御殿場市民会館にて
「トンボ池のミズバショウ」
三島より10日春の訪れが遅い御殿場で「桜まつり」が始まった。亡き宮様の茅葺の母屋に覆いかぶさるようなシダレザクラが人気の「秩父宮記念公園」あたりはたくさんの人出でいつも混雑する。昨日は天気も良いので自転車を引っ張り出してその桜並木の大通りをスイスイと通過した。「東山」に来ると「観音堂」の赤い欄干が滝のようなシダレザクラと美しいコラボ。「アウトレット」に向かうマイカーの渋滞を横目に「御殿場線」を越えると、「深沢」地区の住民たちで守っている「トンボ池」に着いた。
ここはちょっとした「桃源郷」だ。「鮎沢川」の崖にかかる「東名高速」の赤い鉄橋の下に「トンボ池」がひっそりと。池畔にフジザクラやコブシの花が咲き乱れコロコロコロと鳴くカジカガエル。7歳くらいの少女と弟が後からついてきて私になにかと話しかける。(昔から小学生の女の子にモテル?犬やミーアキャットにも!)ザリガニ釣りにきてお母さんだけむこうで虫取り網を池に突っ込んで夢中になっているよ。崖を登ったところには尾瀬から取り寄せたミズバショウが今年も純白の花をいちめんに咲かせて・・・
今日から新年度の授業開始。新たな入会者がなく、WAさんもお休みなので新2年生のMUさんと二人きりの授業になった。今年も2年生は文法と読解力を強めるために山口書店の「重要構文101」に決めた。1年生で習得した「英文法」を今度は構文の中で発展させ、さらに応用して入試の英文が正確に和訳できるようにするのに最適なテキストだ。
MUさんは学習意欲がみなぎっているなあ。実力テストではクラスで1番になったそうだ。昨日の「春期講習」4日目のプリントを添削して解説した。「関係詞」を使う文の並べ替えが難しかった。「私たちにできることは事態がどのように進展していくかを見守るだけです」は、「できるすべては〜だ」だからAll we can do isで始める。「〜を見守ること」はto wait and see〜でhow things will turn outがその「目的語」になるよ。
今日は「重要構文101」の1回目で不定詞の用法「how to〜」を勉強した。Books have always been a source of information, comfort and pleasure for the people who know how to use them. 「本というものはその使い方を知っている人たちにとって、昔からずっと情報源となったり心の癒しや楽しみになってきた。」how to useは「使い方」でいいけど、正確にはhow they should useのことだから「それをどう使ったらよいか」の意味だ。what to useなら「何を使ったらいいか」だね。ここではandの扱いが難しいので「A and A’のルール」を説明した。「andの後と同じ種類の単語や語句を前で探して並列する」という単純な規則だけれど、これからもずっとこの応用力が求められるよ。
ご父兄の皆様・・・雨の日曜日、「御殿場市民会館」の教室で新年度が静かに始まりました。新聞の折り込み広告の効果なく、御殿場教室には新入会する生徒がいませんでした。昔は毎回5人くらいが入会してくれたのに。現在は新3年生1名、新2年生1名なので、できれば各学年に1名ずつ増えると授業に活気が戻っていいな、と願っています。皆様のクチコミでぜひお知り合いにご紹介いただけると幸せです。 尾上









