今日はこのホールで吹奏楽コンクール中学・東部大会があったはずだが、6時過ぎに到着したら生徒も先生も一人も姿が見えない。きっと3時か4時には終了して片付けも終わったのだ。わたしの昔の経験から「きっとこんなことになる、夜間の借用をキャンセルしてほしい・・」と連盟の担当者に頼んでおいた。ともあれ、いつものように会議室を借用できてよかった。
夕暮れどきから雲行きがあやしく、とうとう雷雨になった。すると突然の停電だ!即自家発電の小さな非常灯になったからよかったがこのホールで初めての経験。非常ベルがけたたましく鳴り響き、蛍の光のメロディまで流れている。退去せよ、という意味かと思い1Fの事務局まで飛んでいったら、「電気が復帰しました。1箇所落雷がありましたが心配ありません・・。」今日の利用者はUG会だけの貸切で少々心細かった。
YU君が月曜に伸ばしたので今日は2年の二人。EC君は助動詞の慣用表現。may as well(〜したほうがましだ) と might as well(〜したほうがましなんだが・・:仮定法の用法)の違いについても勉強した。和訳では関係詞の構文 Go first to those who you are sure will help you.(助けてくれる、とあなたが確信できる人のところに真っ先に行きなさい。) will help の主語はwho. You are sure they will help you.の they が関係詞 who に置き換わって文頭に出たもの。 you are sure が挿入されたもの、という説明もある。英作文もお茶大の問題をやってみた。70%得点できるようにがんばろう。KI君は動名詞の慣用表現をいくつか覚えた。It is no use 〜ing (〜することはむだだ)no use を no good と言ってもよい。Kyoto is worth visiting. は It is worth while to visit Kyoto.と不定詞を用いても言い換えられる。正確に解答できていたよ。 尾上
(追記)NHKの「世界ふれあい街歩き」でワシントンDCが紹介された。わたしはこの番組が大好きだ。女子アナやタレントが大声でキャーキャー叫ぶようなありきたりの観光地巡りのツアーではなくて、黙って気の向くままに自分の足でひとり歩きする雰囲気だから。地元住民のマナの声が聞けたり、カメラが準備もなく住居に招かれて日常生活を映し出すのがとてもいい。ちなみにDCとはDistrict of Columbia(コロンビア特別区)の略でどの州にも属さない。これで西海岸のワシントン州と区別するのです。
私が初めてこの街を訪問したのはもう20年も前。大学生の長男と2人ニューヨークから長距離列車アムトラックに乗って4時間、ユニオン駅に到着。合衆国の首都は予想以上に広々として落ち着いた都会だった。NYCを新宿の高層ビル街に例えればDCはやっぱり日比谷から霞ヶ関に至る官庁街の趣だと思う。中央駅のすぐ南があのキャピトル、オバマ大統領が就任演説をした国会議事堂だ。そこから西に向かって広い緑地がポトマック川に至るまで帯状に続き、両側に美術館・航空博物館・ワシントン記念塔が並び、そしてリンカーン記念堂から巨大な16代大統領がはるか正面にそびえる議事堂を睨みつけている。しかしこの首都にも貧しい少数民族のコミュニティがあって、私たちが夕食に出かけた街ではタクシーを降りた途端に黒人たちに囲まれてドキッとした。レストランや食料品店の入口で紙コップを手にしているのはチップをもらうため。ドアを先に開けてくれたりするが。
沼津東高では毎夏希望者を数名このDCに語学研修させている。創立100年を記念して始まり、以来ずっと同窓会が渡航費を補助してきている。米国の心臓部をナマで見てきた経験は生徒たちの未来に大きな影響を与えるだろう。私が引率した吹奏楽部の米国遠征(2002年春)もこの同窓会の援助によるものだった。沼津・カラマズー姉妹都市協会にもお世話になってホームステイや地元高校生との合同コンサートを経験できた。
先日、御殿場を米国の家族と訪問した大学院生のマシュー君は、一度社会人を経験している。私の次男と同じオハイオ州立大で修士課程を終了してからワシントンDCの日本大使館・文化広報部の職員となった。得意の日本語も生かせるしなかなか興味深い仕事だね、と私は思っていたのに彼は1年くらいで退職してしまった。日本の外務省職員の下働きでは雑用が多く、自分のアイデアが生かされず忙しいばかりだったそうだ。大きな組織になるほど個人の仕事はその歯車の一部。自分のアイデンティティが組織の中に埋没して、あるいは無理やり埋没させられていく。どうしてもアカデミズムを捨てられない彼は大学院に戻り、さらに日本文化での博士号を目指している。ご両親のように学問や教育の世界が向いているようだ。









