2022年5月8日(日)
御殿場市民会館にて
「須走の浅間神社例大祭」
5日は「子供の日」で天気もよく全国各地で様々なイベントが開催されたようだ。山梨忍野の「杓子山」中腹に登っての帰り路、「須走」に立ち寄って「浅間神社」の社叢で大事に手入れされ咲きだした「山シャクヤク」やラン科の「エビネ」「クマガイソウ」を見つけた。本殿に向かうとたまたまこの日、朝から始まった「神社の例大祭」が終了するところで、拝殿から真っ赤な面を付けた「天狗」が現れ、黄金色に光る御神輿がおごそかに後に続いて行事が終わった。偶然いいところに来合わせたなあ。
この日は座間市に住む花友のUEさんから、絶滅危惧種の「コアツモリソウ」を見に「立ノ塚峠」まで行きませんか、とのお誘い。後を追いかけるように「峠」まで登ると、ほかにも女性が6人でお弁当の最中。箱根ビジターセンター主催のガイドツアーでも活躍した博識のYAさんの案内できた友人たちだった。みなさん野の花が大好きで私よりもずっと「花探し」のキャリアが長い。「コンロンソウ」「白花タチツボスミレ」「ヒメフタバラン」など、またまた新しい花の名を教わりメモ帳に書きつけたよ・・・
新2年生のMUさんは、めったにないことだけれどなんと1年生のうちに「英検準1級」に合格したので、次はいよいよ「1級」をめざして頑張っている。提示された「トピック」に「賛成/反対」の趣旨で英文を書く。形式は似ているが問4の「英作文」が100語から200語という長さになったこと。パラグラフも3つ以上で構成し、指定された「キーワード」を3つ含めないといけないからなかなか難しい。今回は「未来はロボットの世界か」で賛成意見を書いてみた。なかなかよく書けていて、数か所訂正するだけでOKだった。今日は「香川大」の英文が難しかった。Let children learn to judge their own work. A child learning to talk does not learn by being corrected all the time. は「子供には、自分のことは自分で判断できるようにさせてあげなさい。 話しかたを学んでいる子供はしょっちゅう訂正されることで話せるようになるのではない」。子供がlearn to〜するのは「学ぶ」というより、成長とともに「〜になる」の意味で、get to〜とかcome to〜と似た意味だ。
3年生のICさんは前回英文「読書の習慣」で、部分訳をやった。Some modern children seldom, if ever, read for fun. 「現代の子供は、楽しみで読書するなんて仮にあっても滅多にしない子もいる。」 挿入語句のif ever(仮にあっても)が否定のseldomを修飾している文。今日は「京都外語大」の英文がうまく訳せた。His favorite theme was that life has ups and downs and that each person has to come to terms with his own share of misery. 「父の好きなテーマは、人生には浮き沈みがあるから人はみな自分に割り当てられた分の不幸を受け入れるようにならなければいけない、というものだった」。このandはthat以下と前のthat 以下をつないでいて、しかも動詞がwasなので「ひとつながり」の事態だとみる方がいい。
WAさんは前回、長文「TVは受動的か」で部分訳が難しかった。Watching TV is no more passive than observing a landscape, listening to music, or reading a book.は例の「クジラの公式」だね。「クジラが魚だ、というのは馬が魚だというのと同じこと」という意味だったね。「テレビを見るのは、景色を見ることや音楽を聴くことや本を読むのと同じく受動的ではない。」ここではルール「A and A’」の応用で、orも3つの-ingを並列しているね。今日は「譲歩構文」で、Whatever he does, he will succeed.(彼は何をやったとしても成功するでしょう)の前半は、No matter what he does, 「何をやるかに関わりなく」と言い換えできるから「疑問詞」を使う「譲歩構文」で、後の文を修飾している。もし「カンマ」なしでHe will succeed in whatever he does. なら「彼はやることならなんでも、成功するだろう」の意味で、whateverはanything whichと同じ意味になるから「複合関係代名詞」と言ってよい。その違いが参考書や教科書にはうまく説明されてないね。 尾上
