早い高校は明日から期末試験が始まる。夏休みの学校行事が控えていて早めに1学期の成績を処理しようということだ。H高校では梅雨明け前の7月中旬に登山教室や海浜教室を予定している。5月の中間試験が終わってまだ1ヶ月しか経っていないから学習範囲がとても狭い。狭いからかえって実力問題の割合が増えて、結果難しい問題になりがちだ。家庭学習用のテキストは早め早めに取り組んでおいて、試験前にあわてないようにしないといけないね。
3年生はthere で始まる倒置の文を学ぶ。 be 動詞を主語の前に倒置して、
Three cars were parked in the garage.が There were three cars parked in the garage. となる。いわゆるThere構文、つまり「〜が・・・にある。」という「存在文」だから、文尾には場所を表す語句が必要だし、主語になれるのは不特定のもののみ。人名とか、特定のthe car が主語の時はダメ。例文の主語をみるとすべて a、some、no などがついている。 There was Mt.Fuji seen clearly in the west.「西の方にはっきりと富士山が見えた。」というのはダメ。こう言うのを非文といいます。
2年生は形式主語(または仮主語)it の用法。長い不定詞句、動名詞句や that節、疑問詞節を後回しにして、仮に it に置き換えておく用法。従って、そのまま it に代入できるはずのもの。 ちなみにIt seems that S V 〜の文は、代入してThat S V 〜 seems.とはできないから(非文だから)この it は形式主語と言えないのです。
1年生Tさんは「倒置」と「強調」を学んだ。これで高校文法の勉強が一区切りついたので7月からは英文和訳や英作文を中心に実力をつけていこう。裾野教室にH高校1年生のSさんが加わる。中学3年の時に在籍した生徒で、1年分進んだ英語力をつけているはず。 尾上
(追記)「河口湖」の「ハーブフェステイバル」に行った。ラベンダーが見頃になったと、HPで情報を調べておいた、富士山が世界文化資産に登録されたから、人出で賑わうだろうなと渋滞覚悟ででかけた。が梅雨時のせいか、ツアーご一行の姿が意外に少なくてじっくり楽しめた。湖をバックに小高く広がる紫色のラベンダーの絨毯。ほのかな芳香が風に乗って漂う。一方、テント張りの方からうまそうな臭いにつられて行くと、富士宮やきそば、焼きトウモロコシなど。童心に戻って次々に買い食い。デザートにラベンダーソフトもいいね。近所のシバ犬の「ナツちゃん」がご夫婦とお散歩中。記念撮影の枠に上手に収まって大好評。
