2023年2月23日(木)
御殿場市民会館にて
「新宿で傘寿を祝う同窓会」
大学時代ロシア語科で一緒だった仲間から「久しぶりに新年会をやろうよ」と誘われ、東京新宿まで家内同伴で東名高速を飛ばして行った。会場は新宿駅西口の「住友ビル」、俗に「三角ビル」と呼ばれる「三角柱」の形の高層ビルで、その47階にある会員制の「住友クラブ」だった。大きなガラス窓から東京の大きな青い空の下に「新宿御苑」と「西口広場」が見渡せる。少し遅れて到着し和室の掘りごたつに脚を突っ込むとすぐに乾杯で昼食会が始まった。「コロナがやっと収まってきたね。ウクライナ戦争はまだまだ続きそうだけど。そういえば皆さん傘寿かな?」という人あり。そうだよ!私も1943年生まれで今年6月に80才だし、昨年だったとか来年にはという人もいた。
このクラブでやる食事会は今回が2度目で、前回は夫婦4組で和気あいあいのムードだった。私をはじめレギュラーの4人は、2007年からコロナで中止までの15年間で合わせて116回もトレッキングをやってきたよ。「富士山」「箱根」「丹沢」「筑波山」だけでなく、泊りがけで遠く群馬の「赤城山」や「尾瀬」、栃木の「日光」、長野の「八ヶ岳」や「八方尾根」まで足をのばした。「山旅」に出かける亭主を温かく送り出してくれた奥方たちに感謝の気持ちを込めて開催したのが前回の食事会だったが、今回の同伴は私だけ。病気するまでは私たちと5人で一緒に山に登り皆の先頭を歩いていた女強者だったよ・・・
2年生のMUさんは前回「空所埋めの問題」、@We can ( ) this rule to the case.とAWhen are you going to ( )for the job?で、共通の動詞は何か?が難しかった。答えはapply(アプライ)で、@「この規則はその場合に当てはめられる。」A「いつその仕事に応募するの?」の意味。applyの原義は「〜を〜に添える」だから「適用する、応用する」だし、「自分を〜に当てはめる」の意味なら「〜に対して応募する、志願する」にもなる。名詞形のapplication(アプリケーション)は、スマホに適用させるソフト、「アプリ」のことなんだ。今日は「直接話法」と「間接話法」の書き換えで難しく、たくさんの表現を勉強した。
IKさんは前回「誤文訂正問題」で、Nuclear power has become to play an important role in modern industry. (原子力は現代産業で大事な役割を演ずるようになった)では、come to playが正しい。「〜になる」が不定詞を伴うときはcome to〜、get to〜、learn to〜となるよ。今日は「様態」の接続詞As〜, so・・「〜のように、そのように・・」を勉強した。As you treated me, so I will treat you.「私を扱ってくれたように、(そのように)私もあなたを扱ってあげます」で、soは「副詞」だから言わなくてもよいが前半が長い時に、主文の前において区別するものなんだ。If 〜, then ・・. 「もし〜なら、それなら・・」というのもあるよ。
3年生のWAさんは前回英作文で、「努力が報われたと君が思う時が必ず来るだろう」は、The time when・・・will come.が基本だけれど、長めの「関係副詞」の節を後回しにする方がいい。The time will surely come when you think your efforts have been rewarded. 今日は「アメリカ女性の独立心」を読んで和訳した。The women were alone in a new, undeveloped country with their husbands. でaloneが「一人きりで」 だとおかしいね。複数形なら「二人だけで、三人だけで」ともなるよ。「その女性たちは、新たな未開の国で夫と二人きりであった」。つまり、ヨーロッパから移住してきたのは若い夫婦が多く、年長者はついてこなかったから女性が伝統にしばられずのびのびしていた、ということだ。
次回の「御殿場教室」は26日(日)に、「裾野教室」は3月2日(木)に変更し曜日をもとに戻します。「御殿場教室」は毎週日曜日に、そして「裾野教室」は3月9日(木)以降毎週木曜日に、「時の栖・高原ホテル」の1階、「コワークスペースALPS」でやります。18:00〜20:00の2時間です。
3年生はいよいよ25日、26日が国公立大学の入試ですね。ICさんもWAさんもこの一年でぐいぐい英語力がついて自信にあふれているから気楽な気持ちで戦ってきてください。3月2日にまた会いましょう。 尾上
