２０１３年１月７日（月）三島ゆうゆうホールにて。
　３年生４人、２年生１人、中３生２人の計７名が勢揃いで新年１回目の教室スタート。そのうち３人は入学先が決定している。大学受験生はこの１９日と２０日がいよいよセンター試験。その獲得点が国公立大学前期、後期の志望先決定におおいに関係する。私立大学や推薦入試もセンター利用の大学がたくさんあるので１点をあらそうことになる。みんなガンバレ！
　中３のTさんは仮定法の２回目。少々難しい「仮定法未来」の働きを学んだ。接続詞as ifの後に来る仮定法動詞や、語句に仮定の意味を持たせる特殊構文など、高度なレベルを短時間にほぼ完全にこなした。理解力抜群だ。中３生はおもしろい。学校での授業内容に飽き足りない能力ある生徒はどんどん先取り学習させたい。ここはそのための学習塾になってもいいね。高校入学とともに学習内容が一気に２倍、３倍になって消化不良を起こす現状を見ると。尾上

（追記）今日は７日。用意しておいた市販の「七草がゆ」を食す。全くシンプルなお粥でコメを味わうものだね。午後、家内と散歩に「東山湖」の土手を歩く。パグという黒い小型犬と出合う。ブルドッグのような顔つきだが中国の犬でチンの仲間らしい。犬好きの人だと理解してすぐになついてくれた。いつものコースで締めは旧岸邸の「とらや工房」へ。松飾りもとれて客もちらほら。「おしるこ」と「お赤飯」をいただいて名残の正月を味わう。籐で編んだ干支の巳。

２０１３年１月４日（金）裾野市民文化センターにて。
　２月のホール予約をした。いつもの３４会議室もその隣の３６もすでに予約済みという。「宗教団体が借りていて、皆でお経をあげたりお香をたいたりするようでどうしますか？」とのこと。仕方なく豪華なカーペットの大部屋３３会議室を借りることにしたが、たった４人の利用ではもったいない。「ええーー！！会議室って会議するところでしょ？アコーデイオンカーテン一枚の向こうでお経の大合唱されたら大変な迷惑だし勉強どころじゃなくなる。そういう団体なら地下の音楽室か大ホールを借りるべきでしょう？」とクレームをつけた。
　３年生は明日と明後日センター直前模試だそう。冬休み中にどれだけ力が伸びたか心配なところだ。今日のプリントを添削して見る限りではあまり伸びていないな、いや時折トンチンカンなことをやっているぞ。仮定法の動詞の形を間違えたり、talking を taking　と読み間違えたり。日常の学校の授業では英語・数学が毎日かならず１時間ありその予習や復習に２時間くらいはかけているのだから、それで学力が発展または維持されているとすれば、冬休み２週間の自宅勉強もそれ相応の学習量が必要ということです。尾上

（追記）元日は下田白浜のホテルでお雑煮をいただいてから早めの帰宅になった。爪木崎の「スイセンまつり」が楽しみだったがまだ２・３分咲きだし海風もきついので。天城越えの途中、湯ヶ野で懐かしの「七滝」に立ち寄り「かに滝」前の茶店で「編み笠」と「編み篭」を買った。日射がきついときの畑仕事や、キノコ狩りに使おうと以前からほしかったもの。似合うかな？

２０１３年１月２日（水）三島ゆうゆうホールにて。
　「冬期集中講座」３日目。休みはたった２日間でも年末年始の過ごし方が悪いとすぐに読解力に跳ね返る。今日は４人ともちょっとひどかったね。数学でもそうだろうが思考回路が鈍るのだろうか、英文が読めなくなるのは恐ろしい。是非とも毎日すこしでもいいから英語数学の問題に取り組んで頭を熱く鍛えておいてほしい。怠けさせたらすぐに冷えてボケるよ。先生の大学受験のつらい実体験（東大一次と二次の間の過ごし方の話）が証明しているよ。いよいよ受験前日となっても、いつもと同様の時間配分で勉強しておくことが肝心。尾上

（追記）あけましておめでとう。大晦日は家内と暖かい伊豆へドライブ。年越しそばは修善寺の「禅寺そば」で舌鼓。下田のホテルで金目鯛と伊勢エビのごちそう。元旦は「白浜ビーチ」で１０００人の人々と伊豆七島「利島」の左にオレンジ色に染まる「初日の出」を拝みました。皆さんにも私たち夫婦にも今年はいい年になりますように。

