3年のSさんは「否定」。いくつか初見の否定構文あり。 Only when he moved did I notice him.(彼が動いたとき初めて私は彼に気がついた。) Not until I visited him did I realize how ill he was.(訪問して初めて彼がどれほど具合が悪いのかわかった。)第2文は I did not realize how ill he was until I visited him.が元の文で、否定の意味の副詞節が強調のために文頭に出たので主文のSVが倒置されるのだ。第1文も Only when ・・・が「〜した時でしかない」という否定的な意味合いなので同じように否定語句が文頭に出たための倒置と考える。Sさん、「先週の学校のテストはここでのプリントよりずっと易しくって結構できたと思う・・」と。いいね。
2年生は「比較構文」。 not so much A as B. (AというよりむしろB)は B rather than A といえば簡単だ。つまり否定文なのに、日本語では肯定文で訳しているよ。実践女子大の過去問、 We do not so much believe what we see as see what we believe. AとBに当たる部分が動詞句になっているから難しいね、単語は実に簡単なのに。 asを「〜とくらべて」という意味の接続詞として直訳すれば、(我々は信じているものを目で見るのだ。それに較べると見えているものを信じるということ多くはないね。)だから、「〜というよりむしろ、・・・」となる。Y君は The 比較級SV〜, the 比較級SV〜.にも取り組む。この比較級の部分はそれぞれSOCMのうちのどれかの働きをしていることに注意。例えば The more experiences you have, the better you can tell someone else what you are seeing・・・ は As you have more experiences, you can tell someone else what you are seeing・・・better.(もっと多くの経験を積むにつれて、ますます上手に他の人に・・・を教えることができる。)という風に、比較級more やbetterの意味・用法をしっかり確認することが大切だ。
1年のSさんは「関係代名詞」の特別用法。(1)前置詞が前につく場合。(2)what の意味は「こと」「もの」に加えて「すがた」。(3) who, which がas になる場合。今日は参加が遅めでプリント1枚やりきれなかった。残りは家でやっておいてね。 尾上
(追記)ユネスコの世界文化遺産登録を記念して、遅ればせながら私も「富士山頂・剣が峰」に一人登った。4つの登山口の中で一番高いところに駐車場のある「富士宮口」2400mから6時間、くたくたに疲労困憊してやっと山頂奥宮に到着。過去3回とも5時間で登った同じコースなのに体力落ちたなあ。山頂はもう冬。風が強く5℃くらいの寒さ。もう1週間もすると「体育の日」あたりには初冠雪がある。閉山してどの山小屋も閉まって静かになった今がラストチャンス。草花のない砂漠のような味気ない登山道だけど、枯れたオトコヨモギやイタドリの合間にイワツメクサだけが緑の葉の中に星のような白い小さな花を咲かせていた。・・・他の人のまねをして下山に「ブルドーザー」専用の道を歩いたら、須走口の「砂走り」のようにとても歩きやすく速度がでる。30分も早めに6合目の「宝永山荘」に戻るとここだけはまだ営業していて、ジュースを買ったらお姉さんから「富士登山証明書」カードのプレゼント。「日本一高く美しい山に勇敢に挑み・・・その快挙をたたえ・・・」。去年のカードも一緒に2枚とはうれしいね。



