雪がやっと溶けて急に暖かくなったね。裏庭でフクジュソウの光沢のある黄色い花を17輪も発見。夕方「時の栖」の横を通ったらもう桜が2分咲き。同じ御殿場市でもずいぶん気候が違う。三島会場・裾野会場それぞれ3人ほど余裕があるので、新会員を募集することにした。20日(木)三島と21日(金)裾野・御殿場の朝刊に折り込みで広告を入れる予定。
今日は三島の4人に裾野のTA君、YAさんが加わった。MA君は3年第2回。有名な映画監督「黒沢明」の製作手法の話。Describe A as B(AをBだと説明する)が受動態になっていて和訳に苦労したね。TA君もこの和訳には苦労した。やはりSVを中心に文構造をしっかりつかむことが大事だよ。YAさんはここをクリア。英作文「彼がもう少しで自動車にひかれそうになった」では、「10中8,9(ほとんど)死ぬところだった」としてHe was almost killed by the car. と 副詞almost やnearly を使うんだ。長文は富山医薬大の難問「生命と神」に取り組んだ。代名詞 it やthat の指すものを明確にしないと文意がつたわらない。
SU君は85課「挿入」と86課「同格」を勉強した。和訳は良くできた。部活で遅刻してきたNU君は77課「無生物主語構文」その(1)だけやった。「人が人に〜やらせる」ならいいが、「物事が人に〜やらせる」というのは変だ!と思ったら、「物事で、人は〜となる」と訳してみよう、という趣旨の構文の話。This medicine will make you feel better. (この薬で気分がなおるよ)「原因―結果」の構文ともいえるね。78課その(2)も自宅でやっておいてね。
TAさんは4月からあたらしいテキストに入る。文法・作文をもうすこし掘り下げてみよう。今日は動詞や形容詞のイディオムをたくさん覚えた。長文は「元米国コロンビア大学のドナルド・キーン先生」の日本人評。外人への対し方が変だ!という話は面白い。先生は3・11がきっかけで最近日本に帰化したんだよね。カンマの扱いに要注意。
今週は20日(木)にもう一回、商工会議所で三島教室を開くので参加してください。先月休講の代替です。 尾上
(追記)40年前ドイツ旅行の帰りに買ったチェロも弾かなくなった今、甲陽学院と東京外語大で共通の後輩、澤真幸君のもとに預けてある。先日、澤君からメールが届いた。「チェロ発表会にデビューしました。オッフェンバックのデュオを私が1番、師匠が2番で・・・」。昨年、久しぶりに電話で誘い出して新宿のピカデリーで映画のオペラ「リゴレット」を一緒に見たときにそのチェロの話になった。さっそく御殿場の拙宅まで受け取りに来てくれて貸与したばかりなのにその上達の早さよ!添付のステージ写真には懐かしの我が愛器の姿もみられて感動!・・・澤君は私が中1,中2の2年間住んでいた同じ兵庫県宝塚市の出身で中学から6年間、西宮の甲陽学院に通った。幼い頃からバイオリンを習っていたから東京外語・英米科に入学後すぐオーケストラに入団した。数ヶ月後にファゴットというとても高価な珍しい楽器が団に加わった時、「澤君、この楽器やってみない?」と私が薦めたら、即答で「ウン!」。それ以後40年もファゴット(別名・バスーン)一筋できたのに、なぜ今鞍替え?70・古希の手習い?・・・澤君は大学卒業後ある都市銀行に就職し、英語力を生かして外国為替の部門で大活躍した。フルート吹きの団員と結婚してロンドンに駐在。その頃1976年夏、私はヨーロッパ一人旅で澤一家に居候してお世話になった。車でモーターウェイ(高速道路)をすっ飛ばし、オックスフォード大学や文豪シェイクスピア誕生の町ストラットフォードにも連れて行ってもらった。ロンドンのナショナルオペラで一緒にモーツアルトの「魔笛」も見た。パパゲーノが首つり間際に「ワン、ツー、ツーアンドハーフ・・」と、ドイツ語でなくて英語で歌うのが面白かった。