２０１２年１２月２９、３０日（土・日）三島ゆうゆうホールにて。
　「冬期集中講座」始まる。３年生男子３名、女子２名が参加が意欲的に参加。推薦で明治学院の合格しているＮ君も参加している。センター試験は免除されないし、今後も英語の力を落としたくないから、と。Ｉ高校のＮさんが、英語で復調してきた。先頃、大妻女子大の推薦に失敗したのは衝撃が大きかったようだがすぐに立ち直った。最近のセンター模試では、「８０％とれました！」とのこと。「よかったあ。高１の時は英語がトップクラスだったんだから、そろそろ本物の学力がよみがえってきたね。本番では８５％を目指そう。あと１０点さ。」尾上

（追記）近所には散歩にちょうど良い場所がたくさんある。隣の東山地区には江戸時代、箱根の山水を灌漑用水にした「東山湖」がある。周囲はヨシノザクラの並木に囲まれ「逆さ富士」がきれいに写る。キャシー中島と勝野洋夫夫妻の瀟洒なお宅が前景になっている。土日ともなれば、湖岸は釣り人たちが完全に取り巻く。ニジマスとブラックバスがお目当て。あのイトウもつれるとか（？）
昔は子供たちと２匹の犬を連れて家族に格好の散歩道だった。昨日はここから、「日本の歩いてみたい道１００選」に選ばれた坂道を上った。御殿場駅スタートで「金時山」を目指す人もこの道がお決まりコース。御殿場ゴルフ場の側道で、映画監督の「黒沢明」の別荘がまだ立っている。急坂を登ってゴルフ場の先端まで来ると「御殿場温泉会館」がある。登山帰りに立ち寄っていく人が多い。こんどは山梨の三国連山と富士の大パノラマに向かってどんどん下ってゆく。

２０１２年１２月２８日（金）裾野市民文化センターにて。
　センターが今日で御用納め。５時には閉館するので、午前中に教室を借りた。Ｆ君が東北大模試、医大模試の添削済み答案を見せてくれた。英文和訳は随所に減点があるものの７，８割はこなしている。一方、和文英訳と自由作文で点がとれない。動詞の時制の扱いや前置詞を含む動詞句に弱点が見られる。いっそうの努力が必要だ。
２年のＳさんは「時間構文」の勉強。過去完了を用いる難しい構文だが正確によく理解できている。ただ今日も和訳で一苦労。ＳとＶのペアが発見できない。「英文はリニア（一直線）だからその順番で読めばいい。さかのぼりして日本語に訳し直す必要なし。」という指導をする教師がいるよね。しかしそればかなり乱暴な物言い。話し言葉には抑揚や文の切れ目があるから主要部分と補助部分の区別がつく。ところが書き言葉ではまさに一直線なので語句の軽重が分別しにくいよね。特にＳとＶの間に「埋め込み」された節や語句に気づくことがとても大切なのです。尾上

（追記）箱根外輪山のひとつ「丸岳」に登った。ＮＴＴの無線中継塔が目立つ山で長尾峠または乙女峠から１時間くらいのコースでは何度か登ったことがあるが、新たに我が家から一気に頂上まで登るコースを発見した。私と同様このコースを愛する同じ町内のＦ氏に教えていただいた。城山の「森山道」を５０分登ると駿河平に出る。ここはスカイラインのアクセス道路で昔のＲ１３８。なじみの茶店「しるこや」を横に見て、さらに笹藪の中の標識なき道を登ると昔の細い林道が残っているではないか。さらに６０分ほどで外輪山の尾根に出ると展望台があって真下に「芦ノ湖」、遠く小田原、秦野の市街地が見下ろせる。頂上まではあと２０分ほど。寒くなっても山はいいなあ！

