ずいぶんと、この日記の投稿をしないまま
時が流れてしまった。
令和4年も半分過ぎ6月になり、
東京地方は梅雨真っ盛りの季節を迎えている。
今年の梅雨は、「梅雨寒」だったり、
昨日の午後のように
晴れて蒸し暑くなって、急に外気温が上昇したりと
身体がついていけなくて、
体調がいまいちの今日この頃の私だ。
昨年の10月から新しい職場への異動で、
通勤時間も始業時間も
今までより2時間ほど朝の早いスタートになっている。
だからと言って、
就寝時間が早くなっているかというとそうではなくて、
ナポレオン並みの平均睡眠時間4時間の日々だ。
自分の年齢を鑑みても、
無理をしている気もするが、
もともとの自分の性格なのか、
「パイオニア」的立場で
業務に取り組む運命なのか、
昔から「前例のない」立場で
道を切り開いていく自分がいる。
その道を選んだのは、まぎれもなく自分なのではあるが、
どういうわけか
そういう困難な道を選ばざるを得ない
”運命”を背負って生まれてきてしまったらしいのだ。
もっと楽に生きられる道があるだろうに、
なぜか
過酷なジェットコースターのような道を歩くことになる。
背中に冷や汗が流れてくる場面や
( ああ、なんて馬鹿なことを言って(やって)
しまったのだろう>>>)
という、自分の愚かさに後悔してしまうこともしばしばだ。
それでも、一時、ズド〜ンと落ち込んで、
もうだめだ、やめよう!
と頭によぎる。
しかし、
目の前のものに全力投球していくうちに、
いつの間にか
また、前向きな自分を取り戻せている。
そういうことの繰り返しで、今の自分がいる。
人生は、たった一度限りだし、自分の選択した道がたとえ
間違っていたと気付いたとしても、
過去に戻ることはできないし、
選択しなかった道を歩むことも
もうできない。
だから、ふと、「あの時、私があの別の選択していたら。。。
今、どんな人生になっていただろう。。。」
と、想像するとき、
それを、空想の世界の物語として
物語を創っていこうという
そういう創作と、実際の仕事をこなすという二つの車輪で
双方向で歩いていこうと思っている。
夢をよく見る。
その見た夢は、いつもものすごくドラマチックなストーリーだ。
そういう夢の中の自分を話に起こしたら、
どんなに面白いだろう
と、夢を見ながらわくわくしている自分がいて、
目を覚ました時、面白い映画を見た後のように、
とても充実した高揚感がある。
などと、タイトルについての話の導入が長くなった。
今、教えている受験生である高校三年生の
「古文」で取り上げているのが、
「源氏物語」の作者で有名な、平安時代の女流作家
紫式部が残した日記文学、「紫式部日記」である。
遠い千年以上の前に生きていた一人の女性の日記を
文法的にきちんと解釈し、
じっくり読みこんでいるうちに、
彼女の生きていた
帝を中心とした平安の貴族社会に対する描写や心の中の思い、
彼女の人生観の記録のように、
私も自分の人生を書き残していきたいと改めて思った次第。