裾野市民文化センター
「大葉馬の鈴草」
昔の「鎌倉街道」の仙石原に通じる「乙女峠」道を登っていたら、次々と薄紫色の「コアジサイ」が咲いていて甘ーい香りを漂わせていた。その近くに珍しい花を見つけたよ。まるで楽器のサキソフォーンの形に似て、食虫植物のウツボカヅラのような奇妙な花の名はオオバウマノスズクサ。他の木にからんで2mほどに伸びあがったつる性の植物の大きな葉の陰にこんな黄色の花がいくつも咲いていた。こんな長ったらしい花の名も珍しい。昔の人は馬の首にこんな形の鈴をつけたのかな。虫が入るとなかなか出にくいので受粉を助けてくれるらしい。
20日、誕生日の記念になるように302回目の金時山は、「乙女峠」のトンネル下に駐車してわざわざ一番長いコースで登って行った。これは毎年一回「ご来光」を仰ごうと、新年の夜明け前に我が家を出発して、ヘッドランプを照らして山頂まで登っていくコースだ。登りきると左折して、今度は「長尾山」を目指してさらに急な傾斜が続くが、長尾山頂からは神奈川県境の尾根歩きでさらに2回アップダウンを繰り返すと「金時山」が目の前に現れた。秘密の大岩に寄り道してみたら、直立の岸壁にあった!純白のオノエランが2株だけ咲き残っていた・・・
KA君は前回「時制」で、「この時計は5年前に買ったが、まだ一度も修繕させたことがない」の英訳は、I have never had this watch mended since・・のように、have+物+edの構文で書くのだった。後にsince節が来るから「させる」のhaveを「現在完了形」にしないといけない。今日は「仮定法現在」の勉強で「要求、提案、主張」などの文の内容には動詞の「原形」を用いるということ。それは、「まだやってない、やったほうがいい」という意味を表すから「仮定法」の考えだね。問題のThe woman suggested that Joan play her some records.も原形のplayに注意して、「その女性は、ジョーンが自分にレコードを何枚かかけて聞かせてくれるようにとお願いした」。直接話法ならYou should play me some records. と言い換えられるね。
YAさんは前回「受動態」で語句並べ替えをやった。「彼は無理やり仲間に引っ張りこまれた」は、He was forced into the group against his will. でこのwillは名詞の「意思」の意味なんだ。今日から「比較構文」に入った。Use as much English as possible when you talk with pupils. 「生徒と話すときはできるだけたくさんの英語を使いなさい」で、as possibleはas it is possible to〜の略で「〜するのが可能である場合とくらべて」でasは「接続詞」。前半のas much〜は「同じくらいたくさんの〜」で副詞のasなんだ。asとasの間には1語と限らないことに注意しよう。Give everyone a chance to read and speak English, however bad and slow the pupil’s reading and speaking may be.「すべての子に英語を読み話す機会を与えなさい。その子の読みかた話しかたがどんなに下手で遅いとしても。」 尾上
