もう11月だ。ずいぶん寒くなったね。温かな熱海へ行こう!とネットで調べたら「熱海さかなフェスティバル」を開催中だ。箱根の山を越えて熱海港の突堤に行ったら、おおぜいのグループが懐かしの「七輪」の炭火で魚を焼き生ビールでゴキゲン!私もアワビと金目の干物を焼いてもらった。熱海の海岸は南仏のコートダジュールに比肩できるほど美しいと言われるが、対岸の斜面に林立する白いビルの群れをみながら鼻でも舌でも海を味わったよ。ビールなしだけど・・・。
YAさんは前回「人生は次への準備も大切。」を読んだ。A as well as B(BだけでなくAも)は前の方のAを強調するが、書き換えるとnot only B but also A と逆になることに注意しよう。A balance between what is due to the present and what is due to the future is seldom easy・・は3つ目のisの前までがずいぶん長い主語だね。「現在に関わることと将来に関わることとのバランスをとるのが簡単だなんてことはめったにないよ。」否定のseldomがeasyという単語ではなく「文否定」であることに注意しよう。
一年SEさんは前回、「日本人は本当に礼儀正しいか?・・電車の優先席やゴミ問題を見ると否定的だ。」という内容が少々難しかったね。英作文は学校でも時間が設定されていないからなかなか難しい。特に「動詞の時制」の扱いにもっと注意が払えるといいね。今日も「英作文によく出題される表現T」で和文英訳をやってみた。「彼は日本へ来て初めて刺身を食べた。」は He didn't eat sashimi until he came to Japan.(来るまでは食べなかった)でもいいが、後半を強調した構文にして、It was not until he came to Japan that he ate sashimi. と書けてとてもよかったね。
MOさんは明日試験があるのでお休み。お母様にプリントを受け取りに来て頂いた。試験が終わったら解答して来週見せてね。 尾上
(追記)箱根・仙石原の「小塚山」859mに登った。「箱根リハビリテーション病院」に駐車して「小塚山別荘地」の急坂を30分くらい登っただけだけどね。「芦ノ湖」を発した「早川」が「ルネ・ラリック美術館」の前の橋をくぐり、このあたりで深い渓谷を削って流れを速めていく。「箱根の山は天下の険・・万丈の山、千尋の谷・・」と歌われるのはここから湯本に至る「旧鎌倉街道」のあたりかもしれない。いまは国道138号線だ。
「早川橋」の上から見下ろすともう川岸の木々が色づいて、ふりかえると「金時山」から「明神岳」へとなだらかに連なる箱根外輪山の稜線もすっかり紅葉して美しい。「小塚山」と「台ケ岳」の峠を抜けて「強羅」に至る道も私の大好きな道だ。10数年前「ポーラ美術館」が建ったあたりは昔から「ヒメシャラ」(姫沙羅)の原生林で、その太くツルツルと光沢のある赤い幹と早くも紅葉した葉がとても美しい。「ナツツバキ」の仲間の高木だから夏には真っ白な花を一杯につけて幹の色によく映える木だ。
「早川橋」のたもとに別荘地の案内図が立っていて、「明治大学」「美白の館」「日動画廊」などが標示されている。急坂の途中に「京都外語大」のセミナーハウスがあり、そこを左折してぐんぐん登っていく。ダイモンジソウや長い軸の先に白い穂をつけたサラシナショウマがこんなところにも。ずいぶん古くからある別荘地のようだ。苔むした石垣にはイワタバコの葉がビッシリと。初夏にはきっと白や紫の花が咲いて美しいだろうな。
別荘地の舗装道路が途絶えたところで登山道がきえかけている。もう頂上に近いと思われる。コンクリートの小屋を見ると「温泉の加熱施設」で、ここの別荘地の各戸に配給するものらしい。竹やぶがうっそうと生い茂ってとても先には進めないので今日はここまで。頂上近くの別荘の敷地には巨大なヒメシャラが天にむかって聳え、ブナの巨木も大枝を四方に広げて実に見事な原生林だ。
週末の紅葉の季節というのに,ここでは別荘住民の人影も車も全く見えない。しかしこの急坂をひっきりなしに登ってくるミキサー車がうるさい。工事現場まで来ると、立て札に「発注、静岡市鈴木郷史(個人住宅)」と書いてある。去年から2年がかりで鉄筋で2棟も同時に建設中。「別荘ばなれ」のこのご時世にこんな大きな建物を個人で新たに建設するなんて、よほどの金持ちなのかなあ・・・。
帰宅してから人名で検索してみたら、なんとポ−ラ化粧品の社長だったよ。ピカソ、ゴッホ、ルノアールなどの名画を所蔵する「ポーラ美術館」の創始者一族なのだった。別荘の窓から自分の美術館を見下ろそうという趣向なんだね。