２０１２年１２月２４日（月）三島ゆうゆうホールにて。
ブルブル！御殿場は初雪が舞ったけれど三島も寒い。連休でクリスマスイブというのに街中は人通りも少ない。中３のＴさんが一番乗り。今日はむずかしい「仮定法」の勉強の一日目。英検準２級受験の前に少し勉強したくらいというが、基本を教えたらほとんどすべての問題に正解。長めのエッセイもしっかり読み取れた。ますます成長が楽しみな生徒だ。
明治学院に合格の決まったＮ君は１月末の英検準２級に向けて勉強開始。目標の一つにＴＯＥＦＬもいいいね。慶応義塾に決まったＳ君もかなり高い英語力を養ったのだからレベルダウンしないように、大学の授業が始まるまでの４−５ヶ月、更なる勉強の目標を設定するといいね。今日Ｔ高校のＴさんが申し込んでくれて、冬期講習は３年生５人になった。センター対策と国公立二次・私大対策の二本立てで教材を作ろう。

（追記）小山の「富士霊園」に墓参に行った。富士山の宝永噴火で積もった火山灰の広大な敷地にある。篭坂峠から三国峠にむかってブナ林の楽しいハイキングコースになっている三国連山の中腹に当たる。普段は実に静寂の中だが、富士スピードウエイの隣だからレースのある日は車のエンジン音のすさまじさ。自衛隊の東富士演習場の着弾音にも匹敵する。ここへ行くと自販機で缶入りのキャラメル飲料を買うのが楽しみ。まさかりかついだ金太郎のかわいい人形。

２０１２年１２月２１日（金）裾野市民文化センターにて。
　Ｓさんは先週から会員になって今日が二回目。日頃学校の授業で英文和訳の練習が少ないせいか、すっきりした和訳ができない。この金曜日だけでなくて毎日の予習や復習でノートに書いてみることが大切だ。推敲して適切な日本語で表現できるようになりたいね。日本人なら日頃日本語という言語を介して思考しているのだから日本語が主、英語が従というバイリンガルを目指せばよい。和文英訳の問題にとりくんでも、日本語を意味でも文法でも正確に理解せねば、よりよい英語に近づけないはず。Ｓさんは英文の構造で修飾語（Ｍ）の配置が苦手のようだ。「ことばは階層をなす」ことを、樹形図を用いて例文で示したらよく理解してくれた。たっぷり練習をしていきたい。
　Ｆ君が駿台の東北大模試の結果を見せてくれた。英語の偏差値が低く判定が良くない。特に英作文が得点できていない。東北大二次は英文解釈と英作文、和文英訳の配点比率が５０−５０のようだ、特訓の必要あり。受験校についていろいろ話すうちに、現役なら浜松医大、東北大の医なら１浪覚悟と提案してみた。さあ、どうする？尾上

（追記）ことしこそは年賀状を期日前に書いて出そうと思いたちプリンターで作成を始めた。例年、はめ込み写真に南アルプスの「北岳」や「キタダケソウ」などその年に登った山や花の写真を使っているがこの２年は午後の半日登山で「金時山」「丸岳」｢三つ峠｣など近場の低山ばかりなのでこれはという自慢の写真がない。それでもこの夏、車で（！）上った伊吹山のお花畑は思い出深いのでそのピンク色のイブキジャコウソウにきめた。

２０１２年１２月１９日（水）裾野市民文化センターにて。
　今日はＫ君ひとりだけ。Ｓ予備校の冬期講習が始まってほぼ毎晩講座が組まれ今日水曜日のみフリー。大事な時期だから休みにはできない。さっそく信州大学の長文「世界のごみリサイクル」に取り組む。３０分経ったがお手上げの様子。The rest of （〜のうちのほかのもの）は何度も出てきて知っているはずなのに。「ええーっ？いつもは読めているのに・・・、今日の不調はナンデ？」聞いてみると、Ｋ君このところ社会や理科が気になって英数に時間がとれないとのこと。「英数は他の教科と違って、歯磨きのように３０分でもいいから毎日やってないといけないよ。崩していけないのは＜慣れ＞というより＜抽象化＞のプロセスだろう。数学は数式や図形で時間・空間をイメージする力だから、母国語から外国語の世界をイメージするのとよく似ているね。英語から３日離れていると感が鈍る。１ヶ月触れないとすっかり忘れる。志望校に合格してもその間英語に無縁だと２・３ヶ月後の最初の英語の授業についていけないかもしれないよ。」Ｋ君、「ああ、それで英語も、数学も最近点が取れないんだ。今のうち気づかせてもらって良かった・・・。」とニッコリ。尾上

