2023年5月25日(木)
「戸隠奥社の花たち」
先週「信州旅行」で宿泊した「テラス蓼科」は、さすが世界の「トヨタ」が経営しているだけあって贅沢な高級感あふれる「4つ星ホテル」なんだ。高校の同窓会が今年も実施した「蓼科合宿コンペ」に参加してここに格安の料金で宿泊できたよ。3年間同じC組でブラスバンドでも一緒だった吉村君が神戸大を出てトヨタで大活躍したものだから、「社友」の彼が幹事をやると12人の参加者も同じ扱いをしてもらえるのだ。このホテル滞在のメリットがもう一つあるよ。ホテル主催の「ワンデイトリップ」に参加すると、「上高地」「乗鞍山頂」など、ふつうは自家用車では行きにくい観光地にホテルのマイクロバスで案内してくれるんだ。それも無料で!
合宿最終日の木曜日は「戸隠」だった。早朝私たち夫婦が乗り込んだらバスはホテル滞在客で超満員!伊藤君夫妻や大西君も今日はゴルフをやらずに乗車した。バスは長野市に向かって高速を走る。運転している島館さんのガイドも手慣れたもので名調子だ。昨年訪れて「御開帳」でにぎわった「善光寺」の前も素通りして、「七曲」の急な坂を満員のバスが登っていく。やっと「戸隠神社」の広大な社域に着くと、バスは「中社」の鳥居を横目に見てさらに「奥社」に向かった。ここで3時間の自由行動になったのでまずは二人で昼食だ。もちろん「戸隠そば!」。そして有名な参道の「大鳥居」「随神門」や「杉並木」を見て「森林植物園」に向かうと、そこには薄紫色の高貴な「トガクシショウマ」が・・・
しばらくは「裾野教室」の授業のない木曜日もブログを続けたいと思います。「英語」にまつわる個人的エピソードを中心に半世紀前を振り返ってみます。
「英語教師 なりはじめ〜6」
島商での9年間は、よい同僚やよい生徒たちに恵まれ充実した年月だった。「稲取高校」から「島田商業」に転勤した1970年の夏休み、先延ばししていた新婚旅行の行先としてソビエト連邦の「シベリア」に決めた。私が大学の4年の時、アルバイトでロシア語を教えたことが縁で親しくなった家内とは3年後に結婚した。日ソの航空協定がまだ結ばれず、「ソ連旅行」が一般的でない時代だったが団体旅行会社の「シベリア・ツアー」に参加した。
8月、横浜の大桟橋に横付けしたソ連船「バイカル号」に乗り太平洋岸を北上。「津軽海峡」を通って3日目に日本海の対岸にある「ナホトカ港」に上陸した。そこから「ハバロフスク」まで夜行列車で15時間、さらにソ連の国内便でシベリア最大の都市「イルクーツク」に飛んだ。近郊の「バイカル湖」や世界最大の「ブラーツク発電所」にも脚を伸ばした。広大なシベリアの大地、白樺林、建設の意欲に燃える若者たち、どれも思い出深い旅になった。ツアーにはロシア人の現地学生がアルバイトの通訳をやったがたどたどしい日本語なのて、私がたびたび通訳を買って出た。大学3年でシベリア行の材木輸送船、4年でモスクワからの合唱団で通訳やったから自信あった。 尾上