「富士山のタカネバラ」
富士山の「山開き」まであと10日あまり。予報が当たって朝から青空が広がってきたから、さあ今日は富士山「須走ルート」でミニ登山だ!フジアザミラインから五合目をめざしぐいぐい登っていく。土手の上でシカが2頭こちらを振り向いた。昨年観光バスがブレーキが利かなくなり横転して女性客が死亡した悲惨な事故現場を通った。下りはギヤをローに入れて、フットブレーキをできるだけ使わないようにしないといけないのに、27才というその若い運転手は急坂の経験が足りなかったのかなあ。ブレーキを踏んでばかりいる似たような運転の車をよく見かけるよ。私も気をつけなくては。
五合目登山口の駐車場はまだ車もまばらで外人のグループが目立った。山頂まで登る人もいるが、この時期山小屋は閉じているので皆日帰りのはずだ。10:30だ、さあ出発しよう。フジハタザオやヘビイチゴが咲きナナカマドの白い花も美しい。コケモモと紅花イチヤクソウの群落が現れホッと一息。雲が流れて富士山頂が見えたぞ!その右に「こいのぼり」が泳いでいるのは新六合目の「長田山荘」だな。13:00に着くと、この小屋はもう開業していて外人客ばかりでにぎわっていた。今日はここまでにして帰りは「砂走り」を一気に下ると早いぞ。五合目「東富士山荘」の「きのこパスタ」が楽しみだ。店の前には今日のお目当ての真っ赤なタカネバラが咲いているはず・・・
しばらくは「裾野教室」の授業のない木曜日もブログを続けたいと思います。「教育」にまつわる個人的エピソードを中心に半世紀前を振り返ってみます。
「英語教師 なりはじめ〜11」
初めて自動車の運転免許を取ったのは稲取高校に赴任した年に、放課後になると3年の生徒達が熱川の自動車教習所に送迎バスで通う時に引率する係の担当になった。生徒たちが終わるのを待っている間に、「先生も免許取りませんか?」と所員に誘われて練習を始めた。仕上げは沼津の試験場に行き受検したらなんとか合格できたから役得だったなあ。その年、買った車が中古の真っ赤なトヨタ・パブリカ800で横浜ナンバーのままで走っていた。まだ教員の自家用車が360ccの軽ばかりで校長先生も軽トラで通っていた時代にちょっとナマイキな若者だった。
その後はトヨタ・コロナやマツダ・グランドファミリア、ニッサン・ローレルにも乗ったが、中古のクラウンにしてからは4台くらい続いた。先月5年乗ったクラウンが故障ばかりするので、カローラ1500の中古に乗り換えた。セダンからステーションワゴンへの大転換だからまだ慣れないが、後部座席をフラットにしてすべて荷物スペースにしたからきっといろいろ便利だろう。ベンツやBMWのような外車までがハッチバックのスタイルになる時代で、特に黒色だと霊柩車のようで不吉な感じもするから抵抗していたがもう無理だ。折り畳み自転車を乗せるにも便利だし、登山の時には脚を伸ばしてひと眠りもできるし。 尾上