（追記）小田原の「ロビンソン」という大型ショッピングセンターに行ってみた。東名の松田ＩＣから近いがそれでも４０分くらいかかる。帰りは箱根を越えてみぞれまじりの中を１時間半。新幹線が大駐車場の上を通り、ウエストとイーストの２棟にわかれる。驚いたのは売り場面積の広大さ。ここなら新宿や横浜に買い物にでなくても有名店の出店がいっぱい。椅子のクッションやセ−ター、お歳暮を買ったら福引き券を２枚もらった。引換所でパソコン画面にふれるとともに７等賞。パチパチパチとおねえさんの拍手をもらい金券５００円２枚をゲット！（写真）先日の「みかん山」

２０１２年１２月１７日（月）三島商工会議所にて。
第３月曜はゆうゆうホールが休館日なので、月に１，２回は通りの向かいに立つこの建物を借りる。使用料が割高だが年中無休で必ず借りられる。また管理が緩やかで、時間前に行っても入れるし、夜９：３０を多少過ぎても文句を言われないので生徒にきちんと対応できる。廊下はガラス一枚、隣室はアコーデオンカーテン一枚の向こうなので、勉強中に大声が響いてくることがあるがすぐに改善の苦情を言うことにしている。
　中３のＫさんが「先生、受かりました！」と嬉しそうに入室。英文エッセイが難問なので心配だったが、あの指導の仕方でよかったんだ。京都の同志社国際高校の帰国子女推薦入試にみごと合格した。よかった！「これからは英検１級を目指して勉強しにここに通います。」と実に意欲あふれる中学生。好きなことを見つけた子は明るく頼もしい。こちらも負けられないぞ。
　高２のＮさんからチョコレートをいただいた。パリ修学旅行！のおみやげ。今日は７人全員そろい踏みでとても忙しく、パリの土産話を聞く間がなかった。２年生は接続詞 as や as far asの用法の勉強。複雑な英文を読み解くには、従節：接続詞ＳＶの発見、等位接続詞and やor が何と何を並列しているかの発見が単純ながら一番重要だ。Ｎさんもう一歩、ガンバレ！尾上

（追記）１５日、伊東で「みかん狩り」。童謡「みかんの花咲く丘」はここが舞台だった。７年前、東外大ロシア科の同窓生４人で始めた「望露会トレッキング部」の例会がこれで５６回目。ＪＲ宇佐美駅に集合して「巣雲山」の尾根歩きを楽しんだ。小雨模様のため途中から浜辺歩きに切り替え、伊豆東海岸の海風を一杯吸い込んでリフレッシュ、老舗旅館の温泉につかってはおおいに鋭気を養った。

２０１２年１２月１４日（金）裾野市民文化センターにて。
高２のＳさんが入会。現会員の紹介もあり、「いろいろな塾にいってみたけれど講義式では効果がなくって。」とお母さん。「受験前の３年生に迷惑がかかりませんか？」と。「今この裾野では３年生が２人だけなので十分対応できますよ。さっそく今日から３時間みっちり勉強しましょう。」用意しておいたプリントで入試の英文和訳をやってみる。概して理解力はかなり高いのだが、Ｓ高校ではまだ構文中心の英文理解に時間をさいていないようで、なかなか日本語で正しく表現できない。英文を英文のまま理解すればよい、という教育方針のようだ。日本の大学をめざし日本社会でバイリンガルを目指すのなら、日本語との対比や互換性にも十分注意を向けなければいけない。指導が楽しみな生徒だ。尾上

（追記）小涌谷から箱根塔ノ沢まで登山電車でくだり、友人と「湯坂道」を歩いて「浅間山」（８００ｍ）に登った。石畳や山城の跡が残り、桜や松の大木、かえで並木があったりするので普通の山道でないことがよくわかる。名残りの紅葉がまだ楽しめた。あるブログから拝借・・「湯坂道は１６０３年（慶長８年）に旧東海道が造られる前の街道です。８０３年（延歴２１年）に足柄道が富士山の噴火で一時閉鎖されて、代わって湯坂道が開かれました。江戸時代に入り交通量が多くなり坂の多い湯坂道は人馬の往来に向かないことと戦略上の理由から二代将軍徳川秀忠が１６１８年に旧東海道を開き湯坂道にかえました。」と。写真は昨日箱根西麓から富士の雄姿。