KI君は前回「同格」の接続詞 thatを扱う入試問題を和訳してみた。 The rumor that 〜(〜といううわさ)や a strong feeling that〜(〜という強い感情)などは理解しやすいが、 an awareness has developed that〜(〜という意識が広まった)のように、同格関係の名詞と名詞節が動詞で分断されるケースもあるから要注意だね。文化祭前の準備で少々疲れが見えたね。
KAさんも同じ東京経済大の問題でsenseの意味を取り違えてしまったね。in the sense that〜だと、「〜という意味で」となる。イディオムで in a senseは「ある意味では」となるし It's nonsense. は「無意味だ」。しかし、今日は岩手大の和訳がうまくいったね。 One of the greatest rewards of being a teacher is the opportunity one has to devote one's mind and energy to important matters.でhas to devote が「捧げねばいけない」ではなくて、has the opportunity to devote〜が基本になっていると見抜けたのはたいしたものです。「先生をやる一番大きな報酬のひとつは、重要なことに全身全霊を捧げる機会にめぐまれることだ。」
EC君は文化祭の準備で疲れて頭の回転がうまくいかなくて悔しがった。 A man should never be ashamed to own he has been in the wrong, which is but saying, in other words, that he is wiser today than he was yesterday.でownは「所有する」でなくて「(自分のものと)認める」の意味。「人は自分が今まで間違っていたことを認めるのが恥ずかしいと思ってはいけない。」で一旦切って、関係詞のwhichが前文の内容を指すから「なぜなら、そう認めることは・・」となる。「カンマカンマはカッコ」を思い浮かべるとis but saying that 〜「〜と言うことにすぎない」と訳す。このbutは副詞のjust やonlyと同じ意味だから、「自分は昨日より今日のほうが賢くなった、と言うことにすぎないのだから。(恥ずかしがらなくていいのだ)」 尾上
(追記)私の好きな箱根の大湧谷が大変なことになった。ゴールデンウィークの終盤に火山性地震が頻発して噴火警戒レベルが1から2に引き上げられ、登山道はどこも立ち入り禁止になってしまった。半月前に登った「駒ヶ岳」の「防ケ沢」コースもダメになった。直前に「コイワザクラ」と「キクザキイチゲ」を見ることができてラッキーだったが。来週には大湧谷の上の方にピンクの小さな花「イワカガミ」がいっぱい咲くので見に行こうと予定に入れていたのに。今年は諦めるしかないね。
昨日、スカイライン入口の「長尾峠」に車で上がって真正面の神山と大湧谷を偵察してきた。いつもより高く噴煙がたちのぼるだけで、眼下の仙石原湿原は全く静まりかえっていつも通りだった。少々過剰反応のようにも思うなあ。以前にも噴き出す亜硫酸ガスが異常に増えたときには、登山道が一部閉鎖されたこともあったから。
「桃源台」から「早雲山」までのロープウエーも大湧谷の真上を通過するので運休だ。山頂の売店や一番人気の「黒玉子」売り場も閉鎖となるとは初めてのことだ。観光収入に依存する箱根町は大打撃だろうな。昨年9月の「御嶽山」の突然の噴火のように、噴石の飛び具合では大惨事にもなりかねないから。
私のおきまりコースは、ロープウエー中間駅の「姥子」に車を置いて、ゴンドラを頭上に見ながら樹林の遊歩道を1時間ほど登り大湧谷の広場に着く。ここから右に小径を行くと「黒玉子」を篭でゆでる池があって売店の前には玉子の殻を剥いては塩をつけて楽しそうに食べている人たち。中国人やアジア人、欧米人などなど、群衆の半分以上は外国人旅行者だろうな。
この「黒玉子」ハイウエイ(!)と出発点で枝分かれして「神山」への登山道が始まる。TVのニュースで見たかもしれないけど、正面に聳える「冠ケ岳」はその名の如く鋭角にとがった三角山で、いまの時期は全山をピンク色に染め上げるのは「東国ミツバツツジ」で一杯の山だから。黒玉子売り場と噴煙を右手に見ながら30分ほど登ると分岐点がある。左は「早雲山」から「強羅」へ下り、右へ行けば「冠ケ岳」経由で「神山」そして更に登り返せば「駒ヶ岳」への楽しいハイキングコースとなる。
その分岐点にだけどういう訳か「赤花姫イワカガミ」が一面に、まるでタペストリーのように岩場の斜面一帯をピンクに覆い尽くすのだ。鏡のようにピカピカ光る大きな緑の葉を岩をおおうようにビッシリとひろげて、そこからフリルのついたスカート型の花が細い茎の上にちょこんと首をもたげる。それがイワカガミ(岩鏡)の名前の由来らしい。花の群落は5月中旬から下旬にかけて少しずつ斜面を駆け上っていく。頭上も足下もピンク一色なんだよ。
私が一番好きなコースだから、数年前この花の時期にいつもの大学時代の山仲間をここに案内して「ミツバツツジ」と「イワカガミ」を堪能してもらったなあ。突然このハイキングコースの全てが閉鎖されてしまった。地震と噴煙が早く無事に終息してくれることを祈っている。









