このところ2日続けて世界のビッグニュース。今年のノーベル医学・生理学賞に大村智さん、物理学賞に梶田隆章さんが決まったね。それぞれ自分の道をコツコツ地道に切り開いてきた学者だ。学歴を見ると大村さんは山梨県「韮崎高校」の出身で「山梨大」から「理科大」の院に進学、梶田さんは埼玉県「川越高校」の出身で「埼玉大」から「東大」の院に進学したそうだ。
2日の朝日新聞で「東大、アジア首位から転落・・」の記事を読んだ。世界ランキングでは昨年の23位から43位、アジアでもシンガポール国立(23位)、北京大(42位)につぐ第3位。京大もソウル大に次いで88位と格下げされた。あとは上位200校にも入っていない。東工大も阪大・東北大も。
同じ記事を英国BBCで検索すると「英国はダントツ」で、200大学の中に34校も(昨年は29)入っていると報じている。Oxford大、Cambridge大、London王立大が依然ベスト10入りだ。依然1位の米国(45→39校)もかげりが見えると。評価を出したタイムズ紙の「世界大学ランキング」の編集者は、英国の教育費削減や留学生受け入れの政策の悪化をしないよう訴えている。
「教育環境」「研究者間の評価」「研究論文の引用数」など13項目を基準にしているそうだが、日本の転落とアジア諸国の急激な台頭には何が起因しているのか考えないといけないね。理数の成績でシンガポールに日本が負けたのは最近のことだったね・・・。
EC君は前回、総合問題で「自己中心の危険性」を読んだ。下線部の this fault (こういう欠陥)の内容を説明するには、その前の文を見ることだ。 There is nothing that will separate people more, and nothing so easy to slip into. (自己中心ほど人を分断するものはないし、人の心に忍び込んできやすいものはない。) moreの後には「比較級」だから than self-centeredness does. が、into の後には「原級」だからas self-centeredness が省略されている。今日は「無生物主語」の構文を勉強した。
KI君は前回、「科学知識の善用と悪用」を読んでかなりよく理解できていたね。 今日は「程度・目的・結果」を勉強した。日本語の「〜のために」が「目的」for the sake of〜と「理由」on account of〜 の両方に使うのでたしかに混乱するよね。「〜しないように」(目的)も so that S may not V と書けるが、「〜するといけないから」(理由)の意味では for fear that S should V とか lest S should V のように言う。今日の語句並べ替えはいくつか間違えてしまった。
MIさんは前回「程度・目的・結果」の文法・作文が完璧だったよ。今日は和訳問題を1枚追加して「東大」の自由作文をやってみた。「コミュニケーションのとり方はひとにより様々」という短文を自分なりに完成する問題で、とても素直な英文に仕上がった。英語力あるなあ。和訳問題は前置詞の among が「〜の間に」だけでなく「〜のうちの一つ」という意味にもなることを勉強した。余談で日本語の「は」と「が」の使い分けに触れた。
2年生のTA君は前回、 seem to〜と appear to〜が「〜と思われる」(想像)という意味であることを勘違いして「〜だそうだ」と和訳してしまったね。「雨が降るそうだ」は伝聞で I hear that it will rain. とかThey say that it will rain. となってしまうよ。「雨が降りそうだ」なら It seems to rain, とかIt is likely to rain.や簡単にI think it will rain. でOK。つまり「私はそう思うよ。」と話者が述べているだけだ。今日は「仮定法」の構文をいくつか勉強した。「立命館大」の和訳問題で Modern civilization depends heavily on fossil fuels for its prosperity. は(現代文明はその発展を石油におおいに依存している。)が難しかったね。depend on A for B (BをAに依存する)に注意。「文化」cultureと「文明」civilizationの違いは何だろう? 尾上
(追記)先週は富士山も一日くっきりの秋晴れの下、農作仲間6人で「イネカリ」をやった。前々日の台風並みの嵐にも倒されずにこの日を迎えた。仲間全員で昼から半日働いて約60キロのコシヒカリが収穫できたよ。今年は量も多いので「物干し竿」にかけて乾燥させることをやめてすぐその場で脱穀してモミと稲藁とに分けた。
5年前に一人で始めたときには畳2枚分の実験農場のようなもので、カマで刈り取って1週間干した稲穂を脱穀するのに苦労したなあ。手に軍手をはめて指先で1本1本むしり取ったものだ。シートを敷いて車座になって仲間と共同作業しなきゃできないような弥生時代の原始農法だった。おしゃべりしながら楽しかったけど。
年々田んぼも広げて3坪ほどになり、自分でモミから苗を育て、おもしろがって協力者も増えた。昨年は脱穀の時間と労力を節約するために「草刈り機」を思いついた。鋼鉄の円盤ではなくてビニールロープで雑草をなぎ倒す感じ。飛び散らないようにダンボールの大きな空き箱の中でやったらとても早く処理できた。ちょっとした進歩だった。
今年は欲張って50坪の広さに拡大して田植えをした。仲間の一人が「足踏み式脱穀機」を長野県かどこかの農家で運良く見つけて、払い下げでもらってきたので心強かったから。昨秋の耕うん機につづいてちょっと進歩した機械が手に入って、私たちの農作も「江戸時代」から「明治」に変わって「文明開化」した気分。
その脱穀機のお披露目の日だった。これがじつにうまく機能して、刈り取った120束の稲がほんの短時間でワラとモミに上手に分かれ、15キロの袋が4つ出来た。計60キロで1俵分、2人家族なら1年間食べていけるよ。機械のドラムに「愛国・天下一」と刻印されているからきっと大正か昭和初期の製作だろう。モミがすっ飛ばないように、農家出身の長老YAさんが機械をすっぽりブルーシートで上手に覆った。
「高校時代まで千葉県の農家で手伝わされたよ。将来性のない農業がイヤで自衛隊に入ったのに。この年になってまた土いじりをやることになるとは皮肉だね・・」と。元自衛隊員のYAさんは私と共に御殿場農協主催の「農業大学校」で3年間学んだ仲間なのだ。意気投合して卒業の時にこの「卒業生の会」を発足させたら男女6人も参加した。
今では進んだ農家は高価なコンバインを個人所有し、それに乗って操作すれば稲刈りと脱穀が同時にできてしまう。軽トラ積み込みも機械がやるし、残った稲藁の粉砕処理までたった一人で済ませる時代になっているんだよ。知らなかったでしょ。
お茶の時間にはおしゃべりを楽しみ3時間くらいで作業も片付けも終了。収穫したモミは分量も多いので人数分に分けて各自が自宅に持ち帰った。「天日干し」を10日ほどやった後に回収して、まとめて精米をする予定だ。精米機はモミに対応出来るものが御殿場にも県内にも設置してないので、毎年わざわざ山梨県の都留農協まで出かけているんだ。









