんだ 意味をなさない笑顔の作り方を 今だけは、忘れさせて 時には 救いの声もかき消してしまう風の 静かな冷たさが 優しくて 目を閉じて浮かぶ、戻らない空 過ぎた夏を振り返る時間を与えてくれる また一つ願いを拾って、 この風はまたどこかへ続いていくのだろう 流れて、夢を運んで... 今年もまた 長い冬が始まるけど どんなに冷え切った病室でも温めてくれる 素敵な夢を見られることを、忘れてしまわぬように |
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2010/01/07 (Thu)
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習作C 1/7/2010
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音のない部屋で 眠れない夜の言葉遊び
何かに追われて 空を見ない日が続いて 一日の長さを忘れそう 持ち込んだ弱音を散らかして 拾って 繋げても 続かない 進まないパズルに 向かい合っても 針は進むだけ 明日は来るかな 窓の向こう 気にしながら 解けないパズル 終わらずに 出せない答えは先送り 迷ったら 抜け出せない 迷い込んだわけを 知りたい こんなに必死になっても 聞こえない声があったんだ 思い出を鏡に映しても 自分の形は浮かんでこない 眠らずに 始める言葉遊び 零してみたら 追いきれない速さで 転がっていくよ 子どもで居ないと 笑っていられないの? 大人になれば 人を傷つけないで済むかな 思い出の場所から もうどれくらい離れただろう 時計ばかり気にして 本当はただの寂しがり屋なのに 自分を見ないで 人を見ないで 本当にこれでいいの? きっと明日も変わんないよ |
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2010/01/07 (Thu)
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